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東大阪市

あしあと

    市政だより 令和7年4月号 4・5面(テキスト版)

    • [公開日:2025年3月21日]
    • [更新日:2025年3月28日]
    • ID:41332

    令和7年度 市政運営方針
    より良い未来のため、堅実な一歩を踏み出す

    市長 野田 義和

    令和7年度は、東大阪市第3次総合計画の折り返し地点に差し掛かる年度となります。

    共通の目標やゴールを見据え、協力して創り上げていく「協創」の考え方を基に、東大阪市に携わるすべての人々とともに、今までにないチーム力で「つくる・つながる・ひびきあう ―感動創造都市 東大阪―」の実現をめざすことをあらためて胸に刻み、東大阪市のより良い未来のために堅実な一歩を踏み出してまいります。

    本市の人口動態につきましては、令和4年より転入超過が継続しております。令和6年も引き続き転入超過が見込まれており、この流れを止めることなく、さらなる増加につなげていくことが重要です。私が5期目のマニフェストに掲げていた、第2次実施計画の目玉である「保育料の無償化」、「在宅子育て家庭への支援」、「小・中学校、義務教育学校全ての学年で給食を無償化」、「修学旅行の無償化」と「塾代助成制度」の5つの次世代への投資や子どもの権利に関する条例の制定、市町村こども計画を見据えた子ども・若者計画の策定などの子どもファースト施策を推進してまいります。

    また、次世代への投資の加速と子どもファーストを中心とした各般施策を着実に推進するにあたり、より一層の効率的かつ健全な行財政運営は不可欠であります。本市においては、「行財政改革プラン2025」におきまして、「選択と集中」「持続可能な財政運営」「これからの行政運営を担う人材の確保・育成」の3つの柱を中心とした基本的方針を継承しながら、着実に行財政改革を推進してまいります。

    若者・子育て世代に選ばれるまちづくり

    若者・子育て世代に選ばれるまち 東大阪
    5つの次世代への投資

    1. 就学前
      2歳児保育料無償化【令和8年度から】
    2. 子育て世帯
      在宅でも預けやすく遊びやすく【支援をさらに充実】
    3. 小中学生
      全学年給食費無償化【令和7年度から】
    4. 小中学生
      修学旅行無償化【令和9年度から】
    5. 中学生
      塾代助成(所得制限あり)【令和9年度から】

    保育料の無償化と在宅子育て家庭への支援

    令和8年度から2歳児の保育料無償化を実施します。

    また、保育料の無償化とあわせて、一時預かり事業やこども誰でも通園制度などの在宅子育て家庭への支援強化を行います。

    小・中学校、義務教育学校全ての学年で給食を無償化

    令和7年度から小学校1年生~小学校4年生の給食無償化を実施します。

    これにより、小・中学校、義務教育学校の全ての学年を対象とした学校給食無償化を実現します。子育て世帯の経済的負担の軽減と、質も量も落とすことなく安全で安心なおいしい給食の提供に努めます。

    修学旅行の無償化と塾代助成制度の制度構築

    修学旅行については、小・中学校、義務教育学校の令和9年度対象者から無償化を実施します。また、塾代については、生活困窮世帯の中学生を対象とした助成制度の実施に向け、制度構築を行います。

    高齢者が活躍するまちづくり

    認知症の早期発見・支援

    「団塊の世代」の方が今年75歳以上となり、今後認知症の前段階である軽度認知障害「MCI」の方の増加が見込まれます。

    「MCI」は早期に予防策を講じることで、認知機能の改善や認知症への移行を遅らせることが期待できるため、早期発見・早期支援に資する事業や、ICTを活用した認知症予防事業に取り組みます。

    高齢者のウェルビーイングの実現

    人生100年時代といわれますが、その長い人生をいかに元気に、いかに幸せを感じながら全うできるかが重要となります。

    介護予防の視点からも、リカレント教育や生涯学習の重要性を高齢者に意識をしていただき、高齢者のウェルビーイング(生きがい、幸福感や満足感)の実現に取り組みます。

    継続的な介護予防と新たな地域活動

    令和4年度から令和6年度にかけて、介護予防プロジェクト「トルクひがしおおさか」を実施しました。講座終了後も参加者によるグループ活動が自主的に行われるなど、継続的な介護予防と新たな地域活動の素地にもつながりました。

    令和7年度以降も、これまでの実績と課題を踏まえながら、より多くの対象者へと拡充していきます。

    人が集まり、活気あふれるまちづくり

    にぎわいの創出

    河内永和駅と俊徳道駅の駅前交通広場に人工芝や噴水、ミストなどを設け、にぎわい集える場を整備しています。

    今後、大阪モノレールの南伸事業でかたちづくられる3つの新駅の駅前交通広場についても、にぎわいが創出できるような居心地の良い空間づくりに取り組みます。

    東大阪の魅力を世界へ発信

    大阪・関西万博には、100社を超える市内企業がさまざまな形で参画します。このビジネスチャンスを逃すことなく市内企業の情熱とチャレンジ精神、高い技術力を世界へと発信していきます。

    また、世界中から訪れる観光客に本市を訪れていただくため、大阪観光局や民間企業などとも連携して本市の観光スポットなどの魅力についても発信していきます。

    公園のもつ魅力を活用

    令和6年度から行っている八戸の里公園の整備が令和7年度中に完了します。公園のもつ魅力をさらに活用し、あらゆる世代が居心地の良い空間として集える公園へとリニューアルします。

    ここでは市政運営方針の「3つの重点施策」を紹介しましたが、このほか行政が取り組む「7つの分野別施策」があります。市政運営方針の全文は市ウェブサイトをご覧ください。

    問合せ先
    企画課 06(4309)3101、ファクス 06(4309)3826

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

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