市政だより 令和6年5月号 1・2・3面(テキスト版)
令和6年度予算決まる
“笑顔”溢れるまちへ
Topic
第3次総合計画 第2次実施計画を策定〈4面〉
個人住民税の定額減税〈5面〉
東大阪市民ふれあい祭り 前夜祭5月11日(土曜日) 本祭り5月12日(日曜日)〈11面〉
市政だよりのタイトルには、東大阪フォントを使用しています。東大阪フォントは、企業同士のつながりや東大阪で生まれる部品がつながることでさまざまな製品となり、世界をつなげていることをイメージした、オリジナルのフォントです。
令和6年度予算
今年度予算が、令和6年第1回定例会で決まりました。
一般会計の予算は、2215億1600万円で前年度より111億400万円の増額となっています。
コロナ禍からの脱却が進み社会経済活動は正常化したものの、物価高騰による市民生活への影響が続いています。引き続き対策を講じていくとともに、今日的な社会的要請を踏まえたDX・GXの推進や防災・減災対策にも積極的な予算配分を行いました。加えて、これまでの成果を踏まえ、効果的な取組みは継承しつつ、さらなる改革と成長をめざします。特に、子どもファーストの視点で多くの子育て世帯が次世代への投資を実感できる施策に重点化を図りました。
- 問合せ先
- 財政課 06(4309)3124、ファクス 06(4309)3826
会計別予算額
- 一般会計
-
- 令和6年度予算額
- 2215億1600万円
- 令和5年度予算額
- 2104億1200万円
- 増減額
- 111億400万円
- 増減率
- 5.3パーセント
- 特別会計
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- 令和6年度予算額
- 1291億2600万円
- 令和5年度予算額
- 1272億6700万円
- 増減額
- 18億5900万円
- 増減率
- 1.5パーセント
- 企業会計
-
- 令和6年度予算額
- 466億5300万円
- 令和5年度予算額
- 449億8100万円
- 増減額
- 16億7200万円
- 増減率
- 3.7パーセント
- 一般会計 教育や福祉、土木など市の基本的な事業を行うための会計
- 特別会計 国民健康保険料、介護保険料など特定の収入をもって特定の事業を行うことで収支を明確にした会計
- 企業会計 独立採算により収益を上げて運営する会計
歳入
・歳入予算の構成については、市税が約789億円と歳入予算の35.6パーセントを占め、次いで主に特定の事業を実施するため国から支出される国庫支出金が約619億円(27.9パーセント)、地方交付税が252億円(11.4パーセント)となっています。
歳入 2215億1600万円
- 市税 788億6900万円(35.6パーセント)
- 国庫支出金 619億円(27.9パーセント)
- 地方交付税 252億円(11.4パーセント)
- 府支出金 180億500万円(8.1パーセント)
- 交付金など 174億800万円(7.9パーセント)
- 市債 66億1000万円(3.0パーセント)
- その他 135億2400万円(6.1パーセント)
歳出
・歳出予算の構成については、福祉や子育て支援などに要する費用に約1231億円と歳出予算の55.6パーセントを占めています。次いで道路や公園、まちづくりなどに要する費用に約206億円(9.3パーセント)となっています。
歳出 2215億1600万円
- 民生費 1231億2900万円(55.6パーセント)
(福祉・子育て支援など) - 土木費 206億800万円(9.3パーセント)
(道路・公園・まちづくりなど) - 総務費 187億円(8.4パーセント)
(庁舎管理など行政の運営) - 教育費 168億2000万円(7.6パーセント)
(学校教育・生涯学習など) - 公債費 161億3600万円(7.3パーセント)
(借入金の返済) - 衛生費 148億2800万円(6.7パーセント)
(健康増進・環境保全など) - 消防費 64億2200万円(2.9パーセント)
(消防・救急など) - その他 48億7300万円(2.2パーセント)
主な事業概要
事務事業
小学校(5年生・6年生)給食費無償化事業 2億6900万円
学校給食費を恒久的に無償化
こども誰でも通園制度試行的事業 4831万円
生後6か月~2歳の未就園児を親の就労要件にかかわらず保育施設に一定時間の受入れを試行的に実施
子どもの文化芸術体験事業 1500万円
文化創造館Dream House大ホールで子ども向けオペラの開催
ふれあいオンラインルーム事業 1054万円
不登校児童生徒に対して教育メタバース(仮想空間)を活用した学習支援を導入
キャッシュレス決済導入経費 1348万円
保育施設でキャッシュレス決済を導入
3次元都市モデル作成・防災啓発経費 2654万円
土砂災害警戒区域における3D都市モデルを活用した土石流氾濫シミュレーションを作成
2025大阪・関西万博参画支援事業 3700万円
市内企業の大阪・関西万博参画にかかる出展・製品開発支援および企業情報のプロモーションを実施
アスマイル市町村オプション導入経費 1485万円
国保加入者が特定健診を受診した際に、健康アプリ「アスマイル」の市独自ポイントを上乗せ
高齢者補聴器購入支援事業 305万円
補聴器が必要と診断された住民税非課税世帯で65歳以上の高齢者を対象とした補聴器購入費補助のモデル事業を実施
映像通報システム運用経費 73万円
通報者のスマートフォンで撮影した映像を、消防指令センターと共有するためのシステムを導入
再生可能エネルギー等普及促進事業 3920万円
太陽光発電設備などの設置にかかる支援を実施
建設事業
花園ラグビー場整備事業 3億9290万円
練習グラウンドの人工芝生化など
大阪モノレール南伸事業 16億5067万円
大阪モノレール南伸事業にかかる市域内の3駅前交通広場および関連街路の整備
博物館整備事業 5063万円
(仮称)東大阪市歴史博物館の整備にかかる基本計画策定経費など
斎場整備事業 5690万円
新斎苑整備にかかる基本構想策定経費など
公園新設改良事業 1億8310万円
公園バリアフリー化や八戸の里公園のリニューアルなど
消防施設整備事業 6億501万円・5億5400万円【債務負担行為】
消防ポンプ自動車の購入費や(仮称)布施分署の整備費など
防災施設整備事業 1億7554万円・11億5650万円【債務負担行為】
備蓄物資を集中保管するとともに、被災時には国や大阪府などからの支援物資を受け入れ、市内各避難所へ円滑に配送する拠点としての機能をあわせもつ防災倉庫を整備
児童相談所整備事業 5783万円・1030万円【債務負担行為】
児童相談所などの整備にかかるPFIアドバイザリー業務など
鴻池新田会所整備事業 7067万円
耐震改修費など
※債務負担行為とは、翌年度以降に支払いが必要な契約を結ぶための予算のことです。
ここでは令和6年度予算の一部を紹介しています。詳しくは、市ウェブサイトをご覧ください。