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東大阪市

あしあと

    市政だより 令和7年11月号 1・2・3・4面(テキスト版)

    • [公開日:2025年10月21日]
    • [更新日:2025年10月21日]
    • ID:42998

    特集 自治会からつながる~新しい地域づくり

    Topic

    来年4月入学・進級する子どもがいる家庭へ 就学・進級通知書を送付〈6面〉

    モノづくりのまち東大阪 オープンファクトリー こーばへ行こう!〈8面〉

    待ち合わせは市役所で 市役所敷地内でイベントを開催〈11面〉

    市政だよりのタイトルには、東大阪フォントを使用しています。東大阪フォントは、企業同士のつながりや東大阪で生まれる部品がつながることでさまざまな製品となり、世界をつなげていることをイメージした、オリジナルのフォントです。

    自治会からつながる~新しい地域づくり

    ご近所に知り合いがいれば生活が充実し、楽しくまた安心だと感じつつも、ライフスタイルの多様化の中で、地域での関係性が希薄になる人や自治会について知らない人も増えています。

    自治会は、地域の暮らしやすさを支える担い手として、見守り活動・防災訓練・子どもの居場所づくりなどを継続して行っているほか、季節を通じて幅広い世代が参加できる機会をつくり、新しい取組みを考えながら、地域のつながりを活性化させています。

    東大阪市内には45の校区自治連合会(おおむね小学校区を区域とした自治会で構成されているもの)があり、392の自治会があります。

    今号では自治会やそれらに携わっている方々の活動を紹介します。

    夏祭り~地域の絆を深める世代を超えた交流

    花園北校区(8自治会)
    花園西町、花園本町第一、花園本町第二、花園本町第三、花園本町第四、新花園第1、新花園第2、新花園第3

    「子どもたちが大きくなっても声をかけてくれます」

    8月22日、23日花園西町自治会の夏祭りが今年も花園西町公園で開催され、地域の多くの人々で賑わいました。

    この夏祭りは、自治会を中心にした実行委員会や女性部、子ども会など、地域全体が協力して運営され、盆踊りや出店など大人から子どもまで楽しめる催しが用意されました。

    「夏祭りの大きな目的は、地域の親睦と世代を超えた交流を深めることです」と自治会長の片山さん。地域の子どもからお年寄りまでが一堂に会し、体験を分かち合いながら楽しい思い出づくりの場として位置づけられています。

    実行委員長の玉置さんは「子どもたちに共通の思い出を作ってあげたい。大人になっても自慢できるまちにしたい」と話します。また、今年初めて運営に携わったという子ども会役員の方々は、「お祭りを通じていろいろな人と知り合うことができてよかったです」と振り返り、女性部長の永見さんは「お祭りなどのイベントを通じて子どもからお年寄りまで年齢を問わず声をかけ合う機会が増えました」と地域のつながりが育まれていることを実感していました。

    夏祭りに参加していた子どもたちが大人になって運営を支えたり、役員を終えた人たちも運営の手伝いに回ったりするなど、一人ひとりの小さな行動の積み重ねから地域でつながりと循環が生まれています。

    片山さんは「私たちはみんなが笑顔で暮らせる住みやすい地域を目標に、今後も活動を続けていきます」と力強く話していました。

    地域を結ぶ~2つの輪で広げるコミュニティ

    枚岡西校区(8自治会)
    額田第5区、宝新東、宝新西、宝新中、箱殿、南荘、南荘東、鳥居

    「子どもたちが地域をつないでくれています」

    「地域でのコミュニケーションの大切さを背景に、自治会と子ども会が協力しながらさまざまなイベントを開催しています」と話すのは校区自治連合会会長の井上さん。

    枚岡西校区では各自治会と子ども会が両輪となり地域のつながりを深め、世代を超えた交流を育むことで、若い世代の地域活動への参加の機会を増やし、次の世代へつなぐための活動を進めています。

    きっかけとなったのは7年前のサマースクール。学年の垣根を越えて子どもたちのつながりをつくることを目的に、自治会と子ども会が協力して夏休みの宿題に取り組んだり、お昼ご飯をいっしょに食べたりしました。この取組みには多くの参加者が集まり、その後、クリスマス会などの合同イベントへと広がっています。昨年のクリスマス会は100人を超える方が参加する大きなイベントへ成長しました。

    イベントに参加することで保護者同士がつながり、自治会の活動にも参加・加入する人が増えました。イベントに参加することで、新しい出会いが生まれ、挨拶を交わす関係性ができ、地域のコミュニティとして結びつく様子が見られます。

    「イベントの告知は回覧板だけでなく、学校からも告知してもらい加入していない子どもたちも参加できるようにしています」と、子ども会会長の石原さんはより多くの子どもたちに来てもらえるよう工夫しています。

    「もちろん子どもたちのイベントだけではありません。切り絵やフラダンスなど大人も楽しく交流しています」と女性部長の川𦚰さんは笑顔で話してくれました。

    役員の皆さんは、校区外の人にも来てほしいとの願いも強く、今後もさまざまな人々の協力を得て、イベントなどの活動を継続していきたいと話していました。

    つながる力!~地域防災ネットワークの構築と継続

    長堂校区(17自治会)
    長堂第1、長堂第2、長堂第3、長堂第4、長堂第5、長堂第6、長堂第7、長堂第8、長堂北、足代北第1、足代北第2、足代北第3、足代北第4、足代北第5、ヴェルノール布施、藤和シティホームズ布施、クレアシティ布施

    「地域を守るためには、日頃のコミュニティが大切」

    「長堂校区では、それぞれの自治会によって防災意識にばらつきがあるのではないか」

    「非常時に地域を守るためには、炊き出しや避難訓練だけではなく、避難所運営訓練も実施するべきではないか」

    長堂校区自主防災会会長の畑さんや副会長の岩下さん、幸田さんらは、日頃から大規模災害時の対応について、このようなことを考えていたと話します。そして今年6月14日、自治会と行政などの関係機関が協力し市内で初めて長堂校区において避難所運営訓練が実施されました。

    実際に避難所になる長堂小学校を会場に大規模地震を想定し、マニュアルに基づく避難者の受付から要配慮者への対応、校舎の被害調査などの手法を確認しました。訓練には市から要配慮者調査員や保健師も参加し、さまざまなケースを想定して実施され、参加者からはペット用のスペースが想定以上に必要だという意見が挙がるなど、実際にやってみないとわからない現場の気づきが多くありました。

    3人は、「次、そしてまたその次と訓練をつないでいくためには、人材育成と役割の継承が必要。若い世代の参加を促進し、訓練で得た知見を地域全体に共有していきたい。そのためには多くの方々に自治会の活動に参加してもらい、日頃から地域でのコミュニケーションが必要だと思います」と語っていました。

    自治会ってどんな活動をしているの?

    イベント

    イベントを通じて、子どもたちや自治会員が楽しく交流する機会を提供しています。

    皆さん、地域にも居場所を求めていると思います。自治会は高齢の方の居場所であると捉えられがちですが、子育て世代の方もどんどん入ってほしいです。

    地域の見守り

    登下校の時間帯に、児童の通学を安全に支援する見守り活動を実施しています。

    防犯

    夜間の安全確保を目的に、防犯パトロールや防犯灯の設置・管理などを行っています。

    女性部

    地域の交流や居場所づくりのため、女性を対象に小物作りやヨガ教室などを開催しています。

    ヨガ教室などの催しを通じてコミュニティの輪を広げています。みんなで楽しく取り組める催しを、今後も開催予定です。

    ※活動内容は各自治会により異なります。詳しくは、お住まいの自治会へお問合せください。

    仲間を募集しています
    自治会に加入しませんか

    地域のつながりを深め、住みやすいまちをいっしょにつくる仲間を募集しています。

    自治会は仲間同士が協力して地域づくりを行う任意の団体です。新しく引っ越してきた方や、まだ自治会に参加したことがない方もぜひ自治会活動に参加してください。

    加入については、お住まいの自治会の会長・役員・班長へお尋ねください。

    自治会名がわからないなどありましたら公民連携協働室へご相談ください。

    問合せ先
    公民連携協働室 06(4309)3319、ファクス 06(4309)3812

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

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