市政だより 令和6年9月号 10面(テキスト版)
できていますか?自然災害への備え
8月8日、16時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。気象庁はこの地震と南海トラフ地震との関連性について検討した結果、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が初めて発表されました。また、9月は台風が多数到来する時期でもあります。この機会に災害へ備えましょう。
- 問合せ先
- 危機管理室 06(4309)3130、ファクス 06(4309)3858
地震に備えて
- 寝室に大きな家具は置かない
- 背の高いタンスや冷蔵庫などは転倒防止器具で固定する など
風水害に備えて
- 屋根の瓦やトタンの外れなどは補修し、アンテナはしっかり固定する
- 側溝や排水溝は掃除し、水の流れをスムーズにしておく など
災害に備えて備蓄を
最低3日、できれば1週間分の食料品や飲料水、簡易トイレ7日分(35回)、物資などを備えておきましょう。
- 問合せ先
- 危機管理室 06(4309)3130、ファクス 06(4309)3858
非常持出品の確認を
避難所での生活に最低限必要なものをリュックなどに詰めて、いつでも持ち出せるように準備しておきましょう。
非常持出品の一例
など
※非常時に必要なものは一人ひとり違います。各自が必要とするものを備えておきましょう。
- 問合せ先
- 危機管理室 06(4309)3130、ファクス 06(4309)3858
避難情報
避難情報の種類は次のとおりです。あらかじめハザードマップを確認し、適切な避難行動を考えておきましょう。
警戒レベル5(災害発生または切迫)
- とるべき行動
- 命の危険があるため、直ちに安全確保を行う
- 避難情報など
- 緊急安全確保(市が発令)
〈警戒レベル4までに必ず避難!〉
警戒レベル4(災害のおそれ高い)
- とるべき行動
- 速やかに危険な場所から避難する。避難場所への立退き避難がかえって命に危険をおよぼしかねないと自ら判断する場合は、近隣の安全な場所や自宅内のより安全な場所へ避難する
- 避難情報など
- 避難指示(市が発令)
警戒レベル3(災害のおそれあり)
- とるべき行動
- 避難に時間のかかる方(高齢者、障害者、乳幼児など)とその支援者は危険な場所から避難する。その他の方も必要に応じ自発的に避難する
- 避難情報など
- 高齢者等避難(市が発令)
警戒レベル2(気象状況悪化)
- とるべき行動
- ハザードマップなどにより災害リスク、避難場所や避難経路、避難のタイミングなどの再確認、避難情報の把握手段の再確認・注意など、避難に備え自らの避難行動を確認する
- 避難情報など
- 注意報(気象庁が発表)
警戒レベル1(今後気象状況悪化のおそれ)
- とるべき行動
- 防災気象情報などの最新情報に注意するなど、災害への心構えを高める
- 避難情報など
- 早期注意情報(気象庁が発表)
市から発令する避難情報は、テレビ(dボタン)、ラジオ、大阪防災アプリ、防災行政無線(屋外スピーカー)、緊急速報メール、市ウェブサイト、SNSなどのさまざまな手段でお知らせします。
分散避難の検討を
避難所に多くの人が集まると、感染症のリスクが高まります。親戚・知人家や自宅、車など公的な避難所以外への「分散避難」を検討しましょう。
それらの場所への避難が難しい場合は、ためらわずに避難所に避難してください。
- 問合せ先
- 危機管理室 06(4309)3130、ファクス 06(4309)3858
防災パネル展
- とき
- 9月2日(月曜日)10時~17時
- ところ
- 市役所本庁舎1階多目的ホール
- 内容
- 震災写真パネルや災害用備蓄物資の展示など
- 問合せ先
- 危機管理室 06(4309)3130、ファクス 06(4309)3858
9月10日は下水道の日
水災害からまちを守る
「流域治水」の推進
近年の気候変動の影響により、水災害は頻発化・激甚化し、生命や財産が脅かされています。
市では、市民の良好な生活環境を守るため国・府・市、あらゆる関係者が一体となって水災害を軽減させる「流域治水」の取組みを進めています。
- 問合せ先
- 下水道部計画課 06(4309)3253、ファクス 06(4309)3827
市内の治水対策
昨年に引き続き、増補管と雨水ポンプの増強工事を進めており、これらの施設が完成すると相乗効果でさらなる浸水軽減が見込まれます。
新岸田堂幹線
令和元年度より、雨水を流したり、一時的に雨水を貯めたりできる「増補管」を整備しています。
増補管の直径は約4メートル、延長は約2300メートルあり、現在は掘進工事が完了しており、増補管を維持管理するために必要な施設の工事を行っています。
岸田堂ポンプ場 雨水レベルアップ工事
増補管で集めた雨水をポンプで河川へ放流します。岸田堂ポンプ場では雨水ポンプの排水能力を上げる工事に着手し、現在は雨水ポンプを設置するための工事を行っています。
- 問合せ先
- 下水道部計画課 06(4309)3253、ファクス 06(4309)3827
下水道施設を見てみませんか
普段見ることができない下水道施設について、市の公式YouTubeで配信しています。
- 問合せ先
- 下水道部計画課 06(4309)3253、ファクス 06(4309)3827
8月30日からは建築物防災週間
建築物の安全確認を
市では、建築物防災週間中、不特定多数の方が利用する建築物に立入調査を行い、避難経路や防火区画などの維持管理の状況を点検し、改善指導を行います。
また、安全・安心なまちづくりのため、次の事業を行っています。
- 問合せ先
- 建築安全課 06(4309)3245、ファクス 06(4309)3829
建築基準法に基づく定期報告制度
建築物の劣化状態や防火上の問題を早期に発見するため、建築基準法では特定建築物の定期報告が定められています。建築物の用途や規模によって、法律に基づいた定期報告を3年に1度、また建築設備・防火設備・昇降機については毎年行うことが必要です。
- 問合せ先
- 建築安全課 06(4309)3245、ファクス 06(4309)3829
木造住宅耐震化促進補助制度
市では、耐震性が不充分な建築物の耐震改修を進めるため、耐震診断・改修に対する補助や耐震アドバイザーの派遣などを実施しています。昭和56年5月31日以前に市内に建てられた木造の戸建て、長屋または共同住宅が対象です。
※一部補助を受けられない住宅もあります。各制度について、詳しくは市ウェブサイトをご覧ください。
- 問合せ先
- 建築安全課 06(4309)3245、ファクス 06(4309)3829
吹付アスベスト等分析調査補助制度
市内の民間建築物を対象に、吹付材のアスベスト含有の有無などについての分析調査を行う場合、費用を一部補助します。
- 補助金額
- 検査に要した額(上限25万円)
- 問合せ先
- 建築安全課 06(4309)3245、ファクス 06(4309)3829