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東大阪市

あしあと

    市政だより 令和6年9月号 1・2・3・4面(テキスト版)

    • [公開日:2024年8月21日]
    • [更新日:2024年9月24日]
    • ID:39876

    特集 知っていますか?図書館のこと

    Topic

    ひがしおおさか体感まち博2024 参加事業者を募集〈5面〉

    こども誰でも通園制度試行的事業 10月1日から実施園を追加〈7面〉

    できていますか?自然災害への備え〈10面〉

    市政だよりのタイトルには、東大阪フォントを使用しています。東大阪フォントは、企業同士のつながりや東大阪で生まれる部品がつながることでさまざまな製品となり、世界をつなげていることをイメージした、オリジナルのフォントです。

    「図書館は“知のワンダーランド”」

    本を読みたいときや調べものをしたいとき、誰でも気軽に訪れることができる図書館。

    図書館にはたくさんの本や資料があり、いろいろな情報が整理されているいわば「知のワンダーランド」です。インターネットで検索すると同時に、同じことを図書館に調べに来ていただくとまた違った情報が見つけられるかもしれません。

    市内には、3つの市立図書館と2つの分室があり、蔵書数は市全体で約84万冊にもなります。「本を借りるための場所」というイメージが強い図書館ですが、地域の特色を生かした独自のコーナーを設けたり、さまざまなイベントを行ったりと、より多くの人に図書館を楽しんでもらえるような工夫がなされています。

    市立図書館 統括館長

    八木 俊憲さん

    東大阪市立図書館マップ

    永和図書館

    ところ
    永和2-1-1
    問合せ先
    06-6730-6677 ファクス 06-6727-5568
    開館時間
    9時~21時
    定例休館日
    なし

    令和2年に河内永和駅南側の旧市民会館跡地にリニューアルオープンしました。

    窓際には外を眺めながら本を閲覧できる席もあり、新しく明るい雰囲気の中で本を楽しむことができます。

    特色!

    永和図書館の北側の高井田地域には多くの町工場が集積していることから、永和図書館にはビジネス書を集めたビジネス支援コーナーを設けています。

    花園図書館

    ところ
    吉田4-7-20
    問合せ先
    072-965-7700 ファクス 072-965-9212
    開館時間
    9時~21時
    定例休館日
    火曜日(祝休日の場合は開館)

    図書館の入り口には季節やその時期のイベントにあわせたコーナーを設けており、利用者が楽しめる工夫をしています。

    また、市立図書館の中で蔵書数が最も多く、約36万冊もの本を所蔵しています。

    特色!

    近隣には花園ラグビー場や市民美術センターがあることから、ラグビー関連の本を集めたコーナーや美術センター関連展示、そして名誉市民である司馬遼太郎コーナーを設けています。

    四条図書館

    ところ
    南四条町1-1
    問合せ先
    072-982-1235 ファクス072-984-6079
    開館時間
    9時~21時
    定例休館日
    月曜日(祝休日の場合は開館)

    工作教室やおりがみ教室を定期的に行ったり、月に2回「ベビータイム」といった赤ちゃん連れでも気軽に来られる時間を設けたりと、大人も子どもも誰もが利用しやすい工夫をしています。

    特色!

    四条図書館は子育て支援を特色としており、子ども向けの本や子育てに関するさまざまな本を置いています。

    永和図書館大蓮分室

    ところ
    大蓮北4-3-25
    問合せ先
    06-6728-0200 ファクス06-6730-7337
    開館時間
    9時~17時
    定例休館日
    月曜日・火曜日・金曜日、祝休日、月末日

    四条図書館石切分室

    ところ
    北石切町1-7
    問合せ先
    072-982-1030(ファクス兼用)
    開館時間
    9時~17時
    定例休館日
    月曜日・火曜日・木曜日・金曜日、祝休日、石切公民分館休館日
    市立図書館 本のポスト

    ※詳しい設置場所は市立図書館ウェブサイトをご覧ください。

    出張図書館・移動図書館

    図書館の本をもっと気軽に楽しんでもらうため、移動図書館のほか、令和3年から、布施駅前市民プラザと楠根市民プラザで出張図書館を実施しています。出張図書館について、詳しくは市立図書館ウェブサイトをご覧ください。

    移動図書館の巡回先や日時などについては、13面をご覧ください。

    各図書館の開館カレンダーなど、詳しくは市立図書館ウェブサイトをご覧ください。

    あなたの調べものをお手伝いします

    図書館でどのように調べればいいのかわからないときは、司書に尋ねてください。

    図書館のサービスの1つに、司書が調べもののお手伝いをするレファレンスサービスがあります。調べもののお手伝いとは、「この本は図書館にありますか」といった目的が決まっている質問にお答えするだけではありません。例えば、「父の日のプレゼントのヒントになる本を探しています」といった質問でも大丈夫です。プレゼントは買う予定なのか、作る予定なのか、お父さんの好きなものは何かなど、お話をしながらいっしょに利用者にあった本を探すお手伝いもできます。

    レファレンスサービスでは、利用者のニーズを確認しながら話を聞くようにしています。また、情報が偏らないように複数の情報を確認して答えるように気を付けています。

    利用者のニーズにあった本を提供でき、「この本良かったよ」と言ってもらったときに1番のやりがいを感じます。

    本の選書から除籍まで 司書の仕事を追う

    図書館の本棚はいつもたくさんの本が整理されて並んでいますが、その裏では新刊を購入したり、古い本を書庫へ移動したりと、司書が日々奮闘しています。

    ①選書

    毎週発行される、約1000冊もの新刊が掲載されているカタログの中から、購入する本を選び注文します。毎週100冊前後の本を購入しています。

    Q 新刊はどうやって選んでいるの?

    さまざまなジャンルの本を選べるように必ず複数人で選びます。図書館で所蔵する必要があるか、利用者の需要が見込めるかなど、多様な視点で判断します。

    ②登録・配架

    納品された本は図書館のデータベースに登録していきます。登録が終わった本は、図書館内にある新着本の棚に並べられます。

    Q 本の並べ方に決まりはあるの?

    図書館の本はその内容により「日本十進分類法(NDC)」というルールに従って整理され、主に3桁の分類番号が付けられます。分類番号は各桁ごとにテーマが決まっており、本の背表紙にはこの分類番号などの「請求記号」が印刷されたラベルが貼られています。本は請求記号に沿って本棚に並べられているので、同じようなテーマの本が集まるようになっています。

    ③除架・除籍

    図書館の本棚には限りがあるため、古くなった本などは本棚から書庫へ移動させます。利用者が目にする本棚にはありませんが図書館内には存在するため、書庫にある本も借りることができます。

    図書館の本としての役目を終えて除籍される本は、「リサイクルブックフェア」で市民の皆さんに譲渡をしたり、学校園や市の施設へ譲渡したりします。

    司書おすすめの本

    青山美智子 著
    『月曜日の抹茶カフェ』(宝島社)
    おすすめポイント
    1つのカフェからはじまる、人々の出会いや思い、つながりが交錯する心癒される小説です。全12話が収録され、前話に出て来た脇役の人や友達、家族が次の話では主人公になって現れます。短編集のため、気軽に読める作品です。
    さとうわきこ 著
    『いそがしいよる』(福音館書店)
    おすすめポイント
    「ばばばあちゃんのおはなし」シリーズの中の1冊。やかんに鍋、冷蔵庫や食べ物、テーブルにベッドなど、家の中にあるすべてのものが出てきて……。ページいっぱいに描かれた絵と、ばばばあちゃんのおもしろい行動に大満足する作品です。

    東大阪にまつわる本

    石上敏 監修
    『東大阪市の100年』(樹林舎)
    おすすめポイント
    布施市・河内市・枚岡市が合併して誕生した東大阪市の歴史と変遷を写真で紹介。「モノづくりのまち」「ラグビーのまち」「歴史と文化のまち」の一面や、今はもう見られない懐かしい昭和の風景、かけがえのない一瞬を切り取った写真集です。
    太宰治 著
    『パンドラの匣』(新潮社)
    おすすめポイント
    主人公ひばりのモデルとなった木村庄助さんの結核闘病記を元に構成された作品。舞台は東大阪市にあった「孔舎衙健康道場」。冒頭は太宰治の作品によく見られる死と向き合う陰鬱な空気が漂いますが、死生一如の悟りに達すると物語は一変し、あたらしい男に生まれ変わったひばりの恋物語へ。明るくユーモアに満ちた作品です。

    たくさんのイベントも開催!

    図書館では、毎月さまざまなイベントを開催しています。

    本を読むだけでなく、図書館でいろいろな体験をしてみませんか。

    • 永和図書館:06(6730)6677 ファクス 06(6727)5568
    • 花園図書館:072(965)7700 ファクス 072(965)9212
    • 四条図書館:072(982)1235 ファクス 072(984)6079
    • 永和図書館大蓮分室:06(6728)0200 ファクス 06(6730)7337

    永和図書館

    9月16日(祝日)~9月22日(祝日)
    「ピノキオ絵本で遊ぼう会」工作展示
    9月21日(土曜日) 14時~15時30分
    本のフィルムコート体験
    対象
    中学生以上の方
    定員
    10人(申込先着順)
    持ち物
    フィルムコートをかけたい本(1人1冊、30センチメートル×30センチメートル以内)、ミニタオル
    申込方法・申込み先など
    9月2日(月曜日)10時から電話または直接
    9月29日(日曜日) 14時~15時30分
    南極シェフが語る!氷の世界~南極観測越冬隊の1年間

    日本南極地域観測隊の料理人を務めた北田克治さんを迎え、南極・昭和基地での生活や南極の魅力を語ります。

    ところ
    東大阪商工会議所
    ※小学校3年生までは保護者要同伴。
    定員
    30人(申込先着順)
    申込方法・申込み先など
    9月8日(日曜日)10時から電話または直接
    10月6日(日曜日) 14時~14時45分
    英語の絵本とカルタで遊ぼう!
    対象
    5歳児~小学校3年生
    ※保護者要同伴。
    定員
    8組(申込先着順)
    申込方法・申込み先など
    9月22日(祝日)10時から電話または直接

    大蓮分室

    9月21日(土曜日) 10時30分~11時
    えほんとおりがみ
    対象
    幼児~小学生
    ※幼児は保護者要同伴。
    定員
    10人(当日先着順)

    花園図書館

    9月21日(土曜日) 14時~15時30分
    絵本作家「サトシンさん」講演会

    代表作「うんこ!」をはじめ数多くの作品を発表されている絵本作家サトシンさんが、子どもたちに絵本の世界を紹介します。

    定員
    40人(申込先着順)
    申込方法・申込み先など
    9月2日(月曜日)9時から電話または直接

    四条図書館

    9月11日(水曜日)・9月25日(水曜日) 9時~12時
    ベビータイム

    図書館内で赤ちゃんが泣いても大丈夫な時間帯です。ミニ工作やおはなし会を行います。

    9月12日(木曜日) 14時~15時
    四条寄席~花園で笑おう

    毎月第2木曜日に、東大阪市にゆかりのある若手落語家・桂紋四郎さんの寄席を行っています。

    ところ
    花園図書館
    対象
    小学生以上の方
    定員
    50人(申込先着順)
    ※途中入場不可。
    料金
    500円
    申込方法・申込み先など
    随時
    9月18日(水曜日) 15時~16時
    図書館で知ろう!災害への備え方

    市危機管理室の職員が『東大阪市防災ハザードマップ』を使い、四条図書館周辺の被害想定地域や適切な避難方法について講演します。

    対象
    中学生以上の方
    定員
    15人(申込先着順)
    申込方法・申込み先など
    9月1日(日曜日)から電話または直接

    図書館をもっと身近に

    使ってみよう!ひがしおおさか電子図書館

    市立図書館では、令和3年から「電子図書館サービス」を開始しています。

    Point1

    通勤中や通学中など24時間いつでも手軽にお持ちのスマートフォンやパソコン、タブレット端末から電子書籍を読むことができます。

    Point2

    絵本などの子ども向けの資料から大人向けの小説やビジネス書、料理本まで電子図書館としては日本最大級の蔵書数(現在約5万点)を備えています。気に入った電子書籍は1人3点まで借りることができます。

    Point3

    視覚に障害のある方や文字を読むことが難しい方には、音声読上げ機能がついた電子書籍もあります。

    ※電子図書館の利用には、図書館の利用登録が必要です。

    誰もが本を楽しめるように

    図書館には、誰もが本を楽しめるようにさまざまな資料を取りそろえています。

    • 大活字本
      内容はそのままに、文字の大きさや行間を大きくし、フォント(文字の種類)を工夫して読みやすくなるように作り直した本です。
    • さわる絵本
      絵本の絵の部分を布や毛糸などの素材を使って半立体的にすることで、手の感覚で楽しめるように作られた本です。
    • LLブック
      難しい言葉や長い文を使わず、ピクトグラム(絵文字)や写真・図などを用いてわかりやすく読めるように工夫された本です。

    ほかにも、点字に翻訳された図書や絵本、録音図書などもあります。

    図書館を利用するには

    その1 利用登録

    本やCDを借りるためには、図書館の利用登録が必要です。市内在住の方のほか、市内に通勤・通学をしている方も登録できます。

    手続きは図書館のカウンターのほか、市電子申請システムを使って、スマートフォンやパソコンからも利用登録ができます。

    ※利用登録には、本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)が必要です。詳しくは、図書館にお問合せください。

    その2 借りる

    本は1人10点(内、CDは2点)まで2週間借りることができます。借りている本に予約がなければ1回に限り貸出期間を2週間延長することができます。

    インターネットサービスを利用すると、スマートフォンやパソコンから図書館にある資料の検索や予約、貸出期間の延長ができます。

    ※インターネットサービスが利用できるのは、利用登録をしている中学生以上の方です。

    その3 返す

    図書館で借りた本は、図書館のカウンターで返却してください。

    また、最寄りの「本のポスト」でも、通勤や買い物のときに気軽に本を返却できます。

    ※CDは本のポストに入れずに図書館のカウンターへお持ちください。

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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