食品ロスの削減
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食品ロスとは?
食品ロスとは、まだ食べられるにも関わらず捨てられてしまう食品です。
食品ロスの現状
食品ロスは令和4年度で年間472万トンも発生しており、236万トンが家庭から、236万トンが事業所から発生しています。
これは、全世界の食糧援助量の約1.1倍になります。
また、食品ロスの発生量を日本人1人当たりで換算すると、おにぎり1個分(約103グラム)と同じ量の食べ物を毎日捨てていることになります。
「自分ひとりなら、捨てても大丈夫」
この小さな積み重ねが、日本だけではなく世界でも大きな問題になっています。
東大阪市では・・・
令和元年度に実施した一般廃棄物組成分析調査報告書によると、家庭から排出される可燃ごみ(家庭ごみ)の約34%の生ごみのうち、手付かず食品が約6%、食べ残し等が約12%含まれていると推定されています。
令和元年度の可燃ごみは、約87,000トン排出されており、市内で発生している食品ロスは約15,500トンあります。これは、市民1人当たりで換算すると約31kgになります。
「ご家庭で」のひとくふう
<”もったいない”をなくすためにできることから>
家庭から発生する食品ロスの原因は、
「食べ残し」「直接廃棄」「過剰除去」です。
食品ロスを減らすためにできることから始めませんか。
《食品ロス削減リーフレット》タイプ別に食品ロスの削減方法をご紹介!
食べ残しをなくすために
- 買い物に行く前に冷蔵庫の中身をチェックしましょう。
- ばら売りや量り売り、少量パックなどを利用して、食べきれる分だけ買うようにしましょう。
直接廃棄をなくすために
- すぐ食べる商品は、賞味期限や消費期限の長い商品ではなく、陳列順に買いましょう。
- 冷蔵庫や食品庫を整理し、賞味期限や消費期限が近いものから優先的に調理しましょう。
- 食品が長持ちする方法で保存しましょう。
消費期限とは…
開封していない状態で表示されている保存方法に従って保存したときに、食べても安全な期限。
賞味期限とは…
開封していない状態で表示されている保存方法に従って保存したときに、おいしく食べられる期限。
▷「賞味期限」を過ぎた食品であっても、すぐに食べられなくなるわけではありません。
賞味期限を正しく理解して、食品の無駄な廃棄を減らしましょう!
*飲料水(ミネラルウォーター)、食塩、砂糖など一部の品目については、基本的に品質の変化が少ないため、賞味期限表示の省略が可能(飲料水はガラス瓶入りなど一部のもの)とされています。
過剰除去をなくすために
- 食材を切る時は、食べられる部分を取り除かないようにしましょう。
- 野菜などの食材はできるだけ無駄なく使い切るなど、エコクッキングを心がけましょう。
エコクッキングとは…環境のことを考えながら「買い物」「料理」「片づけ」を行う食生活のことです。
CookPad内の消費者庁掲載のページ【外部サイトに移動します】
◎フードドライブも活用してみませんか?
フードドライブとは・・・
各家庭で使いきれない余った食品を集め、それらをまとめてフードバンク団体や福祉施設等に寄贈する活動のことをいいます。
「外食で」のひとくふう
- 外食の時は、食べきれる量を注文しましょう。
- 宴会では、「30・10(さんまる・いちまる)」運動を実践しましょう。
30・10(さんまる・いちまる)運動とは…
会食や宴会の時、「最初の30分間と最後の10分間は自席でお料理を楽しみ、食品ロスを減らしましょう」という運動です。
◎東大阪市食べきり協力店をチェック!
東大阪市食べきり協力店とは・・・
東大阪市では、外食時の食品ロス削減に向けて、事業者の方々にご協力をいただきながら、「東大阪市食べきり協力店」登録制度を実施しています。ぜひ、外食、宿泊、買い物の際に参考にしていただき、食品ロス削減にご理解、ご協力をお願いします。
◎フードシェアリングサービスも活用してみましょう!
フードシェアリングサービスとは・・・
「そのままでは食品ロスになってしまう食品」と「食べたいと思う消費者」をマッチングするサービスのことです。
本市と包括連携協定を締結した株式会社ロスゼロでは、フードシェアリングサービスを通じて、食品ロス削減に精力的に取り組んでいます。詳しい取り組みが以下よりご覧いただけます。