東大阪市水道 通水90周年
東大阪市水道事業 通水90周年のあゆみ
東大阪市の水道は昭和7年(1932)3月に東大阪市の前身である旧布施市(旧布施町)において給水を開始し、令和4年(2022)に通水90周年を迎えます。
この節目に、水道の歴史を振り返るとともに、通水100年を見据えて、安全・安心な水道水への取組をPRし、水道事業に対する理解と関心を深め、水道事業を後世に継承していくことを目的とし、東大阪市水道の歴史を作成しました。
昭和7年(1932)~昭和41年(1966)
給水開始
昭和7年3月、旧布施町において給水が開始されました。
昭和42年(1967)~昭和51年(1976)
東大阪市誕生
昭和42年2月1日、布施・河内・枚岡の3市が合併して東大阪市が誕生しました。
昭和52年(1977)~昭和61年(1986)
第1次拡張事業完了
旧市の浄・配水場等の施設の効率的な運用が求められたことや、都市計画事業及び道路事業の進展による給水区域の拡大、また、市民の生活水準の向上に伴い使用水量が増加の一途をたどりました。
これに対処するため、散在する浄・配水場の統廃合や、基幹配水場からの安定給水を図るための受水、受電、配水施設を充実させるとともに、配水幹線及び市内一円にわたる配水管網を整備する、第1次拡張事業を実施しました。
昭和62年(1987)~平成8年(1996)
第3次拡張事業の認可を取得
昭和50年代以降、生駒山腹へ市街地が拡大したことや、近鉄東大阪線の開通に伴うトンネル湧水を水源とできるようになったこと等から、給水の最大標高をOP+120mからOP+150mへと見直したことを始め、給水区域や給水人口、給水量等の計画諸元を見直した認可を取得しました。
平成9年(1997)~平成18年(2006)
上下水道局誕生
平成17年(2005)4月、お客さまへのサービス向上と経営の効率化をより一層図るため、水道局と下水道部が一つの組織となり、上下水道局が誕生しました。
平成19年(2007)~平成28年(2016)
東大阪市上下水道基本構想「水の標」策定
平成19年(2007)3月、市民生活に必要な水の供給~排水処理だけでなく、市民生活の安全を守る浸水対策などの水の総合施策を、効率的、効果的、安定的に推進するための方向性を示す「標(しるべ)」として東大阪市上下水道基本構想を策定しました。
平成29年(2017)~令和3年(2021)
ひがしおおさかし水道ビジョン2030策定
令和3年(2021)3月、安全・安心な水道水の供給を継続しながらも、社会情勢の変化に対応し、強靭な水道施設を再構築し、経営基盤の強化によって、将来・次世代にわたり健全な水道事業を継続していくため、「ひがしおおさか水道ビジョン2030」を策定しました。