市政だより 令和3年11月1日号 8・9面(テキスト版)
DV・児童虐待
一人で悩まず相談を
家族や子育てに関することなど悩みや不安を抱えていませんか。一人で悩みを抱え込まず、ぜひご相談ください。
DV
11月12日~11月25日
「女性に対する暴力をなくす運動」期間
DVは一人で悩まない、我慢しない
DV(配偶者などからの暴力)や性犯罪、売買春、人身取引、セクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為など女性に対する暴力は、女性の人権を著しく侵害するものです。毎年11月12日~25日は、「女性に対する暴力をなくす運動」期間として、国、地方公共団体、市民団体、その他関係機関が協力・連携し、女性に対する暴力を根絶するための意識啓発や取組みを行っています。
市では、この期間にあわせて、11月14日(日曜日)に講演やギャラリー展示などを行います(詳しくは市政だより10月15日号14面参照)。
DVは、家庭という密室で起こるもので、目に見えにくく、気づきにくい暴力です。あなた自身、そして大切な家族や友人が暴力に悩んでいるかもしれません。暴力に気づき、なくしていくために、何ができるのかをいっしょに考えてみませんか。
- 問合せ先
- 多文化共生・男女共同参画課 06(4309)3300、ファクス 06(4309)3823
DVの種類と特徴
DVには次のような種類と特徴があります。
- 身体的暴力=殴る、蹴る、突き飛ばすなど
- 精神的暴力=大声で怒鳴る、無視する、脅すなど
- 経済的暴力=生活費を渡さない、お金を取り上げる、仕事をさせないなど
- 性的暴力=性行為の強要、避妊に協力しないなど
- 社会的暴力=行動を制限する、交友関係などを細かく監視するなど
暴力を振るう加害者は、人当たりが良く社会的信用もある人もいれば、アルコール・薬物依存や精神障害などが関連して暴力を振るっていると考えられる人など多種多様です。
このような暴力の特徴を知り、絶対に暴力を許さないことが大切です。
- 問合せ先
- 多文化共生・男女共同参画課 06(4309)3300、ファクス 06(4309)3823
知っていますか?デートDV
若者の恋人間で起こる暴力は“デートDV”と呼ばれています。好きな人と交際しているはずなのに、相手のことを“怖い”と感じたり、いっしょにいることが“つらい”と感じたりすることがあれば、それは、気付かないうちに二人の関係性が対等でなくなっているのかもしれません。
- 問合せ先
- 多文化共生・男女共同参画課 06(4309)3300、ファクス 06(4309)3823
DV被害を受けたら
DV被害を受けたときは、決して自分を責めず、我慢しないでください。そして、身の危険を感じたときは迷わず警察に連絡してください。
生命または身体に重大な危害を受けるおそれがあるときは、被害者からの申立てにより裁判所が、加害者に対し保護命令を発することができます。保護命令には、接近禁止(6か月)、電話などの禁止、被害者の同居の子への接近禁止、被害者の親族などへの接近禁止、住居からの退去(2か月)があります。その他、国や地方公共団体でも一時保護施設や相談機関を設け、被害者支援に取り組んでいます。
支援機関連絡先
- 市DV専門相談電話 06(4309)3191(月曜日~金曜日9時~17時30分。祝休日、12月29日~1月3日を除く)
- 府東大阪子ども家庭センター(DV相談専用電話) 06(6721)2077(月曜日~金曜日9時~17時45分。祝休日、12月29日~1月3日を除く)
- 府女性相談センター 06(6949)6022(月曜日~金曜日9時~20時。祝休日、12月29日~1月3日を除く)、06(6946)7890(24時間対応)
- 男性相談窓口(イコーラム〈男女共同参画センター〉) 072(966)5002(第1土曜日13時~17時、第3水曜日19時~21時)
- 内閣府DV相談プラス 0120(279)889(24時間対応)
「女性の人権ホットライン」強化週間 0570(070)810
11月12日(金曜日)~11月18日(木曜日)8時30分~19時(11月13日(土曜日)・11月14日(日曜日)は10時~17時)
女性のさまざまな人権問題の相談に人権擁護委員などが応じます
あなたは一人ではありません。誰かに相談してみることで、一人では気付くことができなかった解決方法が見つかることがあります。
- 問合せ先
- 多文化共生・男女共同参画課 06(4309)3300、ファクス 06(4309)3823
相談を受けたら
DV被害の相談をされたときは、まず相手の話をよく聞いてあげてください。その際、決して相手を否定したり、自分の意見を押し付けたりせず、「あなたは悪くない」「暴力は絶対に許されない」と伝えることが大切です。
相談者に子どもがいる場合は、子どもへの直接的な暴力がなくても、子どもの目の前で暴力を振るうことは虐待と同じであり、子どもの安全な生活と発達が脅かされていることを伝えてください。被害者とその子どもの安全面を第一に考え、支援機関の連絡先など適切な情報提供をすることが重要です。
- 問合せ先
- 多文化共生・男女共同参画課 06(4309)3300、ファクス 06(4309)3823
児童虐待
11月は子ども虐待防止月間
189(いちはやく)「だれか」じゃなくて「あなた」から
重大な児童虐待「ゼロ」に向けて、「オール大阪」で取り組みます
児童虐待は子どもの心身の発達や人格の形成に重大な影響を与えます。子どもたちを守るためには、より早く虐待に気づき、支援につないでいくことが重要です。
子どもを健やかに育むために「愛の鞭ゼロ作戦」
子育てにおいて「しつけ」と称して、叩いたり怒鳴ったりすることは、子どもの健やかな成長を妨げるばかりか、悪影響をおよぼす可能性があります。昨年4月の児童虐待防止法の改正により、子どものしつけに際して「体罰」を加えてはならないことが明文化されています。子どもの気持ちに寄り添って向きあい、前向きに育みましょう。詳しくは健やか親子21ウェブサイトをご覧ください。
子どもを残していかないで
自分の身を守ることができない子どもを守るのは大人の役割です。「眠っているから」「少しだけ」と安易な考えで子どもを残し、その場を離れることは重大な事故につながる可能性があり、大変危険です。
全国的に「放置」を原因とした子どもの死亡事故が後を絶ちません。子どもを守るための充分な気配りを忘れないようにしましょう。
気づいていますか?虐待シグナル
次に当てはまる子どもや家庭を見かけたときは、速やかに児童虐待の相談・通告先へ連絡してください。
- 不自然な外傷(打撲、火傷など)が見られる
- 衣服が汚れている。毎日同じ服装でいる
- 虚言、万引き、家出などの問題行動を繰り返す。家に帰るのを嫌がる
- 年齢にそぐわない性的な言動が見られる
- いつも一人でいる。子どもだけでスーパーやコンビニにいたり、外食をしていたりする
- 元気がなく表情が暗い。登校していない。食事を与えられていない
- 子どもや家族への暴言・暴力が見られる
児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いち・はや・く)」
虐待かもと思ったときなどに、すぐに児童相談所に相談・通告ができる全国共通の番号です(通話料無料)。189に電話をかけると近くの児童相談所につながります。詳しくは厚生労働省ウェブサイトをご覧ください。
東大阪市子育て相談ダイヤル
さまざまな子育てに関する悩みや18歳未満の子どもに関する相談に、相談員が電話で応じます。相談内容を聞き、必要に応じて市内の関係機関を案内・連携します。
- 東大阪市子育て相談ダイヤル
- 072(961)0178(24時間対応)
- 対象
- 市内在住の方
子育て・子どもに関する相談児童虐待の相談・通告先
- 児童相談所虐待対応ダイヤル(24時間365日) 189(いち・はや・く)
- 府東大阪子ども家庭センター 06(6721)1966、ファクス 06(6720)3411(月曜日~金曜日9時~17時45分。祝休日、12月29日~1月3日を除く)
- 市子ども見守り相談センター 06(4309)3197、ファクス 06(4309)3818(月曜日~金曜日9時~17時30分。祝休日、12月29日~1月3日を除く)
※詳しくは市ウェブサイトをご覧ください。
普及啓発イベント
オンライン子育て講演会
- とき 内容
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- 11月24日(水曜日)14時30分~16時=子育てが脳に与える影響~マルトリ予防を知ってはじめよう
- 11月29日(月曜日)13時30分~15時15分=SNSトラブル、ゲーム依存、ネットいじめ~子どものスマホ危機を克服するためにできること
- ※計2日間。いずれも講師への質問タイムあり。オンラインで実施(Cisco Webex Meetingsを使用)。
- 申込方法・申込み先など
- 基本事項(「行事名・教室名」「住所(郵便番号も)」「氏名(ふりがなも)」「年齢」「電話・ファクス番号」)を電話またはファクスで
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 子ども相談課 06(4309)3197、ファクス 06(4309)3818
オレンジリボンサイレントウォーキング
保健・福祉・教育関係者、民生委員といっしょにウォーキングをしながらオレンジリボンの普及啓発をします。
- とき ところ
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- 11月16日(火曜日)=近鉄瓢簞山駅周辺
- 11月17日(水曜日)=近鉄河内小阪駅周辺
- 11月18日(木曜日)=近鉄若江岩田駅周辺
- ※いずれも16時30分から
- 申込方法・申込み先など
- 基本事項(「行事名・教室名」「住所(郵便番号も)」「氏名(ふりがなも)」「年齢」「電話・ファクス番号」)を電話またはファクスで
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 子ども相談課 06(4309)3197、ファクス 06(4309)3818
〈宿泊キャンペーン11月1日から〉
お得に旅行気分を
市内の提携宿泊施設に泊まってGETしよう!
ひがしおおさか食感クーポン
一般社団法人 東大阪ツーリズム振興機構では、観光消費喚起事業の一環として「GET!ひがしおおさか食感クーポン」キャンペーンを実施し、体感まち博の参加者へクーポンをプレゼントしています。
クーポンの利用が始まる11月からは市内宿泊キャンペーンとして、東大阪市内の提携宿泊施設が販売するプランで宿泊した方にもクーポン(キャンペーン対象飲食店で使える食感クーポン2000円分とタクシー用クーポン1000円分)をプレゼントします。このクーポンを利用すれば、ちょっと足を延ばして東大阪のグルメも楽しめます。この機会に市内の提携宿泊施設に泊まって、お得に旅行気分を味わいませんか。
- 宿泊対象期間
- 11月1日(月曜日)~来年1月30日(日曜日)
- ※クーポンがなくなり次第終了。
- 対象
- 市内の提携宿泊施設が販売するクーポン付きの宿泊プランで宿泊した方
- ※ホテルでの利用は宿泊当日および翌日のみ。
- 提携宿泊施設
- ホテルセイリュウ、リッチモンドホテル東大阪、ホテルウイングインターナショナルセレクト東大阪、U・コミュニティホテル、SEKAI HOTEL 布施、宝持プラザ、TAKIO GuestHouse、古民家スタジオ わが家、ゲストハウス街路樹(10月22日現在)
- ※詳しくは東大阪公式観光情報ウェブサイトをご覧ください。なお、食感クーポンが利用できる飲食店の紹介は10月31日(日曜日)から掲載します。
体感まち博開催中!
1人当たり1500円以上のプログラム参加でクーポンプレゼント
現在開催中の体験型観光プログラム「ひがしおおさか体感まち博2021」では、東大阪のスポーツ、モノづくり、まち歩きや伝統文化など、約40種類の体験プログラムを用意しています(11月28日(日曜日)まで)。
体感まち博で1人当たり1500円以上のプログラムに参加した方に食感クーポン1000円分をプレゼントしています(使用可能期間は11月1日(月曜日)~来年1月31日(月曜日))。
体感まち博に参加して、地元のグルメもお得に満喫しましょう。
- 問合せ先
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- 一般社団法人 東大阪ツーリズム振興機構 06(4309)8083、ファクス 06(4309)8084
- 国際観光室 06(4309)3230、ファクス 06(4309)3849
気軽に参加を
12月19日開催
東大阪市民マラソン大会 in Hanazono
スポーツのまちづくりの拠点である花園中央公園で、市民の健康増進とランナー同士の交流の場を広げるため、誰もが気軽に参加できるマラソン大会を開催します。
- とき
- 12月19日(日曜日)10時から(開会式は9時から)
- ※当日7時の時点で台風に伴う警報(暴風・大雨・洪水のいずれか)や特別警報が東大阪市に発令されている場合は中止。台風などによる天候不良の場合の実施・中止については、当日7時からテレホンサービス(06-4309-3282)で確認できます。
- ところ
- 花園中央公園多目的芝生広場、公園周回道路、トライスタジアム(花園中央公園多目的球技広場)
※種目・料金は次のとおりです。
- 一般(男子5キロメートル、女子5キロメートル)
- 2000円
- 高校生(男子5キロメートル、女子5キロメートル)
- 1500円
- 中学生(男子5キロメートル、女子3キロメートル)
- 1500円
- 小学生(男子3キロメートル、女子3キロメートル)
- 1000円
※別途申込手数料が必要。
合計1000人(申込先着順)。各種目6位まで表彰します。
- 参加賞
- オリジナルTシャツ、オリジナルマスク
- 申込方法・申込み先など
- 11月1日(月曜日)12時~11月12日(金曜日)17時に申込専用ウェブサイトで(moshicomの会員登録が必要)
- ※コースやタイムスケジュールなど、詳しくは市ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。また、当日は新型コロナウイルスの感染拡大防止対策にご協力ください。
- 問合せ先
- 市民スポーツ支援課 06(4309)3282、ファクス 06(4309)3849
東大阪市治安対策本部からのお知らせ
不審者対策~遠回りでも、明るく人通りの多い道路を歩きましょう