市政だより　平成30年7月1日号　1面(テキスト版)

今後も注意が必要です
府内で最大震度6弱の地震が発生

大阪府北部で、6月18日に最大震度6弱の地震が発生しました。その後も余震が複数回発生しており、いつまた大きな揺れに襲われるかわかりません。

自分の身を守るためにも地震に備えてください。

6月18日7時58分ごろ、府内で最大震度6弱の強い地震が発生しました。震源は大阪府北部で、震源の深さは約13km、地震の規模を示すマグニチュードは6.1と推定されています。本市においても震度4を観測しました。

市では同日、災害対策本部を立ち上げ、9時から災害対策本部会議を実施。市内での被害状況の確認が行われたほか、災害対策本部長である野田市長から今後の対応の指示などが行われました。

今後、大きな余震が発生することも充分に考えられ、また今回の地震が前震であり、大きな本震が発生する可能性もあります。さらに大きな揺れにより、家屋の倒壊や土砂災害の危険性もあります。

市民の皆さんは情報収集に努め、万一の場合は身を守る行動をとってください。

被災地支援

市では被災地支援として、6月18日から20日まで、給水車および給水タンク搭載トラックを高槻市へ出動させ、のべ10名の職員が現地で給水活動を行いました。

また中核市災害相互応援協定に基づき、高槻市、枚方市にそれぞれブルーシート120枚を搬送しています。

災害への備えを

災害に備えて、家具の固定や高い所に物を置かないなど被害の軽減対策を行い、さらに、最低3日以上の食料や飲料水など生活物資の備蓄をしましょう。また、避難生活で必要なものをすぐに持ち出せるよう、非常持ち出し袋は一つにまとめておきましょう。

なお市では、全ての市立小・中学校を災害時の第1次避難所に指定しています。

問合せ先

危機管理室　06（4309）3130、ファクス06（4309）3858

ブロック塀の安全対策を

建築基準法には、建築物の所有者はその建築物を常時適法な状態に維持するように努めなければならないと規定されています。適切な維持管理を怠った場合、避難に支障が出たり、通行人に被害が出たりするなど、人命に危害をおよぼすことになりかねません。

自宅のブロック塀の安全を確認し、事故が起きないよう、維持管理に努めてください。

なお、ブロック塀の安全を確認する際は、建築士などの専門家にご相談ください。

相談ダイヤル

一般社団法人大阪府建築士事務所協会　06（6946）7065、公益社団法人大阪府建築士会　06（6947）1966

いずれも現地調査は費用が必要

問合せ先

指導監察課　06（4309）3245、ファクス06（4309）3829

市立学校園
ブロック塀などを緊急点検

本市においても市立学校園のブロック塀などの緊急点検を開始しました。

問合せ先

教育委員会施設整備課　06（4309）3335、ファクス06（4309）3837

出張美術展を開催
文化芸術にふれよう

市役所で開催
銅版画コレクション

銅版画の第一人者である深沢幸雄の多色刷りによるコレクションの展示を市役所本庁舎1階多目的ホールで行います。

学芸員による作品解説は7月13日（金曜日）15時からです。

とき

7月10日（火曜日）～20日（金曜日）10時～17時（土・日曜日、祝休日を除く。10日は13時から。20日は15時まで）

問合せ先

市民美術センター　072（964）1313、ファクス072（964）1596

深沢　幸雄

昨年1月に92歳で亡くなった深沢幸雄さんは、銅版画の第一人者として戦後日本の銅版画界に大きな足跡を残しました。その作品はメゾチント技法を主に緻密で深遠な表現、多版多色刷りによる鮮烈な色彩で、国内外から高い評価を得ています。

鴻池新田会所で開催
現代彫刻と写真展

鴻池新田会所は江戸時代に大阪の豪商である鴻池家が新開池を開発し、新田の管理・運営を行った施設で、敷地内には伝統的な建築群や庭が残されています。この企画展では、敷地内にある本屋で、大阪府20世紀美術コレクションより現代彫刻・写真作品をピックアップして展示します。

学芸員による作品解説は8月18日（土曜日）14時からです。

とき

8月3日（金曜日）～19日（日曜日）10時～16時（月曜日、祝休日の場合は翌日が休館。入館は15時30分まで）

※入館料（一般300円、小・中学生200円）が必要。

問合せ先

市民美術センター　072（964）1313、ファクス072（964）1596

東大阪市治安対策本部からのお知らせ

短時間でも車から離れるときは、車のキーを抜き、貴重品は車内に置かないようにしましょう