東大阪市の下水道事業について

下水道整備状況をご紹介
令和3年度末の下水道整備状況(人口)は99.9%となっています。


下水道の取組みをご紹介
年度 | 大阪府 | 東大阪市 | 全国平均 |
---|---|---|---|
昭和54年度 | 52.4 | 39.1 | 28.0 |
昭和59年度 | 56.3 | 47.1 | 34.0 |
平成 2年度 | 65.1 | 62.5 | 44.0 |
平成 7年度 | 74.4 | 72.7 | 54.0 |
平成12年度 | 84.6 | 87.2 | 62.0 |
平成17年度 | 90.8 | 98.6 | 69.3 |
平成22年度 | 94.3 | 99.6 | 75.1 |
平成27年度 | 95.8 | 99.8 | 77.8 |
平成28年度 | 96.1 | 99.8 | 78.3 |
平成29年度 | 96.3 | 99.9 | 78.8 |
平成30年度 | 96.5 | 99.9 | 79.3 |
令和元年度 | 96.7 | 99.9 | 79.7 |
令和2年度 | 96.8 | 99.9 | 80.1 |
令和3年度 | 96.9 | 99.9 | 80.6 |
本市は、汚水整備100%を目指して取り組んでおり、令和3年度末で面整備率で98.7%、整備状況(人口)は99.9%まで整備がすすみました。
他にも、雨水排水対策、老朽化した下水道施設の再構築、耐震機能の向上、下水処理水の再利用に取り組んでいます。

水洗化の促進
公共下水道の整備は、ほぼ完了しており、助成金制度の活用等により水洗化を促進していきます。

雨水排水対策
本市域は、昔から浸水被害に悩まされてきました。現在でも浸水被害が発生しており、雨水排水対策の更なる推進に努めていきます。
詳しい内容については、下記のページで紹介しています。
雨水排水対策事業

下水道施設の再構築
本市の下水道事業は、昭和24年に事業着手しており、整備後50年を経過した管渠は、約170kmとなっています。老朽化が進み施設が破損すると、下水が流れにくくなって浸水が起こったり、地下水や土が管渠内に流入し道路陥没が起こるなど、市民生活に多大な影響を及ぼします。
そこで、本市では、老朽化への対応として、限られた財源の中、ライフサイクルコスト最小化の観点を踏まえ、耐震化の機能向上も考慮した、計画的な下水道施設の再構築を進めています。

下水処理水の再利用
近年、地球温暖化による利用可能な水の不足が懸念される中、平成25年夏季には各地で渇水による取水制限が実施され、水の安定供給の重要性が改めて認識されています。
そこで本市では、水資源のリサイクルを推進するため、下水処理水の再利用に取り組んでいます。
詳しい内容については、下記のページで紹介しています。

合流改善事業
合流式下水道は、汚水と雨水を同一の管渠で流すため、大雨が降ると処理場で処理しきれない下水は、処理されずに河川等に放流されます。そのため、東京湾のオイルボールに代表されるように、公衆衛生上極めて深刻な問題となっています。
「合流式下水道緊急改善事業」とは、雨天時に合流式下水道から流出する汚濁物の軽減をはかる事業で、本市においても、合流式下水道緊急改善計画を策定し事業を進めてきました。
詳しい内容については、下記のページで紹介しています。
合流式下水道緊急改善計画