水害を防ぐための雨水排水対策
水害を防ぐための対策をご紹介
大部分が平坦な平地で、降った雨が自然に川へ流れない地域特性を持つ東大阪市。
下水道部では、より安心して暮らせるまちづくりをめざし、雨水排水対策事業を進めています。
下水道部では、より安心して暮らせるまちづくりをめざし、雨水排水対策事業を進めています。
大雨による浸水被害
昔は、下水道整備が進んでいなかったため、たびたび浸水被害が発生していました。
第七中学校(現、楠根中学校)校庭(稲田)
第七中学校(現、楠根中学校)校門前(稲田)
(写真資料は、昭和32年6月の5号台風による浸水写真/合併前の旧布施市時代)
雨水増補管の設置を進めています
大雨の際、既存の下水管が流しきれない雨水を流す施設として雨水増補管の整備を行っています。
雨水増補管(新岸田堂幹線)
駅や学校などに貯留施設の建設を進めています
駅や学校、周辺道路へ雨水を貯めるための地下貯留施設・雨水貯留浸透施設の整備を行い、大雨の水を一時的に貯めたり、地下に浸透させたりしています。
八戸の里雨水貯留施設(地下式)
八戸ノ里駅前(南側駅前広場)にも雨水貯留施設が整備されています。
八戸の里雨水貯留施設(現況)
校庭貯留施設
校庭貯留は、第二寝屋川以西の地域において、16校の整備が完了しました。(平成10年度~16年度)
さらに第二寝屋川以東の地域では、11校の整備が完了しました。(平成18年度~27年度)
(下水道部では平成27年度まで実施)
長瀬南小学校(晴天時)
長瀬南小学校(雨天時)
寝屋川流域総合治水対策
寝屋川流域水害対策計画
『寝屋川流域水害対策計画』を変更しました。(平成26年8月5日策定)
寝屋川流域については特定都市河川浸水被害対策法に基づく流域水害対策計画を平成18年2月15日に策定しましたが、このたび、流域における下水道の雨水ポンプ施設の操作に関する要綱を定めるなど、流域水害対策計画を平成26年8月5日に変更しましたのでお知らせします。
流域水害対策計画とは
総合的な浸水被害対策を推進するために、特定都市河川の河川管理者、特定都市下水道の下水道管理者、関係都道府県知事及び市町村長が共同で策定する計画です。(特定都市河川浸水被害対策法第4条)