鴻池四季彩々とおり

下水道事業への親しみと理解を深めていただくための取り組みを進めています

東大阪市内の下水道と親しめるスポットをご紹介

鴻池水路
農地の住宅化や下水道整備が進む中、その役割を失いつつあったかつての歴史的水路「鴻池水路」が、下水処理水を有効利用した水辺空間に生まれ変わりました。

歴史エリア | ふれあいエリア | みどりのエリア |
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鴻池水路という、歴史的財産 | 水辺空間の創造 | 水とみどりの空間 |
夜には光で水面を照らす「西エントランスゾーン」と、長屋門や木橋を設置し、趣き深い歴史的空間を演出した「歴史を演出するゾーン」です。 | 子どもからお年寄りまで、楽しく憩える2つのゾーン「野辺と木立との出会いゾーン」、「自然とのふれあいゾーン」がある休息空間です。 | 「みどりの散策路」として、交通量の多い府道八尾枚方線の代替となる、安心して歩ける空間を整備しました。水の弾ける音や、美しい噴水を楽しめる「東エントランスゾーン」です。 |
備考:鴻池水路を流れるせせらぎ用水について、せせらぎ用水の水は修景用水(眺める水、景観用)として供給され
ていますので、水には触れないようご協力お願いいたします。

水の郷 鴻池 四季彩々が第13回(平成16年度)国土交通大臣賞(いきいき下水道賞)下水道有効利用部門を受賞しました。
(受賞要件)
汚泥や下水熱、下水道施設など、下水道の有する資源、施設の積極的な有効利用により、下水道の果たし得る多様な社会的役割の拡大に寄与したと認められるもの。



東大阪市では、北部に位置する「鴻池水路」を有効利用し、水辺空間の創造を行いました。せせらぎ用水には鴻池水みらいセンター(旧鴻池処理場)の下水処理水を再利用しています。水路の整備にあたっては、東西約3kmの区間をゾーン分けし、それぞれ異なった趣の景観整備を行うことによって、子どもからお年寄りまで気軽に安心して楽しめる水辺空間を形成しています。また、水路の途中には、渇水時の雑用水や防火用水として利用可能な処理水の貯留槽を設置しています。
また、とおりの水路脇にはウメやツツジ、サクラ、アジサイなど四季折々の草花を植栽し、目で見て四季を感じさせる空間整備を行っております。