水道施設等再構築事業
「ひがしおおさか水道ビジョン2030」に掲げる3つの将来像である「安全・安心・安定の信頼される水道」、「災害に備えた強靭な水道」、「健全な経営を持続できる水道」を実現していくため、『水道施設等再構築事業』として事業を実施していきます。主な施設整備事業として「水道施設再構築」と「水道管網再構築」に分類されます。
事業期間
令和3年度から令和12年度
水道施設再構築
水道施設再構築では、石切高区浄水場の浄水機能停止や、平野部にある4配水場(水走配水場、上小阪配水場、菱屋西配水場、池島配水場)の統合再編に向けた段階的な整備など、今後の水需要に見合った施設規模の再編整備を進めます。災害時における水道水の貯留・供給機能確保のため、配水池の耐震化をはじめ、配水ブロック化、基幹施設の停電、浸水災害、土砂災害の対策を進めます。また将来にわたって水道サービスを持続させていくために、防災拠点として新水道庁舎を整備し、事業期間において約75億円の事業を実施していきます。
水道管網再構築
水道管網再構築では、将来の水需要減少を見据えて、管路口径を適正規模(ダウンサイジング)に見直し、全面的に高機能な耐震管を引き続き使用することで効率的な管路更新・耐震化を進めます。また災害などによる影響を最小限にとどめ、水道システムとして機能を損なうことのないよう、特に重要な水道管(基幹管路)の耐震化、防災拠点・医療機関などの重要給水施設への供給ルートの耐震化を進め、事業期間において約246億円の事業を実施していきます。
事業概要
令和6年度 総事業費 約37億6,096万円
【水道施設再構築】約5億8,148万円
・配水池耐震補強及び改修工事
・自動水質監視装置更新工事
・東大阪市新水道庁舎整備事業アドバイザリー業務 等
【水道管網再構築】約31億7,948万円 (延長約9,700m)
・基幹管路整備事業・重要給水施設配水管路整備事業
・配水支管整備事業 等