水道事業におけるSDGs(持続可能な開発目標)の取り組み
SDGsへの貢献、次世代水道へ繋ぐために”持続と成長”
上下水道局は、SDGsの達成に資する事務事業を推進してまいります。
6 安全な水とトイレを世界中に
すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
安全な水道水質の維持・向上
水質管理体制の充実
詳しい説明は下記をクリックしてご覧ください。
7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保します。
環境への配慮
省エネルギーに努めた水運用の推進
- 受水、位置エネルギー活用の推進
- 中石切受水中継ポンプ場を整備し、大阪広域水道企業団からの受水圧を利用した水運用を実施しています。池島配水場・水走配水場においても企業団からの受水圧を利用した配水運用を一部実施しています。
- 近年の配水量1m3あたりの電力消費量は、大阪府下平均や全国の水道事業体の平均値に比べて約半分程度と低く、今後も継続的に省エネルギー対策に取り組みます。
▲整備された中石切受水中継ポンプ場
- インバータ(回転数)制御による省エネルギー化の推進
- 水走配水場などのポンプのインバータ制御を継続し、きめ細やかな水運用による省エネルギー化を推進します。
▲水走配水場ポンプ制御盤(インバータ機能搭載型)
- 建設工事副産物リサイクルの推進
- 建設副産物(コンクリート塊やアスファルト塊等)の有効利用を積極的に推進しており、建設リサイクル法に基づき、全量リサイクル資源として処理しています。
- 再生可能エネルギー発電(太陽光・小水力発電等)導入の推進
- 水道施設を活用した再生可能エネルギー(太陽光発電や小水力発電など)の導入を推進します。
- 令和3 年度から水力発電を専門とする民間企業と連携し、水走配水場において大阪広域水道企業団からの受水における余剰圧力(水流のエネルギー)を有効利用したマイクロ水力発電を開始しました。また、売電による新たな収入の確保にもつながります。
▲太陽光発電パネル(上小阪配水場)
▲太陽光発電稼働状況確認パネル(上小阪配水場)
▲マイクロ水力発電(水走配水場)
11 住み続けられるまちづくりを
包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現します。
水道施設のレベルアップ
水道施設の防災対策の推進
- 管路の耐震化
- 地震時における水道水の安定供給のため、経過年数による老朽度や水道管材質による耐震性・事故危険度から管路を評価し、更新優先度の高い基幹管路および配水支管を計画的に更新することにより、水道管路の耐震化を推進します。
(一社)日本ダクタイル鉄管協会提供