風しんワクチンの接種費用を助成します
妊娠中(特に妊娠初期)の女性が風しんに感染すると、心疾患、白内障、聴力障害など(先天性風しん症候群)の子どもが産まれる可能性が高くなります。風しんの予防には、ワクチンを接種し、風しんに対する免疫を獲得すること(予防接種)が有効です。そこで、風しんの抗体価が低い対象者の方に麻しん風しん混合ワクチン(MR)または風しんワクチンの接種費用を助成します。

対象者【令和6年4月より対象者4と5を拡充しました】
接種時に東大阪市民で、風しん抗体検査の結果、抗体が低い(HI法16倍以下、EIA法8.0未満)と判定された、次の(1)から(5)に該当する方。
ただし、風しんにかかったことが明らかな方や風しんや麻しん風しん混合ワクチンを2回以上接種した方、平成26年度以降本事業を利用し接種したことがある方は対象から除きます。
- 妊娠を希望する昭和50年4月2日から平成18年4月1日生まれの女性(ただし妊娠中の方は除く)
- 上記1の配偶者またはパートナーで、平成18年4月1日以前生まれの男性
- 現在妊娠している風しん抗体価が低い女性の配偶者またはパートナーで、平成18年4月1日以前生まれの男性
- 上記1と同居している定期接種の風しん第2期の対象年齢(小学校入学1年前)を過ぎた方
- 現在妊娠している風しん抗体価が低い女性と同居している定期接種の風しん第2期の対象年齢(小学校入学1年前)を過ぎた方
備考 上記のパートナーとは、事実上婚姻関係と同様の事情にある同居の方をさします。

実施期間
令和6年4月1日から令和7年3月31日まで

助成回数
麻しん風しん混合(MR)ワクチンまたは風しんワクチン、いずれか1回(*基本は麻しん風しん混合(MR)ワクチン)
令和6年3月21日に厚生労働省よりワクチンの安定供給を図ることを目的に第1期および第2期の定期接種対象者(1歳児と年長児)への接種を優先するとの事務連絡がありました。接種時期やワクチンの種類等は医療機関にご相談ください。

自己負担金
1000円
備考 東大阪市委託医療機関以外での接種は助成の対象になりません。

接種方法

持ち物
- 接種を希望する方の風しん抗体検査の結果を確認できる物
- 氏名・住所・生年月日を確認できる身分証明書(健康保険証・運転免許証等)
- 対象者3と5に該当する方は、妊娠中の女性の風しん抗体価が低いことを確認できる母子健康手帳など

麻しん風しん混合(MR)ワクチンまたは風しんワクチンの予防接種を受ける場合の注意
妊娠中の接種はできませんので、妊娠していないことをご確認ください。ワクチン接種後は最低2カ月間の避妊が必要になります。

健康被害救済制度について
予防接種法に定められていない任意の予防接種となります。万一、ワクチン接種により重篤な副反応が生じた場合は、予防接種法による健康被害救済制度ではなく、独立行政法人医薬品医療機器総合機構救済制度による救済の対象となります。
