市政だより 平成30年2月15日号 6・7面(テキスト版)
ひと足早い春の訪れを
司馬遼太郎記念館などで菜の花の飾り付け
1月27日・28日に司馬遼太郎記念館やその周辺地域に、ボランティアらにより菜の花が飾り付けられました。
きれいに彩られたまちなみから、ひと足早い春の訪れを感じてください。
司馬遼太郎さんの命日「菜の花忌」(2月12日)を前に1月27日・28日、司馬遼太郎記念館やその周辺地域、また近鉄八戸ノ里駅周辺で菜の花の飾り付けが行われました。この取組みは平成16年に始まり、今回で15回目となります。
「菜の花忌」は司馬さんが野に咲く黄色い菜の花を好んでいたことや、著書に「菜の花の沖」という小説があることに由来しています。
1月27日は、司馬遼太郎記念館の敷地内にある書斎前や庭に約300個のプランターと、約700本の切り花が飾られました。司馬さんは生前、書斎前に菜の花を植え、開花を楽しみにしていたことから、記念館の開館後は、ボランティアらによって書斎前に菜の花が飾り付けられています。
また翌28日には、ボランティア「春一番に菜の花忌の会」の皆さんや地元の学生らが、記念館や近鉄八戸ノ里駅周辺に菜の花を飾り、まちは鮮やかな黄色で彩られました。飾り付けには約150人が参加し、約1650個のプランターが設置されました。春一番に菜の花忌の会は、“記念館の周辺にも菜の花を咲かせることができたら”という記念館の提唱に自治会や学校、ボランティアの皆さんが応え、平成16年に発足しました。現在、自治会や学校など42団体が参加。秋の種まきから活動しています。
この日、参加した春一番に菜の花忌の会の寳藏寺敬宜さんは「司馬さんを通して地域が1つになっているようでうれしい」と話していました。また門谷惟吹さん(府立布施高校1年)は「学校の周りが華やかになりました。そのお手伝いができて良かったです」と話していました。
今年は寒さの影響で開花が例年より遅めで、菜の花は3月下旬まで楽しむことができます。ぜひ一度、あたたかな黄色の風景にふれ、ひと足早い春の訪れを感じてみませんか。
司馬遼太郎さん
大正12年8月7日~平成8年2月12日
司馬遼太郎さんは、作家生活の大半を東大阪市内で過ごし、膨大な資料をもとに歴史小説をはじめ、紀行、エッセイなどをこの地から発表し続けました。昭和35年に発表した「梟の城」で直木賞を受賞。その後も「竜馬がゆく」や「功名が辻」など現在も多くの国民が愛読する多数の作品を発表し続けました。
市では、平成8年3月4日、司馬さんの功績を讃え、名誉市民の称号を贈りました。
- 菜の花(rape blossoms)
- 鮮やかな黄色の花を咲かせ、 春の訪れを告げる花。
- アブラナ科の1年草で、開花時期は2月~5月ごろ。春野菜としても有名です。
- 花言葉:快活、明るさ
司馬遼太郎記念館で
菜の花を撮ろう
ひと足早い春を先取りして、司馬遼太郎記念館で菜の花の撮影をしませんか。
撮影会では、産経新聞大阪本社の藤浦淳さんによる撮影のアドバイスや作品の講評も行われます。撮影機材は、デジタルカメラや携帯電話、スマートフォンなどをお持ちください。
撮影された作品は、今年の夏に予定している「小阪・八戸の里街なみ会議」主催の写真展で展示します。
- とき
- 3月3日(土曜日)9時~12時30分ごろ
- 定員
- 30人(申込先着順)
- 申込方法・申込み先など
- 「行事名」「住所」「氏名(ふりがなも)」「年齢」「電話・ファクス番号」を2月15日(木曜日)10時~27日(火曜日)16時(必着)にハガキで(電話、ファクスも可)
- ところ 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 〒577-0803下小阪3-11-18 司馬遼太郎記念館 06(6726)3860、ファクス06(6726)3856
- 問合せ先
- 文化国際課 06(4309)3155、ファクス06(4309)3823
3月11日 あらもと愛ふれあい21
オカリナデュエット&講演会
- とき
- 3月11日(日曜日)14時から
- 対象
- 市内在住・在勤・在学(いずれか)の方
- 定員
- 400人(抽選)
- 内容
-
- オカリナデュエットRinaRinaによる「恋のバカンス」「ハナミズキ」など
- オリンピック金メダリスト内村航平さんの母で、スポーツクラブのコーチや体操選手としても活躍中の内村周子さんによる人権講演会「健康長寿であなたの人生金メダル!」
※手話通訳あり。
- 申込方法・申込み先など
- 「行事名」「住所」「氏名(ふりがなも)」「年齢」「電話・ファクス番号」と希望人数(2人まで)、車いすの有無を2月23日(金曜日)(消印有効)までに往復ハガキで
- ところ 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 〒577-0023荒本2-6-1 荒本人権文化センター 06(6788)7424、ファクス06(6788)2456
東大阪ブランド
新たに5製品を認定
本市から生まれた優れた製品を認定する「東大阪ブランド」が、今年度から市長認定となりました。昨年11月に実施した認定審査委員会で、初の市長認定となる東大阪ブランド製品(5社5製品)が誕生しました。これらの製品を製造した企業に対して、1月18日、市役所本庁舎で東大阪ブランドの認定式が行われ、野田市長からそれぞれの企業に認定証とトロフィーを贈呈。市長は「皆さんの力を借りて、モノづくりのまち東大阪を国内、そして海外にPRしていきたい」と話していました。
認定された製品は、東大阪ブランドのシンボルマークの使用や各種展示会への出展などのPR活動により、販路拡大などにつなげることができます。
今回の認定製品名/企業名/認定区分
- ダイヤ菊水印 六角ボルト/金剛鋲螺株式会社/プラスアルファ(ヒストリー・プラス)
- リノバック RENOVACK/太陽金属製作所/プラスアルファ(ファンクション・プラス)
- 簡易設置式くさり階段「逃げるんだ・登るんだ」/大興産業株式会社/オンリーワン
- 洗浄小町 NS-6K/株式会社中農製作所/プラスアルファ(ファンクション・プラス)
- フリーベアスライダー/株式会社フリーベアコーポレーション/オンリーワン
- 問合せ先
- モノづくり支援室 06(4309)3177、ファクス06(4309)3846
トランポリン世界大会で銀メダル!
3選手が市長を表敬訪問
昨年11月にブルガリアで行われた世界年齢別トランポリン競技選手権大会で、すばらしい成績を収めたキタイスポーツクラブの選手らが1月19日、野田市長を表敬訪問しました。
播磨ここねさん(12歳)は個人11歳~12歳の部女子で銀メダル、増崎セリナさん(15歳)はシンクロ15歳~16歳の部女子で銀メダルと個人15歳~16歳の部女子で銅メダル、西岡隆成さん(14歳)は個人13歳~14歳の部男子で銀メダルを獲得しました。
トランポリンは飛ぶ技術だけでなく、体幹などの基礎トレーニングも重要で、選手らは日々厳しい練習に取り組んでいます。また、連続する演技の中でミスが取り返しづらく、まさに自分との戦いといえる競技です。
西岡さんは「今大会での経験を活かして、次のロシア大会では金メダルを狙いたいです」と力強く話し、また選手らは皆「東京オリンピックへの出場をめざしてがんばりたい」と意気込んでいました。
2月24日 誰でも気軽に楽しめる!
ウィルチェアースポーツイベントを開催
市では、年齢や障害の有無にかかわらず車いす(wheelchair)を使ってスポーツを楽しめる「ウィルチェアースポーツ広場」を昨年10月にオープンしました。多くの方にウィルチェアースポーツの魅力を知ってもらうため、本市出身のパラアーチェリー選手・上山友裕さんをゲストに迎え、ウィルチェアースポーツイベントを開催します。
- とき
- 2月24日(土曜日)10時~13時
- ※雨天時は3月21日(祝日)に順延。
- ところ
- ウィルチェアースポーツ広場(若草町)
- 内容
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- 車いすソフトボール(本市を拠点とする「関西アンバランス」対愛知県の「東海ユナイテッドドラゴンズ」)
- ウィルチェアー体験会(フットボール、バスケットボール、レーサー用車いす体験など)
- 問合せ先
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- スポーツのまちづくり戦略室 06(4309)3019、ファクス06(4309)3847
- 一般社団法人日本車いすスポーツ振興協会 072(985)0011(ファクス兼用)
ウィルチェアースポーツ広場の利用方法
ウィルチェアースポーツ広場は、車いすを使ったスポーツを行う目的であれば誰でも利用できます。利用希望者は日本車いすスポーツ振興協会ウェブサイトで予約をしてください。利用料は無料です。
- 問合せ先
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- スポーツのまちづくり戦略室 06(4309)3019、ファクス06(4309)3847
- 一般社団法人日本車いすスポーツ振興協会 072(985)0011(ファクス兼用)
東大阪市治安対策本部からのお知らせ
- 侵入盗対策
- 家の周りは夜間でも明るくし、見通しのよい環境にしましょう