ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

東大阪市

あしあと

    帯状疱疹について

    • [公開日:2022年10月28日]
    • [更新日:2022年10月28日]
    • ID:34641

    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

    帯状疱疹とは

    帯状疱疹は、幼少期に感染する水ぼうそうのウイルスが原因でおこる皮膚の病気です。

    日本人成人の約90%以上は、水ぼうそうのウイルスが体内に潜伏していると言われています。

    過労やストレスなどで免疫力が低下するとウイルスが活性化して帯状疱疹を発症します。

    症状は、体の片側の一部にピリピリとした痛み、赤い発疹が発生します。症状の多くは上半身に現れ、顔、目、頭に現れることもあります。

    特徴

    ・神経に炎症を起こすため痛みは強い。

    ・50歳代から発症率が高くなり、80歳までに3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われてる。

    ・皮膚症状が治まった後も長期間痛みが続くことがある(帯状疱疹後神経痛)。

    ・免疫力の低下(加齢、疲労、ストレス、糖尿病やがんなどの疾患)が発症のきっかけになることがある。

    帯状疱疹後神経痛とは

    皮膚症状が治まった後も、ウイルスによる神経の損傷で3か月以上痛みが続いている状態を言います。

    帯状疱疹を発症した50歳以上の約2割の方が、帯状疱疹後神経痛になると言われています。

    その他の合併症として、顔面神経麻痺や難聴等があります。

    帯状疱疹の予防

    帯状疱疹の予防には、バランスのとれた食事を摂取する、十分な睡眠時間の確保など日頃からの体調管理を心がけることが重要です。また、50歳以上の方は帯状疱疹予防のため、下記のワクチン接種が可能ですが、現在は任意予防接種(有料)となっています。

    ・乾燥弱毒性水痘ワクチン(生ワクチン)

    ・乾燥組み換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」(不活化ワクチン)

    水痘ワクチンと帯状疱疹ワクチンの比較

    乾燥弱毒性水痘ワクチン帯状疱疹ワクチン「シングリックス®」
    ワクチンの種類生ワクチン不活化ワクチン
    帯状疱疹発生予防効果51.3%50歳以上で97.2%
    70歳以上で91.3から97.9%
    帯状疱疹後神経痛予防効果66.5%88.8%
    接種方法・回数皮下注射・1回筋肉注射・2回
    接種間隔1回目の接種から2か月後に2回目の接種を行う。(1回目接種後2か月以降6か月後まで)
    対象年齢50歳以上50歳以上
    副反応接種部位の痛み、腫脹、発赤など接種部位の痛み、腫脹、発赤、倦怠感、頭痛など
    費用(全額自己負担)医療機関へ問い合わせてください。医療機関へ問い合わせてください。

    注意事項

    ・抗がん剤治療中やステロイドホルモン剤を使用しているなど高度な免疫低下が認められる場合には生ワクチンの接種ができない場合もあります。

    ・いずれのワクチンも治療中の疾患によっては、接種できない場合もありますので、必ず主治医に確認のうえワクチン接種の計画を立てるようにしてください。

    ・医療機関でのワクチン接種は予約制であることが多いため、必ず事前に医療機関へ問い合わせてください。

    接種できる医療機関

    任意予防接種のため、医療機関の所在地は東大阪市内外を問わず接種可能です。ご自身で医師に相談いただき、実施日を決めてください。


    ●予防接種を実施している医療機関は「大阪府医療機関情報システム」にて検索することができます。

    大阪府医療機関情報システム(別ウインドウで開く)

    検索方法⇒病院・診療所で探す→医療機能で探す→予防接種→予防接種の種類を選択

    お問い合わせ

    東大阪市健康部保健所 感染症対策課

    電話: 072(960)3805

    ファクス: 072(960)3809

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

    お問い合わせフォーム