市政だより 令和4年6月1日号 16面(テキスト版)
できることから始めよう
ごみの減量にご協力を
毎日の暮らしの中で、ごみは必ず出るものです。
ごみの減量に向けて各家庭でできることをこの機会に考えませんか。
ごみの量は減少傾向
令和2年度に市内で排出されたごみの量は約17万トンで、平成22年度に比べ、約2万4000トン減少しました。ごみの排出量は25メートルプールに換算すると約304杯分になり、1人当たりに換算すると年間で約344キログラムになります。
また、ごみの収集・運搬や処分にかかった費用は約55億9600万円で1人当たりに換算すると年間で約1万1360円になります。
ごみの内訳は、家庭からが約59パーセント、事業所からが約41パーセントとなっています。そのうち資源化されたものの割合は家庭系と事業系をあわせて約14パーセントでした。また、令和元年度に実施したごみ質調査によると家庭ごみのうち7割以上が、資源化・堆肥化できるものという結果になりました。
- リサイクルできるもの=紙類、プラスチック製の容器包装類など
- 堆肥化できるもの=生ごみ、剪定した枝葉など
ごみの減量と資源化の目標
市では昨年、一般廃棄物処理基本計画を策定し、令和12年度までに家庭系ごみの1人1日当たりの排出量について卵1個分(約50グラム)の削減を目標として設定しています。目標達成には、引き続き一人ひとりの日々の取組みが大切です。詳しくは市ウェブサイトをご覧ください。
- 問合せ先
- 循環社会推進課 06(4309)3199、ファクス 06(4309)3829
食品ロスの削減にトライ!
市では3月に東大阪市食品ロス削減推進計画を策定しました(同計画は市ウェブサイトでご覧いただけます)。この計画に基づき、市民・事業者・各種団体・行政が連携し、食品ロス削減の取組みを進めます。
国内で発生する食品ロスは年間約570万トンと推計されており、全世界の食糧援助量(約420万トン)の約1.4倍になります。家で食事したり、スーパーなどでまとめ買いしたりする機会が増えている今こそ、食品ロスを削減するため、次のことに注意しましょう。
- 買い物の前に冷蔵庫を確認する
- 食材の買い過ぎを控える
- ばら売り、量り売りの商品を選ぶ
- 野菜などの食材はできるだけ無駄なく使い切る
- 家族の予定を把握し、必要分だけ料理を作る
- 消費期限の近い食材から使い切る
また、食品の期限表示にも注意し、一度開封した食品は期限にかかわらず、早めに食べるようにしましょう。
- 賞味期限=おいしく食べることができる期限(期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません)
- 消費期限=安全性を欠くおそれがないと認められる期限(期限を過ぎたら食べない方がよいもの)
- 問合せ先
- 循環社会推進課 06(4309)3199、ファクス 06(4309)3829
火災事故を防ぐため
電池類は回収ボックスへ
市民を対象とした「ごみの分別に迷った品目」についてのアンケートを3月に実施しました。アンケートでは、乾電池や小型充電式電池など、電池類の分別に迷ったという回答が多くありました。乾電池や小型充電式電池は市回収拠点または回収協力店が設置している回収ボックスに出してください。
最近では、特に小型充電式電池が原因と思われる火災事故がごみ収集車などで多発しています。小型充電式電池は絶対に家庭ごみや不燃の小物などに出さないでください。
詳しくは市ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
- 問合せ先
- 循環社会推進課 06(4309)3199、ファクス 06(4309)3829
設置費用の一部を補助
再生可能エネルギー設備
市では、再生可能エネルギー設備などを住宅に設置した方に設置費用の一部を補助します(未使用品に限る)。補助の対象となる事業は次のとおりです。いずれも申込先着順で予算を上回った場合は終了します。なお、補助を受けた方には、市の地球温暖化防止に関する取組みへの参加などにご協力いただきます。
補助対象者の要件など、補助金交付要綱で必ず確認のうえ、申請してください。
- 申込方法・申込み先など
- 申請書と必要書類を6月1日(水曜日)~来年2月28日(火曜日)に直接
- ※新型コロナウイルス感染症の影響により申請期間などが変更になる場合は、市ウェブサイトでお知らせします。要綱や申請書類は市ウェブサイトからダウンロード可。郵送で申請書類を請求する場合は、住所・氏名を記入し、210円分の切手を貼った返信用封筒(角2・A4サイズ)を同封してください。
太陽光発電システム
- 定員
- 140件程度
- 補助金額
- 発電出力1キロワット当たり2万円(上限8万円〈4キロワットまで〉または設置費用の2分の1の金額のいずれか低い額)
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 環境企画課 06(4309)3198、ファクス 06(4309)3829
エネファーム
- 定員
- 200件程度
- 補助金額
- 設置費用の2分の1(上限4万円)
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 環境企画課 06(4309)3198、ファクス 06(4309)3829
HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)
- 定員
- 40件程度
- 補助金額
- 設置費用の4分の1(上限1万円)
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 環境企画課 06(4309)3198、ファクス 06(4309)3829
蓄電池
- 定員
- 120件程度
- 補助金額
- 蓄電容量1キロワットアワー当たり1万円(上限6万円〈6キロワットアワーまで〉または設置費用の2分の1の金額のいずれか低い額)
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 環境企画課 06(4309)3198、ファクス 06(4309)3829
#環境の日はグリーン
ライトアップキャンペーン
市では、環境省が実施する「#環境の日はグリーン」ライトアップキャンペーンに参画し、市花園ラグビー場のメインゲートを環境をイメージした緑色にライトアップします。
- とき
- 6月5日(日曜日)日没後~20時
- 問合せ先
- 環境企画課 06(4309)3198、ファクス 06(4309)3829