市政だより 令和3年5月1日号 保存版4面(テキスト版)
集団接種会場での当日の流れ
1.受付
検温や本人確認書類の確認、予診票記載の案内をします
2.予診票の確認
予診票の記載漏れや不備のチェック、2回目の接種の場合は接種間隔や1回目のワクチン種別の確認をします
3.予診
体調や持病の確認など必要な診察を行い、接種を受けることが適当でない、または注意が必要な方に該当するかどうかの確認をします
4.接種
ワクチンを接種します
※肩付近に接種しますので、当日は肩を出しやすい服装でお越しください。
5.接種済証の交付
接種したワクチンのワクチンシールを接種済証に貼り、接種日・接種場所を記載します
6.接種後の経過観察
アナフィラキシーなどの症状が出ることがあるため、15分~30分会場に設けられた専用スペースで経過観察を行います
- 持ち物
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- 接種券(クーポン券)
- 予診票(事前に必要事項を記入しておいてください)
- 本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)
新型コロナワクチンに関する Q&A
Q ワクチンの効果は?
A 国内で承認されているファイザー社のワクチンでは、ワクチン接種を受けた人は受けていない人より、発症した人が少ないことがわかっています。発症予防効果は約95パーセントと報告されています。
Q 必ず接種を受けなければいけませんか?
A 強制ではありません。接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解いただいたうえで、自らの意志で接種を受けていただきます。
Q 集団免疫とは何ですか?
A 感染症は、病原体(ウイルスや細菌など)が、その病原体に対する免疫をもたない人に感染することで流行します。ある病原体に対して、人口の一定割合以上の人が免疫をもつと、感染患者が出ても、他の人に感染しにくくなることで、感染症が流行しなくなり、間接的に免疫をもたない人も感染から守られます。この状態を集団免疫といい、社会全体が感染症から守られることになります。
なお、感染症の種類によって、集団免疫を得るために必要な免疫をもつ人の割合は異なります。また、ワクチンによっては、接種で重症化を防ぐ効果があっても感染を防ぐ効果が乏しく、どれだけ多くの人に接種しても集団免疫の効果が得られないこともあります。
新型コロナワクチンによって、集団免疫の効果があるかどうかはわかっておらず、わかるまでには、時間を要すると考えられています。
Q 接種後に現れる可能性がある症状にはどのようなものがありますか?
A 接種後すぐ
アナフィラキシー(急性のアレルギー反応)や血管迷走神経反射(緊張や強い痛みによって起こる失神など)など
A 接種後、数日以内
- 発現割合
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- 50パーセント以上
- 接種部位の痛み、疲労、頭痛
- 10パーセント~50パーセント
- 筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れ
- 1パーセント~10パーセント
- 吐き気、嘔吐
接種直後よりも翌日に痛みを感じる方が多いですが、これらの症状の大部分は数日以内に回復しています。疲労や関節痛、発熱など、接種1回目より2回目の方が頻度が高くなる症状もあります。
Q ワクチン接種ができないのはどのような人ですか?
A 接種ができないのは次の人です。
- 37.5度以上の発熱がある人(平熱によって異なります)
- 重い急性疾患にかかっている人
- ワクチンの成分に対し、アナフィラキシーなど重度の過敏症の既往歴のある人 など
Q ワクチン接種を受けるのに注意が必要なのはどのような人ですか?
A 注意が必要なのは次の人です。当てはまると思われる人は、ワクチン接種してもよいか、かかりつけ医にご相談ください。
- 過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の方がいる人
- 心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある人
- 過去に予防接種後2日以内にアレルギーが疑われる症状がでた人
- 過去にけいれんを起こしたことがある人
- ワクチンの成分に対してアレルギーが起こるおそれがある人 など
※抗凝固療法を受けている人、血小板減少症または凝固障害のある人は、接種後の出血に注意が必要とされています。
新型コロナウイルスワクチンについて、詳しくは市ウェブサイトをご覧いただくか、東大阪市新型コロナワクチンコールセンター(06-7668-0485)へお問合せください。