子ども市政だより第31号 1面
新型コロナウイルス感染症
知って、守ろう!大事ないのち
現在、新型コロナウイルス感染症が世界各国で流行しています。日本でも今年2月ごろから徐々に感染者数が増加し、一度落ち着いていましたが、最近、再び感染が拡大しています。感染拡大を防ぐためには、新型コロナウイルスについて正しく知り、感染予防に努めることがとても大切です。まず、新型コロナウイルスはどんなものなのか見てみましょう。
新型コロナウイルスって??
新型コロナウイルスとは、人に感染するウイルスの一種です。このウイルスは、自分自身で増えることはできませんが、人の目や鼻、口などの粘膜から体内に入って増えていきます。
感染症ってなあに??
感染症とは、体の中にウイルスや細菌など病気のもとになるものが侵入して、そのウイルスなどが体の中に住み着いて増加し、熱や咳、頭痛などの症状が出ることをいいます。
どうやって感染するの??
一般的には飛沫感染と接触感染により感染するといわれています。
飛沫感染
飛沫は1メートル~2メートル飛ぶんだって!
ウイルスに感染した人が、咳やくしゃみをしたときに出る飛沫などにウイルスが含まれており、そのウイルスなどを他の人が鼻や口から吸い込むことで感染します。
接触感染
ウイルスに感染した人が、咳やくしゃみを手で押さえると、手にウイルスが付き、その手で周りの物を触ると物にウイルスが付きます。それを他の人が触って、その手で目や鼻、口を触ると粘膜から感染します。
どんな症状が出るの??
熱や咳、強いだるさなどが主な症状で、風邪と似た症状が出ます。また、味や匂いがわからなくなるなどの症状が出る人もいます。症状がひどくなると肺炎になることもあります。
※感染しても症状が出ない場合もあります。