子ども市政だより第31号 2・3面
“新しい生活様式”できているかな?
今、わたしたちにできること
新型コロナウイルスの感染が拡大しないためには、一人ひとりが今できる対策に取り組むことがとても大切です。“新しい生活様式”ってみなさん知っていますか?すでに実践している人も多いと思いますが、この機会にもう一度、自分の生活を見直して、実践できているか確認してみましょう。
一人ひとりの基本的感染対策&日常生活を営む上での基本的生活様式
“新しい生活様式”とは、「人との間隔を空ける」「マスクを付ける」「手を洗う」や「密集」「密接」「密閉」の3密を避けるなど、新型コロナウイルス感染防止のための行動を取り入れた日常生活のことです。
感染防止の3つの基本
- 人との間隔を空ける
- 飛沫感染を防ぐために、できるだけ人との間隔を空けることが大切です。
- 2メートル(最低1メートル)
- マスクを付ける
- 咳やくしゃみによる飛沫を防ぐことができます。また、マスクを付けることで鼻や口を触る回数が減るね。
- 夏場は熱中症に注意!
- 手を洗う
- 30秒程度かけて水と石けんで丁寧に。アルコール消毒も効果的です。
正しい手の洗い方
正しい方法できちんと手洗いができているか確認してみましょう。
- 流水でよく手をぬらしたあと、石けんをつけ、手のひらをよくこする
- 手の甲を伸ばすようにこする
- 指先・爪の間を念入りにこする
- 指の間を洗う
- 親指と手のひらをねじり洗いする
- 手首も忘れずに洗う
洗い終わったら、充分に水で流し、清潔なハンカチやタオルなどでよくふいて乾かしましょう。ハンカチなどは、友達など他の人といっしょに使わないようにしましょう。また、爪は短く切って、清潔にしておきましょう。
毎日の生活で気をつけること
- 遊ぶときは建物の中より外を選ぶ
- おしゃべりをするときは、できるだけ顔と顔が向かいあわないようにする
- 外に出かけるときや、建物の中で会話をするときに人との間隔が充分とれない場合は症状がなくてもマスクを付ける
- 家に帰ったら、まず手や顔を洗う。人の多い場所に行ったあとは、できるだけすぐに着替える。シャワーを浴びる
- こまめに部屋の窓やドアを開けて、空気の入換えをする
- 「3密」を避ける
密集 たくさんの人が集まる場所
密接 人と人との距離が近い場面
密閉 空気の入換えができない・窓がない場所
- 一人ひとりの健康状態に応じた運動や食事などをする
- 毎朝、体温測定と健康のチェックをする。熱が出ていたり、風邪の症状があったりするときは、無理をしないで家でゆっくり休む
※高齢者や持病がある人など、感染すると重い病気になる可能性の高い人と会うときは、体調管理をより注意する。 - 咳エチケット(下参照)をしっかり守る
- 感染が流行している地域からの移動、地域への移動はなるべくしない
- 発症したときのため、誰とどこで会ったかを紙に書いておく。厚生労働省が提供する接触確認アプリ(スマートフォン向け)も活用する
- 東大阪市内での感染者数など、感染の状況に注意する。本市の感染の状況は市ウェブサイトで随時更新しています
咳エチケット
- マスクを付ける(口・鼻を覆う)
- ティッシュやハンカチで口・鼻を覆う
- 服の袖で口・鼻を覆う
良くない方法
- 何もせずに咳やくしゃみをする
- 咳やくしゃみを手で押さえる
日常生活の各場面別の生活様式
学校で過ごしているとき、電車やバスなどの公共交通機関を利用するときなどは、それぞれ次の感染防止のための行動を取りましょう。
学校
- 熱が出ていたり風邪の症状があったりするときは、無理をして登校せず、家でゆっくり休む
- 学校に行く前に家で健康観察をする
- 学校で熱が出たり、風邪の症状が出たりしたときは、先生に相談してすぐに家に帰る
- 友達とくっついて遊ばない
- 物の貸し借りはなるべくしない
学校での手洗いのタイミング
- 教室に入る前
- 咳やくしゃみ、鼻をかんだあと
- 給食を食べる前と食べたあと
- 掃除のあと
- トイレのあと
- ドアの取っ手や遊具など、みんなといっしょに使っているものを触ったあと など
食事
- 向かいあって食べるのではなく、横並びに座って食べる
- 食事に集中。おしゃべりは少なめに
- 大皿はやめて料理は一人分ずつ盛りつける
買い物
- 少ない人数で、空いている時間帯に行く
- 展示されている物などはあまり触らない
- レジに並ぶときは、前と後ろの人と間隔を空ける
公園・スポーツなど
- 公園は人の少ない時間帯や場所に行く
- ジョギングは少ない人数でする
- 人とすれ違うときは間隔を空ける
公共交通機関
- おしゃべりは少なめに
- 混んでいる時間帯は避ける
- 徒歩や、自転車も利用する
新型コロナウイルスは、感染しても症状が出ないことがあります。そのため、感染していることに気づかないうちに、みなさんの周りのおじいちゃんやおばあちゃん、お父さんやお母さん、お友達などの大切な人を感染させてしまう恐れがあります。特に高齢者や持病がある人などは、重い病気になったり、亡くなってしまったりすることもあります。
自分だけでなく、周りの大切な人の命を守るため、一人ひとりが「新しい生活様式」を実践し、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎましょう。