市政だより 令和元年11月1日号 16面(テキスト版)
Town Topics
Higashiosaka City
陸上 多田修平選手
世界陸上男子400メートルリレーで銅メダルを獲得!
本市出身の陸上競技選手・多田修平さんが、10月5日にカタールのドーハで行われた世界陸上競技選手権大会の男子400メートルリレーの決勝に出場し、見事アジア新記録で銅メダルを獲得しました。
スタートが得意な多田さんは第1走者として出場し、日本の攻めのバトンパスが銅メダル獲得につながりました。
世界陸上の男子400メートルリレーで日本チームがメダルを獲得したのは昨年に引き続き2度目となります。
多田さんは平成29年に、本市のスポーツみらいアンバサダーに就任し、スポーツを通じた市の魅力発信にご協力いただいています。
東地域の新たなランドマークに
旭町庁舎竣工式典を開催
平成29年度から庁舎整備工事を行ってきた旭町庁舎がこのたび完成し、10月10日、竣工式典を行いました。
野田市長は式典で、「自然にやさしく、環境負荷も低減した造りになっています。東地域の新たなランドマークに、また、災害時に市民の安全・安心を守る施設になると考えています」と挨拶しました。式典後は内覧会も行われ、訪れた人は明るく、緑も多く配置された新しい旭町庁舎を見学していました。
新たな旭町庁舎では、土木公営所(東分室)や東保健センター、東福祉事務所、水道東連絡所が業務を行います。
NASAチーフ・サイエンティストによる
アポロ11号月面着陸50周年記念講演を開催
駐大阪・神戸米国総領事館などの協力のもと、米国航空宇宙局(NASA)のチーフ・サイエンティストを務めるジェームズ・グリーンさんを招いた講演会が10月4日、市文化創造館で開催されました。
グリーンさんは2006年から2018年4月までNASA惑星科学部門の最高責任者を務めた、地球や木星の磁気圏研究のスペシャリストです。ラグビーワールドカップ2019日本大会において、アメリカ代表の試合が市花園ラグビー場で行われた縁で今回の講演会が実現しました。
講演会には中学・高校・大学生や市民らが参加し、2024年までに再び月面着陸をめざす計画などについて聞き入っていました。
グリーンさんは、月に水が存在していると判明したこと、人が月で持続可能な活動ができる可能性があることなどを説明しました。また、参加した学生らに「月の上を人が歩くというエキサイティングな経験を皆さんは目の当たりにするでしょう」と話し、宇宙に興味をもってほしいと語りかけました。
街なかでスポーツを楽しもう!
体験型スポーツイベント“スポーツパーク布施”を開催
開催中のラグビーワールドカップ2019日本大会を盛り上げるため、10月5日に体験型スポーツイベント“スポーツパーク布施”を開催しました。
これは布施一条通りを会場とし、街なかでラグビーやサッカーを楽しむことができるイベントで、小学生を対象とした近鉄ライナーズの選手によるラグビークリニックやFC大阪の選手によるサッカークリニック、ウィルチェアースポーツ体験などが行われました。
この日は天候にも恵まれ、小学生やその保護者などを含め約200人が参加。クリニックに参加した子どもらは選手のプレーを間近で見たり、アドバイスを熱心に聞いたりして、選手らとの貴重な交流の時間を過ごしました。
車いすバスケットボールを体験した小学生は「ボールを持って、車いすを進みたい方向に進めるのは難しいけれど、車いすに乗ってする方が楽しい」と普段はあまり体験できないウィルチェアースポーツに夢中になっていました。
ワールドカップ出場!
本市出身の空手家・芦高侑平さんが表敬訪問
本市出身の空手家・芦高侑平さんが、6月に大阪で開催されたオープントーナメント全日本ウエイト制大会に出場し、男子超重量級の部で優勝というすばらしい成績を収め、このほど野田市長を表敬訪問しました。この結果により、芦高さんは10月5日にロシアで開催されたワールドカップの日本代表にも選出されました。
芦高さんは「海外の大会では、空手の母国・日本の選手として厳しいマークを受けますが、必ず表彰台に日の丸を掲げたいです」と意気込みを語り、野田市長は「厳しい対戦もあると思いますが日頃の練習の成果を発揮し、ぜひ金メダルを持ち帰ってきてください」とエールを送りました。
10月5日に開催されたワールドカップでは、芦高さんは惜しくも優勝は逃したものの、見事準優勝を果たしました。