市政だより 令和元年11月1日号 3面(テキスト版)
11月は児童虐待防止推進月間
189(いちはやく) ちいさな命に 待ったなし
児童虐待は子どもの心身の発達や人格形成に重大な影響を与えます。子どもたちを守るためには、より早く虐待に気づき、支援につないでいくことが重要です。
市では、府などと協力し、児童虐待相談対応件数の急増や後を絶たない重大な児童虐待事案を踏まえ、虐待の未然防止・早期発見・早期対応に「オール大阪」で取り組んでいます。
市では、児童虐待防止推進月間にあわせて、さまざまな取組みを行います。
この機会に理解を深めましょう。
子ども虐待防止街頭キャンペーン
啓発グッズを配布します。
- とき
- 11月1日(金曜日)8時から
- ところ
- 近鉄瓢箪山駅・若江岩田駅・布施駅
- ※申込不要。
オレンジリボンウォーキング
オレンジリボンの普及啓発をするウォーキングに参加しませんか。
- とき ところ
-
- 11月19日(火曜日)=近鉄瓢箪山駅周辺
- 20日(水曜日)=近鉄河内小阪駅周辺
- 21日(木曜日)=近鉄若江岩田駅周辺
- いずれも16時30分から
- 申込方法・申込み先など
- 基本事項を各開催日の前日までに電話またはファクスで
展示コーナー
子ども虐待防止を啓発するポスターやパネルの展示、啓発グッズの配布を行います。
- とき
- 11月1日(金曜日)~29日(金曜日)(土・日曜日、祝休日を除く)
- ところ
- 市役所本庁舎7階、東・中・西保健センター
- ※申込不要。
子育て講演会
自身の虐待の実体験をもとに、虐待やDVの防止に向けて私たちにできることについて講演活動をしている島田妙子さんを招き、「子どもたちの笑顔を守るために私たちにできること」をテーマに講演していただきます。
- とき
- 11月24日(日曜日)14時~15時30分
- ところ
- 夢広場(布施駅前)
- 定員
- 150人(申込先着順)
- ※保育(定員30人で申込先着順)と手話通訳あり。
- 申込方法・申込み先など
- 基本事項を電話またはファクスで
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 子ども見守り課
「オレンジリボン」の普及を
市では、「子ども虐待防止」の願いを込めたオレンジリボンの普及活動に取り組んでいます。オレンジリボンは市役所本庁舎7階子ども見守り課、東・中・西保健センターで配布しています。
1人で抱え込まず相談を
虐待はどの家庭でも起こりうる問題です。1人で抱え込まず、家族や友人、相談窓口に相談してください。
- 子育て相談ダイヤル
- 072(961)0178(24時間365日)
気づいていますか虐待のシグナル
次に当てはまる子どもを見かけたら、速やかに児童虐待相談・通告先へ連絡してください。
- 不自然な外傷(打撲、火傷など)が見られる
- 衣服が汚れている、元気がなく表情が暗い
- 虚言、万引き、家出などの問題行動を繰り返す
- 年齢にそぐわない性的な言動が見られる
- 保護者が長期不在でいつも子どもだけでいる
- 登校させず、食事を与えられていない
- 大声をあげ、子どもや家族に暴力を振るっている様子が感じられる
虐待を受けている子どもが自分から助けを求めることは困難です。虐待かどうかはっきりしなくても、気がかりな家庭があれば、お知らせください。あなたの相談や連絡が子どもを助けることにつながり、子育てに苦しんでいる保護者が支援を受けるきっかけにもなります。
児童虐待相談・通告先
- 児童相談所全国共通ダイヤル 189(いち・はや・く)
- 東・中・西福祉事務所家庭児童相談室(9時~17時30分) 東=072(988)6619、ファクス072(988)6671 中=072(960)9274、ファクス072(964)7110 西=06(6784)7982、ファクス06(6784)7677
- 府東大阪子ども家庭センター 06(6721)1966、ファクス06(6720)3411 通告専用・虐待110番=06(6721)5336 夜間・休日(月曜日~金曜日17時45分~翌朝9時、土・日曜日・祝休日24時間)=072(295)8737
- 問合せ先
- 子ども見守り課 06(4309)3197、ファクス06(4309)3817
人権標語
- 小学校6年生(人権作品集)
- 助け合い 争いなくそう 世界から
11月12日~25日
「女性に対する暴力をなくす運動」期間
DV(配偶者などからの暴力)や性犯罪、売買春、人身取引、セクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為などは女性の人権を著しく侵害するものです。
市では「女性に対する暴力をなくす運動」期間にあわせて、11月16日(土曜日)に講演やギャラリー展示などを開催します。
DVの種類と特徴
DVには次のような種類・特徴があります。
- 身体的暴力(殴る、蹴る、突き飛ばすなど)
- 精神的暴力(大声でどなる、無視する、おどすなど)
- 経済的暴力(生活費を渡さない、お金を取り上げる、仕事をさせないなど)
- 性的暴力(性行為の強要、避妊に協力しないなど)
- 社会的暴力(行動を制限する、交友関係を細かく監視するなど)
DVには「緊張の蓄積期」「暴力の爆発期」「ハネムーン期」のサイクルがあり、暴力行為後のハネムーン期に加害者から謝罪されたり、優しくされたりすることで、被害者が暴力を許してしまうことがあります。しかし、しばらくするとまた暴力が起こり、このサイクルを重ねるごとにエスカレートしていく傾向があります。
また、暴力を振るう加害者は、人当たりが良く社会的信用もある人もいれば、アルコール依存や薬物依存、精神障害などが関連して暴力を振るっていると考えられる人など多種多様です。
このような暴力の特徴を知り、絶対に暴力を許さないことが必要です。
DV被害を受けたら
あなたがDV被害を受けたときは、決して自分を責めず、我慢しないでください。そして、身の危険を感じたときは、迷わず警察に連絡してください。国や地方公共団体でも一時保護施設や相談機関を設け、被害者支援に取り組んでいます。
相談を受けたら
友人や周囲の人からDV被害の相談をされたときは、まず相手の話をよく聞いてあげてください。また、相談者に子どもがいる場合は、子どもへの直接的な暴力がなくても、子どもの目の前で暴力を振るうことは虐待と同じであり、子どもの安全な生活と発達が脅かされていることを伝えてください。
被害者とその子どもの安全面を第一に考え、支援機関の連絡先など適切な情報提供をしてあげることが重要です。
- 市DV専門相談電話
- 06(4309)3191(月曜日~金曜日9時~12時・12時45分~17時。祝休日、12月29日~1月3日を除く)
- 府東大阪子ども家庭センター<DV相談専用電話>
- 06(6721)2077(月曜日~金曜日9時~17時45分。祝休日、年末年始を除く)
- 府女性相談センター
- 06(6949)6022、06(6946)7890(9時~20時。祝休日、年末年始を除く)
- 男性相談窓口・イコーラム(男女共同参画センター)
- 072(966)5002(第1土曜日13時~17時、第3水曜日19時~21時)
- 問合せ先
- 男女共同参画課 06(4309)3300、ファクス06(4309)3823
「女性の人権ホットライン」強化週間
女性のさまざまな人権問題の相談に人権擁護委員などが応じます
- 問合せ先
- 0570(070)810
- ※11月18日(月曜日)~22日(金曜日)8時30分~19時、23日(祝日)・24日(日曜日)10時~17時