市政だより 令和元年10月15日号 6面(テキスト版)
10月21日からは精神保健福祉普及運動期間
ストレスさんと上手に付きあいましょう
仕事や人間関係など、日頃からストレスを抱えていませんか。10月21日からは精神保健福祉普及運動期間です。この機会に、ストレスとの上手な付きあい方を考えてみましょう。
仕事や人間関係など全てがストレス。そんな“ストレスさん”は、あなたの側にずっといます。嫌でも別れてはくれません。
そんなストレスさんと良いお付きあいを続けていくためには、「こちらが主導権を握る」ことが大切です。主導権を握るためには、気づきと対処が重要になります。
不眠やイライラなど過度なストレスさんへの反応に早く気づき、それに対して自分なりの方法で対処することです。
自分が主導権を握りうまくコントロールできれば、ストレスさんは自分自身を成長させてくれる良い存在になります。
ストレスさんと上手に付きあう方法は左のとおりです。これ以外でも構いません。ポイントは、自分にやさしくすることです。
“ストレスさん”と上手に付きあう10の方法(例)
- 体の疲れを癒す。充分な睡眠、明日へのパワー。
- バランスのとれた食事。食=体調=気持ち。
- 適度な運動。ちょっと階段、ちょっと早歩きだけでもいいじゃない。
- 楽しみの時間。音楽・読書・映画など気持ちも体もリラックス。
- 自分の性格を知る。完璧を求めすぎていませんか。
- 自分にご褒美。たまにはお風呂あがりにアイスでも。
- 熱中できるものを探す。今だ!興味があること始めてみよう。
- 愚痴や文句を聞いてもらう。「なぁなぁちょっと聞ぃてーやぁー」。
- 自分に素直に。たまには言いたい大きな声で「NO」。
- どうしようもないときは専門家に相談。荷物は重すぎると歩けません。
自分や家族だけではどうしようもないときは、保健センターの精神保健福祉相談をご利用ください。
- 東保健センター 072(982)2603
- 中保健センター 072(965)6411
- 西保健センター 06(6788)0085
- 問合せ先
- 健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809
ストレスチェックをしよう!
次の質問で当てはまる項目にチェックし、AとBそれぞれ数えてみてください。
A最近1か月のあなたの体調はどうですか?
- 胃がよく痛む
- 下痢や便秘が続く
- 目が疲れやすい
- よく頭痛がする
- 肩や腰が凝る
- よく風邪をひく
- イライラする
- 寝つきにくい、眠りが浅い
- 落ち込んだ気分になる
- いつも仕事に追われているように感じる
Aチェック合計( )点
Bこの1年間に次のようなできごとがありましたか?
- 昇進した
- 転勤した
- 労働条件が変わった
- 就職した
- 引越しをした
- 食事の習慣が変化した
- 仕事でミスが生じた
- 家族の看病をした
- 夫または妻と離別した
- 子どもが独立した
- 近親者が亡くなった
- 親友が亡くなった
- 多忙により心身の疲労が重なった
- 病気やケガをした
- 多額のローンを組んだ
Bチェック合計( )点
あなたのストレス度
A+B=( )点
- 0点=過小ストレス状態
- 1点~2点=適度なストレス状態
- 3点~4点=やや過剰なストレス状態
- 5点以上=過剰なストレス状態
※大阪府こころの健康総合センター「ストレスと上手につきあおう」をもとに作成。
あなたの薬の飲み方大丈夫?
薬剤師が健康維持・増進を支援します!
日常生活において薬を服用する機会は多いと思います。
処方時に医師や薬剤師から説明があるものの、なんとなく聞き流して適当に飲んでしまったり、自己判断で服用量を増減したりしていませんか。その判断が大きな健康被害につながることがあります。
薬剤師は薬や健康のプロです。わからないことや不安なことがあれば、遠慮なく相談してください。
かかりつけ薬剤師・薬局をもちましょう
複数の医療機関を利用している場合、処方箋に同じ名前の薬がなくても、似た作用のものや全く同じ成分のものが処方されていることがあります。
薬局では、利用者の体質や薬の履歴などを記録した「薬歴」を管理しています。それぞれの医療機関の近くの薬局で薬をもらうのではなく、かかりつけ薬剤師・薬局を決めておくと、薬の重複や飲みあわせのほか、薬が効いているか、副作用がないかなどを継続的に確認してもらえます。
薬局ではこんなことができます!
- 薬がうまく飲み込めない場合に、薬を飲み込みやすいように工夫できることがあります
- 家にたくさん薬が残っている場合に、薬を整理してもらうことができます
- 健康食品や市販薬などと薬の飲みあわせなどについてアドバイスがもらえます
- 在宅対応や健康、生活などに関する相談をすることができます
また、かかりつけ薬剤師・薬局の基本的な機能に加え、地域住民による主体的な健康の維持・増進を積極的に支援する機能を備えた「健康サポート薬局」もあります。
健康サポート薬局(9月10日現在)
- 東地区
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- 新石切薬局 西石切町1-11-20
- 枚岡プラザ薬局 六万寺町2-1-1
- ドクトル薬局 喜里川町2-4
- 中地区
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- あき薬局 菱江1-2-36
- 西地区
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- タキヤ薬局 小阪本町1-3-2
- グリーンライフ薬局荒川店 荒川1-14-19
- ドクトル薬局 足代3-1-7
薬に関する講習会などを実施
環境薬務課および枚岡・河内・布施薬剤師会では、市内の小・中学校や地域の集会などで医薬品の適正使用や薬物乱用防止に関する講習会を行っています。まずはお問合せください。
ポスターカレンダーを配布
保健所では、「薬と健康の週間」がテーマのポスター原画応募作品を使用した来年のカレンダーを11月3日(祝日)の健康フェスタで配布します。また、翌日からは環境薬務課でも配布します。 ※数に限りあり。東・中・西保健センターでは配布しませんのでご注意ください。
- 問合せ先
- 環境薬務課 072(960)3804、ファクス072(960)3807