市政だより 平成27年8月1日号 1面(テキスト版)
- 人口 502,005人 世帯数 222,027世帯【平成27年7月1日現在】
- 発行 東大阪市市長公室広報広聴室広報課 〒577-8521 東大阪市荒本北一丁目1番1号
- 毎月2回 1日・15日発行
- ウェブサイト http://www.city.higashiosaka.lg.jp/
- 市公式フェイスブック https://www.facebook.com/higashiosaka.city
みんなが笑顔で過ごせる学校に
7月のいじめ防止推進月間に中学生自らキャンペーン
いじめ防止推進月間にあわせ7月7日、市内の駅や市役所本庁舎前などの8か所で、市立の全26中学校と日新高校の生徒会がいじめ撲滅に向けた啓発活動を行いました。
市役所本庁舎前では、生徒を代表して本多きらりさん(楠根中学校3年)が「東大阪市からいじめを撲滅し、傷つく人が一人でも少なくなるように取り組んでいきます」と決意を表明。「みんなの強い気持ちが伝わるように、大きな声を出してがんばろう」と激励した市長の言葉とともにキャンペーンがスタートしました。生徒たちは、市民らに大きな声で“いじめ撲滅”への協力を呼びかけ、リーフレットなどを手渡していきました。
活動を終えて生徒たちは「多くの人に自分たちの思いを伝えることができてよかった」「みんなが明るく過ごしていけるように、これからも取り組んでいきたい」と感想を述べていました。
子どものサインをチェック
いじめられている子どものサイン
- 登校時間になると頭痛・腹痛などを訴え、登校を渋る
- 「学校に行きたくない」と言うことが増えた
- 遅刻したり、早退したりすることが多い
- 口数が減り、学校のことや友達のことを話さなくなった
- 食欲がなくなった
- 衣服が汚れていたり、ケガをして帰宅したりすることが多い
- 家のお金を無断で持ち出したり、買い与えた物がなくなったりしている
- 携帯電話の使用時間が長くなり、友達からの呼出しメールが頻繁に入る
いじめている子どものサイン
- 友達への対応が命令口調
- 与えた以上のお金を持っている
- 買い与えていない物を持っている
「ネット上のいじめ」を防ぐ!
家庭でルール作りを
過度の携帯電話やインターネット、ゲーム機などの使用が、深刻な被害につながることがあります。フィルタリングの徹底、適切な利用時間の設定、知らない人からのメールに返信しない、個人情報を安易に教えない、など家庭でよく話し合ってルールを決めましょう。保護者の皆さんの適切な管理が、「ネット上のいじめ」を防ぐ鍵となります。
相談電話
- いじめ・悩み110番(児童・生徒用) 06(6732)0110
- 子どもの悩み相談(保護者用) 06(6782)7867
- 子育て相談ダイヤル〈24時間〉 072(961)0178
子どもの健全な成長を
いじめ防止条例を施行しました
市では、学校、保護者、関係機関、市民などが相互に役割を果たし、いじめ防止への対策を総合的かつ効果的に推進するため、「いじめ防止等に関する条例」を制定し、今年4月に施行しました。
この条例は、国の「いじめ防止対策推進法」の趣旨を踏まえて制定したもので、子どもたちをいじめから守ることと、子どもたちの心身の健全な成長を目的としています。
条例では、市や学校、教職員、保護者、関係機関、市民、児童らの責務を明確にしています。それぞれが責務を果たし、連携を図ることにより、いじめの未然防止、早期発見、早期対応をめざします。
さらに、教育委員会では具体的な方策を示した「いじめ防止基本方針」を策定し、対応を進めていきます。
いじめ防止の取組み
いじめ問題専門委員会サポートチームが、学校におけるいじめの未然防止、早期発見、早期対応などの取組みについての支援を行います。
また、7月をいじめ防止推進月間とし、いじめ防止のための啓発活動を実施していきます。
重大事態の発生時は
重大事態が発生した場合には、いじめ問題専門委員会調査チームが事実確認、原因の把握にあたります。さらに、調査結果に基づき児童・保護者に対して必要な支援・指導を行います。
- 問合せ先
- 学校教育推進室 06(4309)3268、ファクス06(4309)3838
東大阪市治安対策本部からのお知らせ
- ひったくり被害に遭わないために
- バッグは車道の反対側に。周囲には充分注意しましょう