市政だより 平成27年6月1日号 16面(テキスト版)
6月は「食育月間」、毎月19日は「食育の日」
健全な心身と豊かな人間形成を
食べることは、生きることです。生涯にわたって心も身体も健康で、いきいきとした生活を送るために日頃の食生活を見直しましょう。
食事は大切なコミュニケーションの場
家族や友達といっしょに食べる食事は、一人で食べるよりおいしいものです。また、楽しく会話のはずむ食卓は子どものマナーや社会性を育てる大切な時間にもなります。
市内の小・中学生のうち、毎日家族の誰かといっしょに食事をする人の割合は、小学生が95.1パーセント、中学生が82.5パーセントです(平成23年度調査結果)。
楽しく会話のはずむ食卓にするために、次のことを心がけましょう。
- 五感を働かせて食事をゆっくりと楽しむ
- 「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶をきちんとする
- テレビを消して会話を楽しむ
- スマホや新聞は食事の後にする
楽しい会話をしながらみんなで食卓を囲み、きずなを深めましょう。
朝ごはんでよいスタートを
朝ごはんは身体にとって1日の始まりを教えてくれる目覚まし時計のような役割をもっています。睡眠中に低下した体温を上昇させ、脳や身体のウォーミングアップをさせる効果があります。
朝食を食べない市民の割合は、保育園児3.5パーセント、幼稚園児1.0パーセント、小学生4.1パーセント、中学生10.4パーセント、青年期男性25.7パーセント、青年期女性12.3パーセントです(平成23年度調査結果)。
まずは朝ごはんを食べて、1日のリズムをつくりましょう。
主食・主菜・副菜をそろえて
バランスのよい食事を
バランスのよい食事は身体の調子を整え、メタボ予防にも効果的です。栄養バランスなどに配慮した食生活を送っている市民の割合は68.5パーセントです(平成23年度調査結果)。
毎日の食事で次の主食、主菜、副菜に乳製品や果物などもあわせてさまざまな種類の食材を取り入れることを心がけましょう。
- 主食=体を動かすエネルギーとなる炭水化物を多く含むごはんやパン・めんなど
- 主菜=体をつくる基となるたんぱく質を多く含む肉や魚・大豆製品など
- 副菜=体の調子を整えるビタミンや食物繊維を多く含む野菜や海草・きのこなど
みんなで楽しく
食育キャンペーン
食に関するボランティア団体と連携し、キャンペーンを行います。
- とき ところ
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- 6月11日(木曜日)10時~13時30分=イオン東大阪店
- 12日(金曜日)9時30分~13時=スーパー万代御厨店
- 19日(金曜日)10時~12時=あさひっこ(旭町子育て支援センター)
- 21日(日曜日)11時~16時=ニトリモール東大阪
- 内容
- 血管脈波測定、パソコンによる食事診断、食育ゲーム、パネル展示など
- 問合せ先
- 健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809
“お鍋1つ”でできるカンタンメニュー
五目そうめんの作り方
食育推進メニュー集から、簡単においしく作れる栄養バランス満点のメニュー「五目そうめん」を紹介します。
ぜひ、この機会に1度作ってみましょう。
- 作り方
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- キャベツとにんじんをせん切りにする。
- むきえびの背わたをとり、イカを細く切る。酒、片栗粉をまぶす。
- 鍋に湯を沸かし、そうめんをほぐし入れる。再び沸いたところへ、上記1、2を加えかき混ぜながら約2分ゆでる。
- ざるにとり、手早く冷水にさらして器に盛り、青じそを飾る。
- ポン酢と刻んだいりゴマをあわせ、つけ汁にする。
- 材料(4人分)
- そうめん300グラム、キャベツ300グラム、にんじん100グラム、むきえび150グラム、イカ(刺身用)150グラム、酒大さじ1、片栗粉小さじ2、ポン酢適量、いりゴマ適量、青じそ(せん切り)適宜
国勢調査にご協力を
8月下旬から始まります
今年は5年に1度の国勢調査の年です。国勢調査は、国内の人口や世帯の実態を把握するとともに、さまざまな行政施策やその他学術研究機関などの基礎資料を得ることを目的としています。
10月1日現在、日本在住の全ての方が対象で、住民票の所在に関係なく、現住所での調査となります。理解と協力をお願いします。
国勢調査の回答方法
今回の調査からインターネットまたは調査票への記入のいずれかの回答方法を選択することができるようになりました。
国勢調査調査員が8月下旬から9月中旬にかけて各世帯を訪問し、国勢調査のお知らせを兼ねたインターネット回答の利用案内を配布しますので必ずご確認ください。
インターネットで回答
パソコン、スマートフォン、タブレット端末などを利用し、インターネット調査用IDなどでアクセスし回答してください。
調査票記入回答
インターネットでの回答がなかった世帯には、後日調査員が調査票を配布しますので、調査票に記入のうえ、郵送してください。
※調査票は、調査員が回収に伺うこともできます。また、拡大文字版調査票、点字調査票、外国語調査票もあります。詳しくはお問合せください。
- 問合せ先
- 統計課 06(4309)3113、ファクス06(4309)3851
国勢調査から分かること
国勢調査の結果から人口や人口増減率の推移、年齢構造の変化などが分かります。
大阪府の年齢構造の変化を人口ピラミッドの形態でみると、昭和35年は直前の出生数が減少したことを示す「つぼ型」、昭和45年は第2次ベビーブームにより出生数が再び増加したことを示す「星型」、平成22年が60歳~64歳と35歳~39歳を中心とした2つの膨らみをもつ「逆ひょうたん型」となっています。