市政だより 平成27年2月15日号 1面(テキスト版)
- 人口 503,266人 世帯数 221,002世帯【平成27年1月1日現在】
- 発行 東大阪市市長公室広報広聴室広報課 〒577-8521 東大阪市荒本北1丁目1番1号
- 毎月2回 1日・15日発行
- ホームページアドレス http://www.city.higashiosaka.lg.jp/
菜の花に包まれて 文化にふれるひとときを
国民的作家であり、本市の名誉市民でもある司馬遼太郎さん。市内には、司馬さんが残した偉大な功績、そして独特の世界を見ることができる空間「司馬遼太郎記念館」があります。
司馬さんの命日(2月12日)である「菜の花忌」の前には、記念館とその周辺に数多くの菜の花が飾られます。
身近にある文化にふれ、心豊かな時間を過ごしませんか。
司馬遼太郎記念館
- 開館時間
- 10時~17時(入館は16時30分まで。月曜日は休館日で祝日、振替休日の場合は開館し翌日休館)
- 入館料
- 一般500円、中学・高校生300円、小学生200円
- 所在地
- 下小阪3-11-18
- 電話
- 06(6726)3860
司馬遼太郎記念館は、司馬遼太郎さんの功績を後世に伝えるため、司馬さんの自宅と日本を代表する建築家・安藤忠雄さんの設計による建物で構成されています。記念館には、当時のままに残された書斎とたくさんの貴重な資料が展示されています。
毎年司馬さんの命日(2月12日)である「菜の花忌」のシーズンには、記念館をはじめ小阪・八戸の里周辺に地域の人たちが育てたたくさんの菜の花が飾られ、まち全体が司馬さんの好きだった菜の花に包まれます。
ぜひ、この季節に訪れてみませんか。(関連を12面にも掲載)
企画展
「『城塞』 司馬遼太郎が描いた大坂の陣」開催中
現在記念館では、大坂の陣から400年を迎えるのにあわせて、司馬遼太郎さんが大坂の陣を描いた作品『城塞』をテーマに企画展を開催しています。
- とき
- 5月17日(日曜日)まで
- ところ 問合せ先
- 司馬遼太郎記念館
司馬遼太郎氏略歴
- 大正12年8月7日~平成8年2月12日
- 平成8年に名誉市民の称号を贈る
司馬遼太郎さんは、作家生活の大半を東大阪市内で過ごし、膨大な資料をもとに生き生きとした人物像を描き出した歴史小説群をはじめ、紀行、エッセイ、文明論などをこの地から発表され続けました。
昭和35年に発表した『梟の城』で直木賞を受賞され、その後も『竜馬がゆく』や『功名が辻』など現在も多くの人たちが愛読する多数の作品を発表しています。
市では、平成8年3月4日、司馬さんの功績を讃え、名誉市民の称号を贈りました。
小学校卒業生に著書を贈呈
平成16年度から市立小学校の卒業記念品として贈っている図書『二十一世紀に生きる君たちへ』(著・司馬遼太郎)。21世紀を担う子どもたちがこれからの人生を歩むきっかけになれば、との思いが込められています。