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東大阪市

あしあと

    市政だより 平成25年新年号 6・7面(テキスト版)

    • [公開日:2012年12月28日]
    • [更新日:2021年12月10日]
    • ID:9986

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    特集 15日からは防災とボランティア週間

    地域の力と絆を結集
    できることから始めよう

    平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、私たちに地域の絆やボランティアがどれだけ大きな力になるかを教えてくれました。平成7年はボランティア元年ともいわれています。

    今一度、いざというとき自分にできること、日ごろからできることを考えてみませんか。

    地域の実情に沿った防災活動が大切と実感
    校南東自治会会長の米谷日出男さん

    減災に関するワークショップを開催し、減災マップを作成するなど、防災活動に積極的に取り組んでいる森河内校区校南東自治会会長の米谷日出男さんに話を伺いました。


    校南東自治会には、高齢者部、広報部、子ども部、自主防災部があります。

    現在、自主防災部は51人います。7、8年前に活動を始めた当初は、何をしていいかわからず、市の危機管理室から3か月間の講習を受けるところから始まりました。今では、地域の皆さんに呼びかけて年に1度は必ず避難訓練や炊き出し訓練などを行っています。また、布施公園に防災倉庫を設け、いざというときのためのスコップやジャッキ、誘導灯、簡易担架などを備蓄しています。

    昨年5月、減災まちづくりワークショップを初めて開催しました。きっかけは自治会を対象に市が開催した耐震勉強会に参加したときに、自分たちのまちを実際に歩いて危険な箇所を知ることが必要だと感じたからです。耐震勉強会の担当職員からワークショップの開催を勧められ、良い機会だと思い開催しました。自主防災部だけでなく、自治会の皆さんにも知ってもらいたくて、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層の方に呼びかけました。ワークショップの参加者からは「自分たちの住む地域を歩き回って、ここが行き止まりとかあの道が狭いなど、新しい発見ができた」といった感想を聞くことができ、開催して良かったです。

    ワークショップを終えて、校南東自治会では減災マップの作成に取り組みました。これまでは会議など机の上であれこれ議論しているだけでしたが、自分たちのまちを歩いてわかったことがたくさんあり、それを活かして減災マップを作りました。そして11月の森河内公民分館運営委員会の文化祭で、暫定版減災マップを発表し、自治会の皆さんに見てもらいました。改めて自分たちの地域の特性を認識してもらうことができたと思っています。

    減災マップはまだ未完成です。ひとり暮らしのお年寄りや障害のある方の情報を入れるなど、マップをもっと発展させて、自治会内の全世帯に配り災害に対する関心をもってもらいたいと考えています。

    今の課題は、森河内校区内の避難所が森河内小学校しかないことです。災害時に全員がそこに避難するのは難しいので、森河内校区全体で考えなければいけないと思っています。また、防災関係ばかりに自治会費を割けないという点です。各家庭で非常時の食料や生活用品の重要性をもっと知ってもらい、せめて1日分でもいいので各家庭で備えておいてもらいたいですね。

    今回の活動を通して、自分たちのまちの実情に合わせた防災活動が必要だと実感しています。

    日ごろからの助け合いで絆の生まれるまちを
    ボランティア連絡会の皆さん

    市内には、ボランティア団体が一丸となって連携を深める「ボランティア連絡会」と、ボランティアや市民活動の拠点となる「ボランティア・市民活動センター」があります。

    ともに昭和57年に設立され、今年30周年を迎えました。


    ボランティア連絡会会長の森下順子さん、副会長の引田妙子さん、会計の長田和子さんに話を伺いました。


    連絡会では、ボランティア・市民活動センターと協力しながら、スキルアップのための講習会の開催やイベントの企画、ボランティアグループとの連絡調整などを行っています。現在は、29のボランティア団体が加盟しています。

    連絡会は、みんなで作り上げた会で、協力体制ができているので運営が大変だと感じることはありません。必ず周りのみんなが助けてくれます。また、大きな行事を終えたあともみんな笑顔で、すぐ次に向かって進みます。

    団体どうしの横のつながりもできているので、広い視野をもつことや新たな活動を見つけることができ、連絡会を通じてそれぞれの活動が深まっています。

    さらに、ボランティア活動を通して元気をもらっているので、楽しく、笑い合えるひとときや人との関わりを大事にしたいという思いで続けています。

    ボランティアとは「自分の時間を少し誰かに提供する」「できることをできるときにやる」ことだと思います。日ごろから気楽に自然に助け合い、新たなふれあいや絆の生まれるまちを皆さんといっしょにつくっていきたいです。新しい発想をもった若い人にもどんどん参加してもらいたいですね。

    人と人との“つながり”からボランティアの輪を
    ボランティア・市民活動センター所長の坂東建哉さん

    東大阪市社会福祉協議会ボランティア・市民活動センター所長の坂東建哉さんに話を伺いました。


    ボランティアは、特別な人が特別なことをするというものではありません。日常生活の中でできるちょっとした心づかいや相手の立場に立った行動がボランティアの原点です。

    近年は特に、巨大地震や台風の発生などにより、災害時のボランティアに注目が集まっています。大規模災害時には、公的な支援だけではとても補いきれないため、被災者の心の支援、被災地の復旧・復興のためにも災害ボランティアは必要不可欠です。ただ、いざというときの安否確認や支援をスムーズに行えるかどうかは、日ごろから、いかに地域での見守りや顔の見える関係づくりなど、人との関わりを大切にするかにかかっています。

    そのためにも、子どものうちから、相手の立場に立って考え、行動できるようになってほしいと思っています。たとえば、車いすや点字の体験をしてもらい、障害のある人が生活の中でどんなことに不便を感じているか、考える機会の提供なども積極的に行っていきたいです。

    ボランティア・市民活動センターでは、ボランティアのコーディネートやボランティア養成講座を実施するなど、市内の地域福祉を推進する団体や個人を支援しています。

    ボランティア活動に興味はあるけれど、どんな活動があるのかわからない、自分にはどんな活動が合っているのだろう、という方は、ぜひ相談してください。あなたに合った講座やボランティア団体を紹介させていただきます。

    人と人との“つながり”を生み出すことにより、ボランティアの輪がさらに広がっていくよう、私たち職員ともども全力でお手伝いします。

    問合せ先
    ボランティア・市民活動センター 06(6789)5550、ファクス06(6789)2924

    わだい

    スポーツチャンバラで優秀な成績

    村上颯さん、長谷川進さん、木岡夢結さんが喜びを報告

    第38回世界スポーツチャンバラ選手権大会長剣フリー部門の5級・6級で準優勝した村上颯さん(縄手小学校5年生)と7級・8級で3位入賞した長谷川進さん(孔舎衙小学校4年生)、第14回全国幼稚園スポーツチャンバラ選手権大会の基本動作と小太刀のグランドチャンピオン部門で優勝した木岡夢結さん(岩田保育園年長)がこのほど市役所を訪れ、野田市長に大会での成績を報告しました。

    野田市長は「一生懸命努力した結果だと思います。次は優勝をめざしてがんばってください。木岡さんは小学校に入ってもメダルをめざしてください」と激励。村上さんは「全国大会のときより相手が強かったです。足を狙う打ち方をもっと磨いて、次は世界一になりたいです」と話していました。

    優良PTA文部科学大臣賞

    枚岡中学校PTAが受賞

    枚岡中学校PTAが平成24年度優良PTA文部科学大臣賞を受賞し、同校PTA会長の百合中靖さんがこのほど市役所を訪れ、野田市長に喜びを報告しました。

    この賞は、組織の運営と活動について、特に優秀な実績をあげたPTAに授与されるものです。枚岡中学校PTAは、学校行事などにも積極的に取り組み、大阪府全体のPTA活動の推進に貢献したとして選ばれました。

    百合中さんが「地域と学校園が力を合わせ、もっともっと良いまちにしていきたい」と話すと、野田市長は「PTAが地域に根づいているということは、非常に安心できることです。今後も期待しています」と話していました。

    特許の重要性や活用方法を紹介

    特許ビジネス展示会・特別企画展

    特許を事業化したい方と特許を活用したい方との新規事業や新製品の創出を図るための出会いの場です。

    特許ビジネス展示会
    とき
    1月17日(木曜日)・18日(金曜日)午前9時30分~午後5時30分
    ところ
    クリエイション・コア東大阪南館クリエイターズプラザ
    内容
    出展特許のプレゼンテーションと試作品・パネル・ポスターの展示、協力団体によるセミナー、知財顕彰事業基調講演、特許電子図書館(IPDL)講習会、アドバイザーによる相談など
    ※一部セミナーなど、事前予約が必要なものがあります。
    申込み・問合せ先
    • モノづくり支援室 06(4309)3177、ファクス06(4309)3846
    • 大阪府ものづくり支援課 06(6748)1052、ファクス06(6748)1062
    特別企画展

    「大阪から生まれた企業発明展」「宇宙技術(発明)から生まれた企業商品展」「女性のアイデア(発明)から生まれたヒット商品展」の3つの展示会を開催します。

    とき
    1月4日(金曜日)~2月8日(金曜日)午前9時~午後5時
    ところ
    クリエイション・コア東大阪北館1・2階常設展示場
    ※申込不要。
    問合せ先
    • モノづくり支援室 06(4309)3177、ファクス06(4309)3846
    • 大阪府ものづくり支援課 06(6748)1052、ファクス06(6748)1062

    市民美術センター特別展示

    大分県立芸術会館所蔵
    竹工芸の魅力展

    明治末期以降の日本の竹工芸に現代的感覚を取り入れ、高い芸術性を追求した作品約50点を展示します。

    とき
    2月2日(土曜日)~3月3日(日曜日)午前10時~午後5時
    ※月曜日(祝日の場合は翌日)は休館。
    料金
    500円(中学生以下、65歳以上、障害者手帳を持参の方は無料)
    ところ・問合せ先
    市民美術センター 072(964)1313、ファクス072(964)1596
    ギャラリートーク
    とき
    2月2日(土曜日)午前11時~11時30分・午後1時30分~2時
    講師
    大分県立芸術会館学芸課長の友永尚子さん
    竹工芸の実演と作業解説

    大分県別府市の竹工芸作家が週替りで、竹工芸の実演と作品の解説をします。

    とき
    特別展示期間中の土・日曜日、祝日(時間は随時)

    消防出初式に参加して防火意識を高めよう

    新春恒例の消防出初式を開催します。出初式では、徒歩部隊・車両部隊の行進や、消防団員の操法訓練、幼年・女性防火クラブの演技、救助訓練、消防車の一斉放水などを行います。

    とき
    1月13日(日曜日)午前10時から(小雨決行)
    ところ
    吉田春日公園(吉田本町1)
    問合せ先
    消防局総務課 072(966)9660、ファクス072(966)9669

    放火による火災が急増!!

    毎年のように放火(疑い含む)による火災が、火災原因の第1位となっています。

    放火による火災は、自分たちの不注意や油断などから起こるものではなく、意図的に火をつける犯罪行為であることから、防ぐのは難しいと思われがちです。

    しかし、皆さんのちょっとした心がけ一つで「放火されにくい環境」をつくることができます。

    可燃物を放置しないなど一人ひとりが注意し、地域ぐるみで放火防止に取り組みましょう。

    放火防止対策
    • 建物の周辺に燃えやすいものを放置しない
    • 建物の周辺は外灯などで明るくする
    • 空き家や倉庫、車庫などは、しっかり施錠をする
    • 地域ぐるみで放火防止に取り組む
    問合せ先
    消防局予防広報課 072(966)9662、ファクス072(966)9669

    防火標語

    家族の命を守るため 住宅用火災警報器を全住宅に設置しましょう

    第4土曜日に開設しています

    市役所本庁舎の一部窓口業務

    市役所本庁舎の一部窓口業務の開設を1月26日(土曜日)午前9時から正午まで実施します。取扱業務は次のとおりです。

    手続きの際には、運転免許証やパスポート、健康保険証など本人が確認できる書類をご持参ください。

    他市町村や警察署などへの確認や問合せが必要な場合は、取扱いができないことや手続きが完了しないことがあります。担当課へお問合せください。

    なお、土曜開庁時にも、英語、韓国・朝鮮語、中国語での通訳業務を行っています。

    試行開設にかかる問合せ先
    政策調整室 06(4309)3016、ファクス06(4309)3847

    1月の開設日時

    1月26日(土曜日)午前9時~正午

    開設場所

    市役所本庁舎2階・3階

    取扱業務

    住民関係

    戸籍届、住民異動届、印鑑登録などの届出や住民票、印鑑証明などの各種証明書交付など

    問合せ先
    市民課 06(4309)3172、ファクス06(4309)3804
    国民健康保険・後期高齢者医療保険関係

    加入・脱退・変更の申請や各種療養費の給付申請、保険料の納付・相談など

    問合せ先
    • 医療保険室資格給付課 06(4309)3167、ファクス06(4309)3804
    • 医療保険室保険料課 06(4309)3168、ファクス06(4309)3807
    医療助成関係

    子どもや障害者などの医療費助成にかかる医療証の申請および療養費の申請など

    問合せ先
    医療助成課 06(4309)3166、ファクス06(4309)3805
    児童手当などの関係

    児童手当や児童扶養手当などの申請

    問合せ先
    国民年金課 06(4309)3165、ファクス06(4309)3805
    市税関係

    市税の各種証明書発行や納付・相談・申告受付・申請受付・閲覧・届出、原動機付自転車および小型特殊自動車の登録・廃車

    問合せ先
    • 税制課 06(4309)3131、ファクス06(4309)3810
    • 市民税課 06(4309)3135、ファクス06(4309)3809
    • 固定資産税課 06(4309)3143~3144、ファクス06(4309)3811
    • 納税課 06(4309)3147~3152、ファクス06(4309)3808

    東大阪市治安対策本部からのお知らせ

    新年にあたり、自身の生活や行動を見直し、改めて防犯意識を高めましょう

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

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