市政だより 平成23年2月1日号 12面(テキスト版)
わだい
ランドセルを寄付 市役所にもタイガーマスク参上
1月11日、東大阪市役所にランドセル4個と「伊達直人」と書かれた封筒が届けられました。
この日の午後3時40分ごろ、地下1階清掃室前に置いてあるランドセルと手紙が発見され、その直後、庁舎を管理する管財課に「タイガーマスク」と名乗る男性から「ランドセル4個を届けた」と電話がありました。連絡を受けた職員が地下1階へ確認に行ったところ、水色とピンク色の包装紙に包まれたランドセル4個と「伊達直人」と書かれた封筒が置かれていました。
封筒の中の手紙には「全国各地の心豊かな、伊達直人様に感銘を受けました。養護施設の子どもたちに届けてあげてください。子どもたちが20年したら今の自分と同じくらいになります。そのとき、また違う誰かのために、何かできる人になってもらえてたら、この上ない喜びです」と書かれていました。
この厚意に対し野田市長は、「東大阪市福祉施設会を通じ、市内の児童養護施設の子どもたちにお届けしましたので、ご報告とあわせお礼申し上げます。誠にありがとうございました」と話していました。
井山囲碁名人が大阪文化賞を受賞
このほど、本市出身で一昨年囲碁の名人位を史上最年少で獲得した井山裕太さんが「平成22年度大阪文化賞」に選ばれ、大阪府公館で贈呈式が行われました。
この表彰は、関西の棋士が名人になることは初の快挙であり、大阪における文化活動を盛り上げ、文化振興に貢献されたとして府および大阪市から表彰されたものです。
井山さんは、「世界で活躍できる棋士をめざしたい」と抱負を語っていました。
福祉への寄付に感謝状を贈呈
このほど、「高齢者の介護などに役立てて欲しい」と本市へ1000万円を寄付された柿部敏子さんに対し、感謝状を贈呈しました。
柿部さんは、昭和50年ごろまで本市に在職され、昨年4月に永眠。ご家族が遺産の一部を寄付することが、本人の遺志に添うと考え、寄付されました。
市役所を訪れたご家族の和田礼子さんが「高齢者福祉に役立てていただけることで、本人も喜ぶと思います」と話すと、野田市長は「感謝します」とお礼を述べていました。
市立日新高校へ楽器を寄贈 東大阪東ライオンズクラブ
このほど、東大阪東ライオンズクラブから市立日新高校吹奏楽部に楽器が寄贈されました。
今回の寄贈は、東大阪東ライオンズクラブが国際協会の一員となった証として交付される認証状の伝達(チャーターナイト)から今年で30周年を迎えたことを記念して行われたものです。
全国大会などでも活躍する日新高校吹奏楽部は、1月に開催された教育フォーラムのオープニングセレモニーで寄贈された楽器を初披露。生徒たちは「大事にします」と話していました。
第2次総合計画 後期基本計画スタートの年
部門別計画を紹介
住みたいまち・住み続けたいまちへ
後期基本計画がいよいよ今年からスタートします。同計画は、5つの部門別計画と7つの地域別計画から構成されています。これからのまちづくりについて市民の皆さんにより深く知っていただくため、5つの部門別計画についてシリーズで紹介していきます。
市民文化を育むまちづくり スポーツ編
後期基本計画では、「市民がスポーツに対する関心や意欲を高め、スポーツを楽しむことができるまち」をめざし、取組みの1つに「ラグビーのまち東大阪」のまちづくりを掲げています。
本市には、ラグビーの聖地「近鉄花園ラグビー場」があり、毎年全国高校ラグビー大会が行われ、全国から多くのラグビーファンが訪れます。大会期間中には、地元自治会による豚汁のふるまいやラグビーグッズ創生クラブによるラグビー関連グッズの販売なども行われ、ラグビーを象徴とするふるさと意識の醸成も進んでいます。昨年末の開会式当日には、野田市長も市民の皆さんが活動する現場を訪れ、スポーツを通したまちづくりへの思いを強くしました。
市においても、「ラグビーのまち東大阪」の魅力情報を広く発信するとともに、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップの試合が近鉄花園ラグビー場で開催されるよう、誘致活動も進めています。
市では、これからもスポーツを楽しめるまちをめざし、スポーツに親しめる機会の提供や施設整備を進めていきます。
問合せ先
政策推進室 06(4309)3101、ファクス06(4309)3826
ラグビーをもっと楽しむために
「ラグビーのまち東大阪」アドバイザー 南條賢太さんが解説!
Let's enjoy ラグビー教室
市民の皆さんによりラグビーの楽しさを知ってもらうため、本市出身で「ラグビーのまち東大阪」アドバイザーの南條賢太さんが、ラグビーの基本ルールや豆知識などを紹介していきます。
スクラム
スクラムは、ラグビーを象徴するプレーであり、ラグビーの醍醐味です。また、ラガーマンの精神である「one for all,all for one」が表れるプレーの1つです。
ラグビーのポジションは、大きく分けてフォワードとバックスの2つに分類されます。体の大きな選手を中心として構成されるフォワードが、隣にいる仲間としっかり腕と腕を組み合い、まさに肉弾戦のごとく8人の塊となって相手フォワードとボールの争奪戦を繰り広げるのがスクラムです。
スクラムは、ボールを持っている選手がボールを前に落としてしまうノックオンや前の選手にパスをしてしまうスローフォワードなどの反則があったときにゲームを再スタートするために行われるプレーです。
フォワードは、スクラムを見守る7人のバックスの強い思いを受け、味方の失敗を取り返そうと全力でスクラムに挑みます。
問合せ先
ラグビーワールドカップ誘致室 06(4309)3020、ファクス06(4309)3847
泥棒は「光・音・時間がかかること・人の目」を嫌います。これらを意識して防犯対策に取り組みましょう
東大阪市治安対策本部