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東大阪市

あしあと

    元気な1日は朝食から!

    • [公開日:2022年5月27日]
    • [更新日:2024年12月4日]
    • ID:1904

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    朝食の役割

    体内リズムを整える

    人間の体には体内時計と呼ばれるものがあり、光と関係があります。
    体内時計は、太陽が昇っている間は活動的に、沈んだら休息しなさい…と働きかけています。
    これを「体内リズム」といいます。「体内リズム」が自分の「生活リズム」とずれてしまうと、体にとってストレスとなり、しっかり活動することができなくなることがあります。
    毎朝、規則正しく起きて朝日を浴び、しっかり朝食を摂ることで、「体内リズム」と「生活リズム」が整います。

    脳へのエネルギー補給

    私たちの脳は“ブドウ糖”をエネルギー源として使っています。
    ブドウ糖の主な補給源は、主食(ごはん・パン・麺など)です。

    脳は寝ている間も働いており、ブドウ糖を消費します。
    そのため、朝食を食べないと昼食までの時間がエネルギー不足になり、元気に活動しにくくなります。
    脳のエネルギー源のブドウ糖を朝食でしっかり補給し、脳と体をしっかり目覚めさせましょう。

    肥満予防

    朝食を食べないと、欠食時間が長くなり、次に食事をした時に血糖値が急上昇しやすくなります。
    急上昇した血糖値を下げるため、インスリンが分泌されます。
    インスリンは余ったブドウ糖を中性脂肪に合成するホルモンでもあるため、たくさん分泌されると肥満につながりやすくなります。

    便秘予防

    朝食を食べることで、胃腸が刺激され、活発に動きます。
    排便しやすくなり、お腹の調子が整いやすくなります。

    東大阪市民の朝食摂取の状況

    下のグラフは、令和3年度第4次東大阪市食育推進計画市民アンケートの調査結果です。
    ここでは、朝食を食べている頻度が週4日以上を「朝食を食べている」、週3日以下を「朝食を食べていない」としています。

    朝食を食べている市民の割合(年代別)

    幼児では98%が朝食を食べていますが、小学生と中学生では約1割ほど下がります。
    大人では60歳以上では9割以上が朝食を食べていますが、18歳から39歳は朝食を食べている割合が低く、8割を下回っています。

    朝食を食べない理由(上位5つ・20-30歳代)

    20-30歳代において、朝食を食べない理由は「食べる時間がない」が最も多く、「用意する時間がない」といった理由が多く挙げられました。
    また、「食欲がない」「食べる習慣がない」という理由も多く挙げられたことから、朝食を食べない状態が長期化している可能性が考えられます。

    朝食を食べている小学生の割合(起床時間別) 

    小学生における、学校がある日の起床時間別の朝食の摂取状況です。
    6時台に起きる人の朝食を食べる割合は100%ですが、登校時間であると考えられる8時台では50%と低い結果でした。

    朝食を食べている小学生の割合(就寝時間別) 

    小学生における、学校がある日の就寝時間別の朝食の摂取状況です。
    9時台より早く寝る人は約95%ですが、10時台以降は低くなり、11時より遅く寝る人は7割以下とさらに低い結果でした。

    朝食を食べている小学生の割合(朝食の共食状況別) 

    小学生における、朝食の共食状況別の朝食を食べている割合です。
    一人で朝食を食べる人と比較して、大人と一緒に朝食を食べる人のほうが朝食を食べている割合が高い結果でした。

    以上の結果から、特に20代30代の若い世代が朝食を食べている割合が低いことがわかりました。
    また子どもの朝食の状況は早寝早起きや共食といった家庭での生活習慣が関係していることがわかりました。

    若い世代が朝食を食べる習慣を身に付けることは、若い世代自身だけでなく、次世代の子どもたちの望ましい生活習慣にもつながります。

    朝食を食べる習慣がない人は「朝食を上手に食べるためにちょっとした工夫を!」を参考に、できることから始めてみましょう。

    朝食を上手に食べるためにちょっとした工夫を!

    前日のうちに準備しておく

    • 食材を切る、ゆでるなどの下処理をしておく
    • 朝食用の材料を一ヶ所にまとめておく

    手のかからないものをプラスする

    • 牛乳、バナナ、ドライフルーツ、ゆで卵、カップスープなどを活用する
    • 大豆缶詰や、魚の味付け缶詰を、マヨネーズやドレッシングと和える
    • 前日の残りのひじきや切干大根の煮物などを、サラダに乗せたり、卵に混ぜて焼く
    • みそ汁に卵を落としたり、刻みのりやわかめを入れる

    栄養バランスを意識する

    主食・主菜・副菜をそろえて、栄養バランスを整えましょう

    • 主食
      ごはん、パン、麺類など。エネルギーのもとになる炭水化物が豊富。
    • 主菜
      肉、魚、卵、大豆製品など。体を作るたんぱく質が豊富。
    • 副菜
      野菜、海藻、きのこなど。体の調子を整えるビタミン・ミネラル等が豊富。

    朝食についてのお役立ち資料

    やってみよう!朝ごはん力診断

    朝食の役割やかんたん朝食レシピなど

    みんなで朝ごはん

    子どもも大人もおいしく食べられる朝食レシピなど

    朝食アイデアメニューコンテスト‐入賞作品レシピ集‐

    五目そうめん、ボリューム卵サンドなど

    お問い合わせ

    東大阪市健康部保健所 健康づくり課

    電話: 072(960)3802

    ファクス: 072(970)5821

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