飲食店や食品工場などでガス機器を使われている皆様へ!
一酸化炭素中毒に気を付けて!
ガスが正常に燃えるためには、酸素をたくさん含んでいる新鮮な空気が必要です。ガス機器を使っているときに酸素が足りなくなると燃焼が不完全になり、人体に有毒な一酸化炭素が発生して中毒になるおそれがあります。一酸化炭素中毒を防ぐためのポイントは3つあります。
ガス機器を使うときは、必ず換気(給気と排気)!
大型のガス機器の使用や、複数のガス機器の同時使用が多い業務用厨房施設では、ガスを使用する量が多い分、新鮮な空気もたくさん必要となります。職場にいる全員が、必ず換気扇や換気設備を運転した状態でガス機器を使うようにしましょう。なお、正常に燃えているガスの炎は青色です。
ガス機器や換気設備はきれいに清掃し、定期的に点検を!
ガス機器の給排気口や換気設備の吸い込み口に油汚れやホコリがたまると、きちんと換気ができなくなり、一酸化炭素中毒になるおそれがあります。日ごろからきれいに清掃し定期的に点検も受けましょう。
万が一に備えて、厨房や工場に換気警報機の取り付けを!
一酸化炭素は無色・無臭。発生に気が付かずに中毒になる場合がほとんどです。そうならないよう、業務用厨房施設の環境に合わせて作られた「業務用換気警報機」の設置をお勧めします。
約2分30秒の動画(日本ガス協会制作)はこちらからご覧いただけます。(YouTubeに接続します)(別ウインドウで開く)
一酸化炭素中毒を防止するための3つのポイントや、業務用換気警報器が鳴った時の正しい行動についてまとめたファイルです。下からダウンロードしてお使いください。