任意予防接種(帯状疱疹、おたふくかぜなど)

概要
予防接種には、予防接種法に基づいて行う定期予防接種と本人の希望と医師の判断によって行う任意予防接種があります。
任意予防接種の種類は下表のとおりです。ただし、定期予防接種に定められた予防接種でも、接種対象以外の方(法令に基づく接種時期、接種回数、接種間隔に当てはまらない方)は任意接種になります。
東大阪市では任意予防接種に対して、接種費用の助成は行っておりません。費用の全額を自己負担でお支払いいただくことになります。(大人の任意麻しん風しん混合及び風しんワクチンは、一部助成があります。)

任意予防接種の種類
種類 | 対象年齢または対象者 | 回数 | 接種間隔 | 備考 |
インフルエンザ | 生後6か月以上13歳未満 | 2回 | 2から4週間 | 毎年10月から12月頃接種 |
13歳以上全年齢(60歳以上の方には一部助成があります。) | 1回 | |||
おたふくかぜ | 1歳以上 | 1回 | なし | 日本小児科学会は2回接種を推奨 |
A型肝炎 | 全年齢 | 3回 | 2から4週間隔で2回 | WHOは1歳以上を推奨 |
2回目接種から24週後に2回 | ||||
B型肝炎 | HBs抗原陽性の母親から生まれたHBs抗原陰性の乳児(注1) | 3回 | 生後12時間以内を目安1回、その後1か月後に1回、及び6か月後に1回 | (注1)母子感染予防の場合、健康保険適用となります。 |
ハイリスク者 | 4週間隔で2回、1回目接種から 20から24週後に1回 | 平成28年10月1日より平成28年4月1日以降に生まれた者を対象に定期接種が開始されました。 | ||
医療従事者、腎透析をうけている者、海外長期滞在など | ||||
汚染事故時 (事故後のB型肝炎予防) | 事故発生後7日以内に1回、その後1か月後に1回、及び3から6か月後に1回 | |||
黄熱 | 生後9か月以上 | 1回 | なし | 授乳中は接種しない。 通常、一般の医療機関での接種は行われていません。検疫所等で接種を受けることになります。 |
狂犬病 | 暴露前(全年齢) | 3回 | 4週間の間隔で2回、1回目接種から6から12か月後に1回 | |
暴露後(全年齢) | 6回 | 1回目を0日として、以降3、7、14、30、90日後 | ||
帯状疱疹 | 50歳以上(生ワクチン) | 1回 | なし | 皮下注射 |
50歳以上(不活化ワクチン) | 2回 | 2か月 | 筋肉注射 |

実施場所
任意予防接種のため、医療機関の所在地は東大阪市内外を問わず接種可能です。ご自身で医師に相談いただき、実施日を決めてください。
●予防接種を実施している医療機関は「大阪府医療機関情報システム」または、「厚生労働省検疫所FORTH」にて検索することができます。
検索方法⇒病院・診療所で探す→医療機能で探す→予防接種→予防接種の種類を選択
大阪府医師会予防接種センターでは、予防接種に対して注意を要する人への対応、身近な所で受けられない人への予防接種など専門に取り扱っています。

接種費用
全額自己負担(接種費用は医療機関ごとに異なります)

接種方法
ご自身で医療機関の医師と相談し、内容をご確認の上、医療機関にある予診票に必要事項を記入し予防接種を受けてください。
また、当日持参するもの等は事前に医療機関へご確認ください。
