市政だより 令和4年6月15日号 12面(テキスト版)
コロナ禍の夏
マスク熱中症に注意!
本格的な夏に向けて、熱中症予防行動のポイントを知り、コロナ禍でも熱中症を予防しましょう。
コロナ禍において、基本的な感染防止対策が引き続き求められていますが、熱中症への注意も必要です。国においては、新型コロナウイルス感染症対策への基本的対処方針の変更に伴い、マスク着用の考え方が見直されています。
3密を避けつつ、適切なマスクの着用と熱中症予防をお願いします。
熱中症の症状
- 軽度の症状=めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗が止まらない
- 中度の症状=頭痛、吐き気、体がだるい、虚脱感
- 重度の症状=意識がない、けいれん、体温が高い、呼びかけに対して返事がおかしい、まっすぐ歩けない・走れない
- 問合せ先
- 健康づくり課 072(960)3802、ファクス 072(960)3809
熱中症を疑ったときの応急処置
- 衣類をゆるめ、涼しい場所に避難させる
- 水分・塩分を補給させる
- 冷やしたタオルや氷で脇の下や足の付け根を冷やす
- 症状が改善しない場合は早めに医療機関へ
- 問合せ先
- 健康づくり課 072(960)3802、ファクス 072(960)3809
熱中症予防行動のポイント
対策1 暑さを避けましょう
- 換気扇や窓の開放によって換気を確保しつつ、エアコンを利用して温度をこまめに調整する
- 暑い日や時間帯は無理をしない
- 涼しい服装にする
- 急に暑くなった日や湿度が上がった日は特に注意する
対策2 適宜マスクをはずしましょう
- 気温・湿度が高い中でのマスクの着用は要注意
- 屋外で人と充分な距離(2メートル以上)を確保できる場合は、マスクをはずす
- マスクを着用しているときは激しい運動を避け、周囲の人と充分に距離をとったうえで、適宜マスクをはずして休憩する
対策3 こまめに水分補給をしましょう
- 飲み物を持ち歩く
- 1日当たり1.2リットルを目安に、のどが渇く前に水分を補給する
- 大量に汗をかいたときは塩分補給も忘れずに
対策4 日頃から健康管理をしましょう
- 日頃から体温測定など、健康をチェックする
- 体調が悪いと感じたときは、無理せず自宅で静養する
対策5 暑さに備えた体づくりをしましょう
- 暑くなり始めた時期から適度に運動する
- 水分補給を忘れずに、無理のない範囲で運動する
屋内・屋外でのマスク着用について
身体的距離(注1)が確保できる屋内(注2)
- 会話を行う場合は着用を推奨する(充分な換気など感染防止対策を講じている場合ははずすことも可)
- 会話をほとんど行わない場合は着用の必要はない
身体的距離(注1)が確保できる屋外
- 会話を行う場合でも着用の必要はない
- 〈事例 ランニングなど離れて行う運動、鬼ごっこなど密にならない外遊び〉
- 会話をほとんど行わない場合は着用の必要はない
- 〈事例 ランニングなど離れて行う運動、鬼ごっこなど密にならない外遊び〉
身体的距離(注1)が確保できない屋内(注2)
- 会話を行う場合は着用を推奨する
- 会話をほとんど行わない場合でも着用を推奨する
- 〈事例 通勤電車の中〉
身体的距離(注1)が確保できない屋外
- 会話を行う場合は着用を推奨する
- 会話をほとんど行わない場合は着用の必要はない
- 〈事例 徒歩での通勤など、屋外で人とすれ違うような場合〉
(注1)2メートル以上を目安
(注2)外気の流入が妨げられる、建物の中、地下街、公共交通機関の中など
※夏場は、熱中症防止の観点から、屋外の「着用の必要はない」場面で、マスクをはずすことを推奨。
※高齢者と会うときや病院に行くときなどはマスクを着用する。
梅雨期・台風期
大雨に警戒!!
早めの情報収集、避難行動を
梅雨期や台風期を迎え、大雨への警戒が必要な季節になりました。大雨が降ると道路の冠水や土砂崩れなどが発生するおそれがあります。早めの気象情報の収集や避難行動に努めましょう。
避難情報は、防災行政無線(屋外スピーカー)や緊急速報メール、市ウェブサイト、広報車、おおさか防災情報メールなどでお知らせします。避難情報が発令されたときは、慌てずに落ち着いて行動しましょう。
また、市では新型コロナウイルスの感染防止対策として避難所での換気やスペースの確保など感染リスクの軽減に取り組みます。
避難所へ避難する際は、水や食料、防寒具、処方薬、モバイルバッテリー、貴重品などの一般的な災害用備蓄品に加えて、マスクやアルコール消毒液、体温計、上履きなどを可能な限り持参したうえで、手指消毒、マスク着用など基本的な感染症防止対策にご協力ください。
- 問合せ先
- 危機管理室 06(4309)3130、ファクス 06(4309)3858
分散避難の検討を
自宅で安全が確保できる場合は、必ずしも避難所に行く必要はありません。ハザードマップで居住地が災害リスクのある地域かどうかを確認し、上層階へ移動することで安全が確保できる場合は自宅の2階などへ避難してください。また、可能な場合は、安全な親戚・知人宅への避難も検討しましょう。ただし、これらの場所への避難が難しい場合は、ためらわずに避難所へ避難してください。
在宅避難時は健康管理に気をつけ、普段から水や食料、生活必需品、常備薬などを備蓄しておきましょう。
- 問合せ先
- 危機管理室 06(4309)3130、ファクス 06(4309)3858
警戒レベル5(災害発生または切迫)
- とるべき行動
- 命の危険があるため、直ちに安全確保を行う
- 避難情報など
- 緊急安全確保(市が発令)
〈警戒レベル4までに必ず避難!〉
警戒レベル4(災害のおそれ高い)
- とるべき行動
- 速やかに危険な場所から避難する。避難場所への立退き避難がかえって命に危険をおよぼしかねないと自ら判断する場合は、近隣の安全な場所や自宅内のより安全な場所へ避難する
- 避難情報など
- 避難指示(市が発令)
警戒レベル3(災害のおそれあり)
- とるべき行動
- 避難に時間のかかる方(高齢者、障害者、乳幼児など)とその支援者は危険な場所から避難する。その他の方も必要に応じ自発的に避難する
- 避難情報など
- 高齢者等避難(市が発令)
警戒レベル2(気象状況悪化)
- とるべき行動
- ハザードマップなどにより災害リスク、避難場所や避難経路、避難のタイミングなどの再確認、避難情報の把握手段の再確認・注意など、避難に備え自らの避難行動を確認する
- 避難情報など
- 大雨・洪水注意報など(気象庁が発表)
警戒レベル1(今後気象状況悪化のおそれ)
- とるべき行動
- 防災気象情報などの最新情報に注意するなど、災害への心構えを高める
- 避難情報など
- 早期注意情報(気象庁が発表)