消火器の破裂事故が発生しています!!
消火器の破裂事故が発生
先般、兵庫県姫路市において、火災の際に使用した点検未実施の消火器(1989年製造)が破裂し、初期消火を行っていた従業員が負傷する事故が発生しました。また、昨年、愛知県名古屋市においても、初期消火を行っていた従業員が負傷する同様の事故が発生しているところです。
現在設置している消火器は、大丈夫でしょうか?下記を参考に確認してください。
1 消火器の点検はされていますか?
点検基準において、消火器のうち、製造年から10年を経過したもの又は本体容器に腐食等が認められたものについては、耐圧性能に関する点検を実施することとされています。特に加圧式の消火器については、破裂事故が発生するおそれが高くなるため、適切な点検又は交換等が必要です。
2 消火器に著しい腐食等が認められるものはありませんか?
腐食等が認められる消火器は、破裂事故のおそれが高いことから、直ちに当該消火器の使用を中止し、人が触れることの無いよう必要な措置を講ずるとともに、速やかに交換等を行うこと。
3 設置場所は、適切ですか?
本体容器又はその他の部品の腐食が著しく促進されるような場所(化学工場、メッキ工場、温泉地等)、著しく湿気の多い箇所(厨房等)、たえず雨雪等にさらされている箇所に設置されている場合は、防護措置(保護箱への収納など)を講じましょう。
消火器の設置が義務付けられている事業所等では、旧規格の消火器は2021年12月31日までに交換が必要です!!