市政だより 令和3年7月15日号 12面(テキスト版)
健全な水道事業のために
「ひがしおおさか水道ビジョン2030」を策定
将来・次世代にわたり健全な水道事業を継続していくため、これからの東大阪の水道がめざす姿および目標を設定し、その実現に向けた今後10年間(令和3年度~令和12年度)の施策の方向性を示す「ひがしおおさか水道ビジョン2030」を策定しました。
ビジョンの内容について、詳しくは市ウェブサイトをご覧ください。
- 問合せ先
- 上下水道局企画課 06(6724)1221、ファクス 06(6721)2374
- 基本理念
- ささえる・つながる・未来につなぐ -健全水道 東大阪-
市民の生命・生活を支え続けていく重要なインフラとしての使命をもち、ラグビーからイメージされる団結力で、市民、地域、近隣事業体、協力企業などと連携していきながら、東大阪市に携わる全ての人々を支え、またその活動をつなげ、さらに未来・次世代に引き継いでいくことができる「健全水道」の実現をめざします。
重点施策
水道事業を取り巻く環境の変化を踏まえ、特に重点的に取り組む施策
水道施設の最適な配置・規模での整備
水道施設の統廃合や施設の規模を小さくすることにより規模の適正化を図るとともに、配水区域のブロック化など効率的な水運用を行い、最適な配置・規模での水道施設の整備を推進し、コスト削減や事故・災害時の被害軽減を図ります。
水道施設の防災対策の推進
災害時における水道水の安定供給のため、配水池の耐震化や管路(特に基幹管路や重要給水施設配水管路)の耐震化を進め、水道施設の防災対策を推進します。
危機管理体制の充実
災害発生初期に半径1キロメートル以内で水を入手できる応急給水体制を構築するため、応急給水施設の整備を進め、危機管理体制の充実を図ります。
必要な財源確保の推進
持続的な事業経営のため、適正な料金水準・料金体系の検討を行い、必要な財源の確保を推進します。
水道料金の未納対策の強化、所有する土地の売却・貸付け・有効利用、建設・維持管理コストの削減を推進します。
広報・広聴手法の充実
情報発信による市民や事業者などとのコミュニケーション促進や水道への理解促進など、広報・広聴手法を充実し、水道事業の透明性・信頼性の向上を図ります。
戦略的な情報発信
- 水道への理解促進
~もっと水道のことを知ってほしい~ -
- 経営状況
- 将来の見通しの開示
- 防災への取組み
- 水道料金の使い道 など
- リスクコミュニケーション
~自分・家庭・地域でも防災~ -
- 自助(家庭での災害への備え)
- 共助(地域での応急給水活動)
広域連携・官民連携の推進
府域一水道をめざした大阪広域水道企業団との統合検討や民間活力の利用などにより、広域連携・官民連携を推進し、運営体制の強化・効率化を図ります。
飲食店などを応援
キッチンカー等事業者に補助金を交付
市内でキッチンカーや食品の移動販売車による販売営業を行う事業者に対し、補助金を交付します。
- 対象
- 中小企業、小規模事業者
- ※事前に国のキッチンカーなどの導入に関連する補助金申請が必要。
- 補助金額
- 国の補助金の交付決定適用後の残額の2分の1(上限50万円)
- 申込方法・申込み先など
- 来年2月28日(月曜日)まで
- ※予算額に達し次第、受付終了。申請方法など、詳しくは市ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 商業課 06(4309)3176、ファクス 06(4309)3846
地域の子どもに居場所を
子ども食堂の取組みをサポート
運営費用の一部を補助します
市では、地域に子どもの居場所が広がるように、「食の提供を伴う子どもの居場所づくり支援事業」として、いわゆる子ども食堂を開設予定または運営している団体に対し、安全・安心に資するための運営費用などの一部を補助します。
補助の内容や申込方法など、詳しくは実施要項をご覧いただくか、お問合せください。なお、応募団体が多数となった場合は、早期に受付を終了します。
※実施要項などは市ウェブサイトからダウンロード可。
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 子ども家庭課 06(4309)3194、ファクス 06(4309)3817