たばこ火災に注意
たばこ火災をなくそう
たばこ火災は、東大阪市内の火災原因で常にトップ3にあります。
過去5年の東大阪市内で発生したたばこ火災です。
平成26年 23件 2位
平成27年 11件 3位
平成28年 14件 2位
平成29年 15件 2位
平成30年 13件 3位
「これぐらいなら大丈夫」「いつもしているから」勝手な思い込みは危険です
たばこ火災が発生する原因は、「吸い殻の不始末」や「気づかない間に火種を落としてしまう」がほとんどです。これは、喫煙者が「気をつける」「意識を変えること」で火災を防ぐことができるのです。
よく考えてみてください。
たばこは燃えています。燃えているものを燃えるものの中に入れたら、燃えますよね。当たり前です。子どもでも分かります。しっかりして!!
よくある事例
1「吸い殻の不始末」
よくあるのが、灰皿に溜まった吸い殻を捨てる際、よく消していないまま捨ててしまうことで出火するものです。
灰皿の代わりに、空き缶やペットボトル、ひどいものでは段ボール箱やビニール袋等燃える可能性のあるものを使っている人がいます。また、灰皿に溜まった吸い殻をごみ袋に捨てる時、水につけたりしないでそのまま、しかも、もみ消した後すぐにごみ箱やごみ袋に入れる人が沢山います。
これでは、火事になっても仕方ないですよね。
2「気づかない間に火種を落としてしまう」
代表的なものが寝たばこです。その他には、家の中で歩きながらたばこを吸って、知らない間に火種を落とすといったこともあります。
たばこ火災は吸った人の責任ですよ!
「吸ったら、確実に消す」は当たり前。喫煙者はよく考えて行動してください。たばこは、あなたが思っているよりも燃えるんですよ。
たばこ火災を防ぐための注意事項
1 灰皿を使用しましょう
・必ず、灰皿を使用してください。(ペットボトルや空き缶を灰皿代わりに使用して火災になる事があります。これは、中の吸い殻を出せないので溜まった状態になり、知らない間に中の吸い殻も乾燥して燃えやすくなっていることもあります。)
・吸い殻は確実に消してください。必ず、消えたかどうか確認してください。わからない、自信がない場合は、灰皿に水を張るなど工夫してください。
・灰皿に吸い殻をためないで、こまめに捨ててください。捨てる際は、消えているかどうか必ずチェックしてください(←この時によく火事が起きています。)

2 寝たばこや歩きたばこは行儀が悪いうえに危険ですよ!
布団やベッドに寝ころびながら、また、家の中をうろうろと歩きながらたばこを吸っていると、知らない間に、たばこの火種が落ちてしまっていることがあります。落とした事に気づかずに就寝または外出すると、あなた自身はもとより、大事なご家族や財産を失うことになります。絶対にやめましょう。

住宅用火災警報器を設置しましょう!
住宅用火災警報器は、たばこ火災にも非常に有効です。
東大阪市内でも、住宅用火災警報器の警報音に気づいて、火災の拡大を防ぐことができた事例もあります。
火災を早期に発見し、被害を最小限に抑えるためにも設置してください。
詳しくは、こちらをご覧ください。