市政だより 平成31年2月15日号 別紙1面(テキスト版)
ラグビーワールドカップ2019日本大会
安全で安心できる大会をめざして
今年は、ラグビーワールドカップ2019日本大会が花園でも開催されます。市消防局では、昨年11月に内閣官房や消防庁、自衛隊、大阪府警察などとの実動訓練を実施しました。今後も有事の際の対応を強化し、大会開催期間中の安全確保に全力で取り組みます。
特殊災害対応能力強化
国際的なスポーツ大会では、多くの観客が押し寄せたことによる事故のほか、化学物質や爆発物を使ったテロなどにも備える必要があります。さまざまな事態に対応できるように、資機材の整備や訓練を行っています。
関係機関との連携強化
事故防止はもちろん、万一事故が発生した場合は、関係機関との連携が欠かせません。警察や自衛隊などの関係機関と合同訓練を行うなど連携強化を図っています。
外国語による119番通報対応強化
市花園ラグビー場では、世界屈指の強豪国による対戦4試合が予定され、海外からも多くの観戦者が見込まれます。外国語による119番通報の対応を強化するため、昨年4月から翻訳センターを利用した通報の受信体制を構築しています。
救急出動件数過去最多
T 適正
R 利用
Y やろうよ!
昨年、救急出動は3万2058件、搬送者は2万8903人で過去最多を記録しました(グラフ参照)。中には緊急性の低い要請も多く含まれ、本当に緊急を要する方への到着の遅れが懸念されています。
お酒を飲みすぎて気持ち悪い、救急車で行った方が早く診察してもらえると思ったなど、これらは本当にあった救急車を呼んだ理由です。救急車は限りある資源です。本当に必要な方が利用できるよう適正利用にご協力ください。
呼ばないだけが適正利用じゃない!
緊急性の低い要請がある反面、救急要請をためらっているうちに重症化したとみられる事例もあります。緊急の症状を見逃さず、すぐに救急車を呼ぶことも大切な適正利用です。緊急時は迷わず119番してください。
迷ったときは#7119
救急車を呼ぶべきか迷ったときは、救急安心センターおおさかをご利用ください。病気やケガの緊急性に関する相談や、症状に応じた救急病院の案内を行っています。相談中に緊急性が高いと判断したときは、消防局につないで救急車を出動させます。
- 問合せ先
- 警備課
大阪府救急医療情報センター
診察可能な医療機関を24時間365日案内しています
- 電話
- 06(6693)1199