高度救助資機材等
高度救助資機材
画像探索機1型(オリンパスIV8675L1-SV90)
倒壊家屋や瓦礫の隙間からファイバースコープを挿入し、内部の様子を確認します。画像のみならず、温度・ガス測定、集音、空気の送り込みができます。
画像探索機2型(PRO-CAM PC-780S)
伸縮棒(最長4.2m)に取り付けられた高性能カメラを狭い場所へ挿入し、内部の状況を把握します。また水中でも使用することができます。
地中音響探知機(DELSAR)
倒壊家屋や瓦礫などにいる要救助者の声や動きの音響を探査します。
熱画像直視装置(Bullard)
目視できない濃煙の中でも熱のみを映し出すもので、火災現場での要救助者の検索に有効である他、残火処理にも使用します。
夜間用暗視装置(MUM-14)
わずかな光を増幅し、暗闇の中の物体を鮮明に映し出します。
地震警報器(FREQL システムアンドリサーチ)
地震の発生を感知し、警報を鳴らします。余震の発生が予想される災害現場に設置し、警報が鳴ると活動隊員は一旦退避します。
電磁波探査装置(SIRIUS Compact Version 2010)
倒壊家屋や瓦礫などにいる要救助者の動き、呼吸及び心拍を電磁波により検出し、位置を特定することができます。
二酸化炭素探査装置(ボーカメCO2)
ガスセンサーが人の呼気中に含まれる炭酸ガスを検知し、要救助者の存在を判別することができます。また、先端のマイクを通し、内部の要救助者と会話が可能です。
水中探査装置(HUMMINBIRD)
超音波のスキャニングにより広範囲(水深20m、両側150度の範囲)で探索が可能で、水中が濁っていたり、地形が複雑な場所での検索活動に有効です。
他の特徴的な資機材
マンホール救助器具(アリゾナボーテックス)
主に低所から要救助者を引き揚げる際に使用し、上部に滑車を取り付けることができます。
ポータブルCAFS武蔵
可搬式のCAFS(Compressed Air Foam System 圧縮空気泡)で、泡の作用により、少ない水量で効果的な消火活動を行うことができます。
救命索発射銃(レスキューMAX)
往来ができない対岸など離れた場所へロープを受け渡すため、圧縮空気の力によって、救命索のつながった弾体を飛ばします。
救助用切断器具(ダイヤモンドチェーンソー)
災害現場でコンクリート、ブロック、天然石等を切断するときに使用します。
BC災害用検地セット

B(Biological 生物)、C(Chemical 化学物質)に関する特殊災害が発生した際、各種検知器等を少人数で搬送し、また取り扱いやすいよう本市消防局が考えたものです。
