市政だより 平成28年11月1日号 2面(テキスト版)
「今」やる耐震化!!
あなたの住まいは大丈夫?
旧耐震基準である昭和56年5月以前に建築された木造住宅は、大地震が起こると倒壊する危険性が高いため、早期に建物を耐震化する必要があります。
市ではさまざまな補助制度を用意しています。ぜひ活用し、安心の住まいを手に入れませんか。
詳しくはお問合せください。
- 問合せ先
- 指導監察課 06(4309)3245、ファクス06(4309)3834
昭和56年以前の建物は、壁が少なく、壁の配置バランスが悪い家が多いため、大きな地震を受けると倒壊する危険性があります。
今後30年以内に70パーセントの確率で発生するといわれているマグニチュード9クラスの「南海トラフ巨大地震」をはじめとする大地震に備えましょう。
建物の耐震化には、さまざまな方法があります。補強金物を設置する接合部の補強、建物を支える基礎の補強、構造用合板や筋交いを利用した壁の補強、重い屋根を軽量化する補強など、これらの補強を行うことにより、あなたやあなたの家族を守ることにつながります。
また、耐震シェルターを設置し、部屋の一部を耐震化する方法もあります。耐震シェルターとは、家の中に地震時に安全なシェルター(避難所)を設置し、建物倒壊による圧死から守るものです。住みながらの工事や、耐震改修工事に比べて短期間での設置が可能です。
ご存知ですか? 100万円補助
市では昭和56年以前の木造住宅の耐震改修工事に対し、条件により最大100万円(設計補助含む)の補助が受けられる制度があります(耐震シェルターの場合は最大70万円)。
除却工事補助
耐震性が不足する木造住宅の解体についても補助制度があります。
戸建住宅なら最大40万円、長屋・共同住宅なら最大100万円まで補助します。
チェックしてみよう!
あなたの家について、次の10項目をチェックしてみましょう。
- 昭和56年5月以前に建築された
- 過去に大きな災害(浸水・地震・火災など)に見舞われたことがある
- 必要な手続きをせずに増築をしたことがある
- 老朽化や白アリ被害などがある
- 建物の平面が複雑な形をしている
- 大きな吹抜けがある
- 2階外壁の直下に1階の壁がない
- 1階外壁の東西南北各面のうち、開口部(窓など)が多い面がある
- 屋根が和瓦・洋瓦など比較的重い葺材である
- 基礎に鉄筋が入っていない
7つ以上当てはまる場合は、早めに専門家に耐震診断してもらいましょう。
やっておこう!今すぐできる耐震化
建物の耐震化とあわせて、家具の固定などによる耐震化もしておきましょう。
背の高い家具は金具や突っ張り棒で固定しましょう。本棚の本は重くて大きいものは下に収納し重心を低くしましょう。ほかにも、つり下げ式照明器具などをチェーンやワイヤーなどで結んだり、窓ガラスに飛散防止フィルムなどを張るのもよいでしょう。
11月は自転車マナーアップ強化月間
自転車も交通ルールを守ろう
自転車は環境にやさしく便利な乗り物です。しかし近年、自転車の二人乗りや並走、信号無視、走行中の携帯電話の使用など、マナーの悪さが問題になっています。
11月は自転車マナーアップ強化月間です。自転車に乗るときは、「飲酒運転や二人乗りをしない」「信号や一時停止を守る」「歩行者の横を通過するときは減速し、充分な距離をとる」などの交通ルールを守り、マナーアップに努めましょう。
大阪府では今年4月に「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が制定され、自転車の利用者は自転車損害賠償保険に加入することが7月から義務化されています。また、年に1度は整備点検を受けましょう。
なくそう放置自転車
駅前などに放置された自転車やミニバイクは、まちの景観を悪くするうえ、歩行者や緊急車両などの通行の妨げになります。
駅を利用するときなど自転車を駐車するときは、自転車駐車場をご利用ください。なお、駅周辺の自転車駐車場など詳しくは市ウェブサイトをご覧ください。
スタントマンが実演
交通安全教室
市立縄手北・意岐部・上小阪中学校で、生徒や市民を対象に交通安全教室を開催します。当日は、スタントマンの実演で交通事故の発生状況を再現し、正しい自転車の利用と安全な走行を学びます。一般観覧もできます。
- とき ところ
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- 11月9日(水曜日)=縄手北中学校
- 10日(木曜日)=意岐部中学校
- 11日(金曜日)=上小阪中学校
- ※時間など詳しくはお問合せください。天候によっては一般観覧できない場合があります。
- 問合せ先
- 道路管理室 06(4309)3220、ファクス06(4309)3836