平成24年11月28日 ロンドンパラリンピック全盲のメダリスト 和田伸也さんに市長賞詞
11月28日、ロンドンパラリンピック陸上男子5000メートルに出場し銅メダルを獲得した和田伸也選手に野田市長が市長賞詞を、藤木議長から議長賞詞を贈呈しました。
和田選手のロンドンパラリンピックでの活躍は、市民に深い感動を与え、またスポーツを楽しめるまち東大阪の推進に大きく寄与したとして、市長賞詞と議長賞詞が贈られることとなりました。
和田選手は高校卒業から結婚までの約12年間を東大阪市で過ごされています。高校2年生のときに網膜色素変性症と診断され視力が低下し、大学3回生のころには全盲となりました。
その後、京都市で行われたランニングの練習会に参加したのをきっかけに、マラソンにのめり込み、平成20年の福知山マラソンで2時間56分53秒の好タイムを記録。それにより日本盲人マラソン協会の強化指定選手に選ばれ、パラリンピックをめざしてきました。
今年のロンドンパラリンピックではマラソンなど3種目に出場。マラソンは惜しくも5位でしたが、5000メートルでは15分55秒26の激走で銅メダルを獲得しました。
野田市長は「大変な努力をされたと思います。4年後の活躍も期待しています」と話し、和田選手は「伴走者の方のリードもうまく、メダルを獲得することができました。4年後はマラソンでもメダルをめざしたいと思います」と話していました。