平成24年11月1日 防災意識の高揚を 瓢箪山商店街で消防訓練
秋季全国火災予防運動の一環として1日、東消防署は地元の消防団や住民らと瓢箪山中央商店街サンロード瓢箪山で消防訓練を行いました。
この訓練は、商店街のような消火活動が困難な施設で地元の消防団や住民と実施することで、防火管理体制の確立や地域における防火意識の高揚や避難誘導の重要性などを認識してもらうことを目的に行われました。
今年は東消防署や消防団のほか、地元の女性防火クラブのメンバーら約70人が参加し、はしご車やポンプ車など計10台の車両が集結しました。今回の訓練では、商店街に面するビルの2階で火災が発生し、初期消火と避難誘導を実施するが商店街のアーケードに延焼が拡大して逃げ遅れた人がいるという想定で実施されました。
訓練が始まると煙がビルからあがり、施設関係者による通報・非難誘導・初期消火・アーケードの開放が行われました。消防関係者による救助訓練では、エンジンカッターで模擬シャッターを切断し、ビル1階の要救助者を救出。また、昇降はしごでアーケード上部に進入し、取り残された要救助者をバスケット担架に収容して、ブリッジといわれる斜めのロープで地上まで降ろし救急車で搬送しました。
救出完了後に東消防署と地元消防団が一斉放水を行い、訓練は終了ました。