平成24年9月25日 繁栄と景観を後世に伝える 松原宿跡図と道標を設置
江戸時代に大坂と奈良を結ぶ暗越奈良街道の唯一の宿場として栄えた松原宿の繁栄や景観などを後世に伝えていこうと、松原自治会と松原宿景観保存会が、このほど「松原宿跡図と道標」を市立英田北小学校南側校門前に設置されました。
松原宿は、旧大和川の分流吉田川と恩智川との間に位置し、江戸時代初期に伊勢参りなどで暗越奈良街道を通る旅人の利用を見込み、幕府が街道唯一の宿場として創設しました。
松原宿景観保存会の岡田会長は「この『松原宿跡図と道標』を目当てに多くの人に松原を訪れてもらえたらうれしいです」と話していました。