市政だより 平成22年10月1日号 1面(テキスト版)
- 人口 504,363人 世帯数 219,691世帯【平成22年9月1日現在】
- 発行 東大阪市経営企画部広報広聴室広報課 〒577-8521 東大阪市荒本北1丁目1番1号
- 毎月2回1日・15日発行
- ホームページアドレス http://www.city.higashiosaka.lg.jp/
生活習慣とがんに密接な関係があるのはご存知ですか あなたの生活習慣は大丈夫？ がん検診で早期発見・早期治療を
10月はがん検診受診率アップキャンペーン月間
生活習慣とがんに密接な関係があるのはご存知ですか。
たばこや過度のアルコール摂取、脂肪や塩分の取り過ぎなどが、原因のひとつとなることがわかっています。
早期に発見し、治療すれば、がんは決して怖い病気ではありません。定期的に検診を受けて、自分の体を大切にしましょう。
生活習慣を見直そう
がんは長い間の悪い生活習慣など、さまざまな要因が重なることでゆっくりと進行していきます。がんが直径1センチメートルまで成長するには一般的に約10年から20年かかり、初期のがんは早期に発見することが可能で、早く発見すれば治療も簡単です。
市では、胃がん、大腸がん、肺がん、子宮がん、乳がんの5つのがん検診を実施しています。
おかしいと思ったらすぐに受診を
がん検診の技術は進歩していますが、がんの場所や種類、時期によっては見つけづらいことがあります。また、検診結果が異常なしでも、数％の見落としがあるのが現状です。おかしいと思ったら医療機関で受診してください。
また、乳がんは自己検診ができます。自己検診で明らかなしこりや乳首からの分泌物など異常があるときは、速やかに医療機関で受診してください。
自己検診の方法は、保健センターで実施している乳がん検診で指導しているほか、10月1日（金曜日）から保健所ホームページに掲載します。
乳がん（マンモグラフィー）検診
とき
11月18日（木曜日）午前9時15分から10時15分、午後1時から2時
ところ
市民会館
対象
平成22年4月1日現在、40歳以上の偶数年齢または乳がん検診クーポン券がある女性
定員
各50人（申込先着順）
料金
800円（クーポン券も利用可）
※生活保護受給者、市民税非課税世帯の方は事前申請すると無料。
申込方法
10月13日（水曜日）午前9時から電話で
申込み・問合せ先
西保健センター 06（6788）0085、ファクス06（6788）2916
問合せ先
健康づくり課 072（960）3802、ファクス072（960）3809
がん検診の内容
胃がん
対象
40歳以上の男女
検診場所
市内取扱医療機関
受診料
500円（年1回）
検査内容
胃部X線直接撮影
大腸がん
対象
40歳以上の男女
検診場所
市内取扱医療機関
受診料
800円（年1回）
検査内容
便潜血検査二日法
肺がん
対象
40歳以上の男女
検診場所
保健センター
受診料
無料（年1回）
検査内容
胸部X線検査と必要な方に喀痰細胞診
子宮がん
対象
4月1日現在、20歳以上の偶数年齢の女性
検診場所
市内取扱医療機関
受診料
800円（2年1回）
検査内容
子宮頸部細胞診と必要な方に体部細胞診（追加受診料500円）
乳がん（視触診）
対象
30歳以上の女性
検診場所
市内取扱医療機関
受診料
無料（年1回）
検査内容
視触診
乳がん（マンモグラフィー）
対象
4月1日現在、40歳以上の偶数年齢の女性
検診場所
市内取扱医療機関、保健センター
受診料
800円（2年1回）
検査内容
視触診とマンモグラフィー（乳房X線）
※市内取扱医療機関は、健康づくり課へお問合せください。
定期的に検診を受けるとともに、がんを防ぐための次の10か条を参考にして、健康な生活を送りましょう。
健康な生活のために
がんを防ぐための10か条
がんの原因の推計（1996年ハーバード大学発表）
- 食事30％
- 喫煙30％
- 運動不足5％
- 飲酒3％
- その他
日常生活の中に次のがんを防ぐための10か条を取り入れましょう。
- 偏りなくバランスのよい食事をしましょう。
- いろいろな野菜・果物を食べましょう。抗酸化作用がある食品（緑黄色野菜など）は、がんの予防効果があります。
- 塩分は1日10g未満にしましょう。また、熱いものは冷ましてから食べましょう。
- 黒こげの食品は食べないようにしましょう。
- アルコールは適度に楽しみましょう。
- 禁煙はもっとも重要ながん予防です。今からでも始めましょう。
- 適正体重を維持しましょう。
- 無理のない運動習慣を身につけましょう。
- ストレス解消で免疫力をアップし、がん細胞をやっつけましょう。
- がん検診を受けましょう。