特定健康診査・特定保健指導について
[2018年4月1日]
ID:742
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
平成20年4月から、「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき、各医療保険者が主体となり、「特定健康診査・特定保健指導」が始まりました。
これにより、東大阪市では国民健康保険の保険者として、40~74歳の東大阪市国民健康保険被保険者を対象に、「特定健康診査・特定保健指導」を実施しています。
東大阪市国民健康保険と後期高齢者医療に加入されている方は、年度に1回、無料で受診できます。
全国健康保険協会や国保組合、共済組合、企業健保の方は自己負担が必要な場合があります。各保険者にご確認ください。
あなたの健診をチェック
健診は年齢や加入している医療保険によって異なります。
特定健康診査は、「脳卒中」「心筋梗塞」「人工透析」にいたる恐ろしい生活習慣病(高血圧、糖尿病など)の早期発見・早期治療を目的としています。
心筋梗塞や脳卒中は、ある日突然おこると考えがちですが、血圧や血糖値などが少し高い状態が長期に続くことで、徐々に血管が傷んでおこります。しかし、発症するまで自覚症状はほとんどありません。血管の傷み具合を知るために、健診はとても大切です。ご自身の血管を傷める原因がないかどうかを知っていただく機会が特定健康診査です。
ご自身のからだの状態の変化を知るためにも、まずは健診を受けましょう。
<基本項目>
◎質問票 ◎医師の診察 ◎血圧測定 ◎尿検査…糖・蛋白
◎身体計測…腹囲・身長・体重・BMI
◎血液検査…血糖検査(空腹時血糖・HbA1c)
血中脂質検査(中性脂肪・LDLコレステロール・HDLコレステロール)
肝機能検査(GOT・GPT・γ-GTP)
腎機能検査(血清クレアチニン・eGFR・血清尿酸)
<詳細項目> ※今年度の健診結果(一部前年度の結果でも可能)から、医師が必要と判断した場合のみ実施するので、必ずしも全員が受けられるわけではありません
◎貧血検査 ◎心電図検査 ◎眼底検査
生活習慣病は、自覚症状がないまま静かに進行していきます。毎年、健診を受けることで、血管を痛めるような変化が起こっていないかを知ることができます。病気の発見のためだけでなく、予防のためにも年に一度は健診を受けるようにしましょう。
また、現在生活習慣病で通院中の方も受診できます。かかりつけのお医者様にご相談ください。
特定健康診査の結果、生活習慣病の危険性が高い方を対象に、医師・保健師・管理栄養士などのスタッフが、個人の健康状態や生活習慣に合わせたサポートを実施しています。リスクの高さにより「動機付け支援」「積極的支援」の2段階に分かれます。対象者へは「特定保健指導利用券」が市より送付されます。
生活習慣病を予防・改善するために、ぜひご利用ください。
Copyright © Higashiosaka City. All Rights Reserved.