市販薬の過量摂取(オーバードーズ、OD)について

市販薬の過量摂取(オーバードーズ、OD)とは?
薬局やドラッグストアで購入できる風邪薬や咳止めなどの市販薬を大量・頻回に服用することです。
医薬品は、安全に効果を発揮するために、用法・用量が決められています。
この用法・用量を守らずに市販薬を過量摂取すると、健康被害が起こったり、依存症となってやめられなくなったりする場合があります。
最悪の場合は心停止等で亡くなってしまうこともあり社会問題となっています。

オーバードーズの背景
10代から20代の若い世代を中心に、市販薬の過量服用による健康被害が社会問題となっています。
この背景には、SNSに発信する事で得られる「いいね」により、承認欲求を満たし、自分の存在価値を見いだすためなど、家庭や学校などで感じている「つらい気持ち」を和らげるために、市販薬が過量摂取されている場合があります。
若い世代が単に興味本位でオーバードーズをしているわけではなく、オーバードーズの裏には深刻な問題が潜んでいる可能性があります。

一人で抱え込まずご相談ください。
市販薬の過剰摂取がやめられない方は一人で抱え込まずご相談ください。
また、ご家族の方も相談を受け付けていますので、家庭内だけで抱え込まず相談ください。
相談窓口については次のページをご覧ください。