東大阪市動物指導センターのZEB Readyの認証取得

地球温暖化対策の取り組みとして、建築物のZEB化を進めておりますが、東大阪市動物指導センターの改修工事の設計において、2024(令和6)年1月22日に本市の公共施設で初めて、建築物省エネルギー性能表示制度、通称「BELS(ベルス)」において、最高ランク(5つ星)を獲得し、ZEB Ready(ゼブ レディ)の認証を取得しました。公共施設の既存建築物でのZEB化は大阪府内の公共施設では先行的な事例です。

高効率空調設備やLED照明への更新等と太陽光発電設備の導入で、一次エネルギーの年間消費量は従来に比べて、63％の削減となります。

Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼びます。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。

建物の中では人が活動しているため、エネルギー消費量を完全にゼロにすることはできませんが、省エネによって使うエネルギーをへらし、創エネによって使う分のエネルギーをつくることで、エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにすることができます。

出典：環境省ウェブサイト（別ウインドウで開く）

ZEBは、ゼロエネルギーの達成状況などに応じて、4段階に分類されます。

出典：環境省ウェブサイト（別ウインドウで開く）

建物の関係者には、オーナー、働く人、訪れる人など、さまざまな立場の人がいます。その立場によって得られるメリットは異なるものの全ての人々に対して大きく4つのメリットが存在しています。

①光熱費の削減、②快適性・生産性の向上、③不動産価値の向上、④事業継続性の向上

出典：環境省ウェブサイト（別ウインドウで開く）

ZEBについてもっと詳しく知りたい方は、環境省のウェブサイトをご覧ください。（別ウインドウで開く）