市政だより 令和4年8月1日号 5面(テキスト版)
大地震に備えて
耐震改修に最大100万円補助
※昭和56年以前に建てられた木造住宅対象。
市では、大地震に備えて耐震性が不充分な建築物の耐震改修を進めていくため、耐震診断・改修に対する補助や耐震診断員の派遣などを行っています。対象はいずれも昭和56年5月31日以前に市内に建てられた木造住宅です。
なお、補助申請には一定の要件を満たす必要があります。また、全ての補助制度は、工事の着手前に申請が必要ですので、必ず事前にお問合せください。
詳しくは市ウェブサイトをご覧ください。
耐震診断で住まいの安全を確かめよう
木造住宅耐震診断員派遣制度
市から専門家を派遣して耐震診断を行います。また、同時に耐震補強のアドバイスも行っています。
- 派遣対象建築物
- 木造の戸建て、長屋または共同住宅
耐震診断補助制度
耐震診断の費用の一部を補助します。詳しくはお問合せください。
耐震設計・改修で
安全安心な住まいを
耐震改修設計補助・改修補助
耐震改修設計費用や耐震改修工事費用の一部を補助します(設計・改修補助あわせて最大100万円)。
※リフォームなどは除く。
- 補助対象建築物
- 地上2階建て以下の木造の戸建て、長屋、共同または兼用住宅
- 補助限度額
-
- 設計=耐震改修設計費用(耐震診断および工事監理費用を除く)の7割(上限10万円)
- 工事=耐震改修工事費用と40万円(低所得者、高齢者、市内事業者には加算あり)を比較して低い額
- 工事監理=工事監理費用と10万円を比較して低い額
- ※自ら居住する所有者に適応する補助メニューです。自ら居住しない場合は、別の補助制度があります。
その他対震補助制度
耐震ベッド・シェルターなど設置工事補助
耐震ベッドおよびシェルターなど設置工事の設置費用の一部を補助します。
- 補助対象建築物
- 地上2階建て以下の木造の戸建て、長屋、共同または兼用住宅
- 補助限度額
-
- 耐震ベッド設置工事費用の2分の1(最大30万円)
- 耐震シェルターなど設置工事費用と40万円(低所得者、高齢者には加算あり)を比較して低い額
解体(除却)工事補助
耐震性が不足する木造住宅について、除却工事をする場合に費用の一部を補助します。
- 補助対象建築物
- 地上3階建て以下の木造の戸建て、長屋、共同または兼用住宅
- 補助対象者
-
- 個人所有者
- 世帯の月額所得が21万4000円以下
- 資産が1000万円以下
- 補助限度額
-
- 戸建て住宅=除去工事に要する費用と40万円を比較して低い額
- 長屋・共同住宅=除去工事に要する費用と100万円を比較して低い額
- ☆いずれも1㎡当たり7000円以内
利用できます
代理受領制度
代理受領制度とは、申請者が「申請者が支払う費用の全額」から「受領する補助金額」をあらかじめ差し引いた額を事業者へ支払うことで、申請者の負担を軽減する制度です。利用を希望する場合は事業者へお問合せください。
気軽に参加を
耐震診断セミナー
- とき
- 9月3日(土曜日)10時~12時
- ところ
- 市役所本庁舎22階会議室
- 定員
- 50人(申込先着順)
- 内容
- 地域の防災対策、耐震診断セミナー、住まいのバリアフリー対策、個別相談会など
- 申込方法・申込み先など
- 電話で
- 申込方法・申込み先など 問合せ先
- 建築安全課 06(4309)3245、ファクス 06(4309)3829
平和を願って
21世紀を「人権の世紀」に
私たちは20世紀に2度にわたる世界大戦を経験しました。戦争では多くの尊い命が犠牲となり、悲劇と破壊をもたらしました。そして、これらの反省から世界的な平和と人権の尊厳を求める機運が高まり、再びあの悲劇を繰り返してはならないと、私たちは戦争の放棄と平和への願いを込めた「日本国憲法」を制定し、恒久平和の確立をめざしています。
しかし、世界では、ロシアによるウクライナ侵攻をはじめ、テロや地域紛争などが今も絶えません。また、核実験や核兵器開発においても、平和とはかけ離れた厳しい状況にあります。「平和」とは、人間が人間らしく生きるための基本であり、安全で安心して暮らせることが私たちの願いです。
平和祈念の黙とうを
広島と長崎では、原爆投下の日に原爆死没者へ哀悼の意を表し、世界の恒久平和を願って、被爆77年目の慰霊と平和祈念の式典が行われます。また、8月15日の「戦没者を追悼し平和を祈念する日」には、日本武道館で全国戦没者追悼式が開かれます。亡くなられた方に哀悼の意を表し、再びこのような惨事が起こらないことを祈り、次の日時に1分間の黙とうを捧げましょう。
- とき
- 8月6日(土曜日)8時15分、9日(火曜日)11時2分、15日(月曜日)12時
人権啓発資料(ビデオ・DVD)の貸出し
市では、人権問題や平和に関する啓発資料(ビデオ・DVD)の貸出しを行っています。
- おすすめアニメ
- 「しんちゃんのさんりんしゃ」「ながさきの子うま」「かんからさんしん」
- ※内容は市ウェブサイトをご覧ください。
- 問合せ先
- 人権啓発課 06(4309)3156、ファクス 06(4309)3823
東大阪市 平和都市宣言
平和は、人間として生きるための基本であり、全世界共通の願いです。
私たちの生活も、本市のまちづくりの理念である「人権尊重に根ざした市民都市の創造」の実現も真の恒久平和なくしては望めません。
このため、私たちは平和の重要性とこれを脅かす核兵器の廃絶を全世界に訴えるとともに、本市が非核「平和都市」であることをここに宣言します。
1985年11月1日
平和の灯・平和の女神像
「平和の灯」は、平成5年に平和なまちづくりのシンボルとして広島、長崎の灯火からの分火を受け、「平和の女神像」とともに市民会館前に設置し、核兵器の廃絶と世界の恒久平和を訴えてきました。平成27年9月に、市役所本庁舎北側の春宮公園内へ移設されました。