ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

東大阪市

あしあと

    子ども市政だより第33号 2・3面

    • [公開日:2021年7月21日]
    • [更新日:2021年7月21日]
    • ID:30937

    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

    避難所にも「新しい生活様式」を
    コロナ禍での避難方法を学ぼう

    新型コロナウイルスが収まらないなかでも、自然災害はいつ発生するのかわかりません。コロナ禍での避難方法を学び、自然災害から命を守りましょう。

    自然災害が発生して避難しなければならないときに、小学校などの避難所へ避難することを想像する人は多いと思います。しかし、新型コロナウイルス感染症が収まっていない現在の状況では、避難所に多くの人が集まると、新型コロナウイルスに感染する可能性が高まります。そのため、災害が起きて避難するときの行動にも「新しい生活様式」を取り入れる必要があります。

    市では、新型コロナウイルスの感染を拡大させないために、新たな避難方法を市民のみなさんにお願いしています。

    避難所以外への避難を

    避難所に多くの人が集まり、密になるのを少しでも避けるため、次のように避難所以外への避難(分散避難)をおうちの人といっしょに考えておきましょう。ただし、それらの場所への避難が難しい場合は、ためらわずに避難所に避難してください。

    分散避難

    自宅で過ごす(在宅避難)

    あらかじめハザードマップで、自分が住んでいる地域を確認し、自宅が押し流されたり、水没したりするおそれがなく、建物の安全が確保できる場合は、自宅で過ごす在宅避難を考えましょう。

    このようなときに備えて、普段から水や食料などを蓄えておきましょう。

    親戚・知人の家へ避難

    頼れる近くの親戚や知人の家が安全な場合は、災害時に避難できるように、あらかじめ避難先としてお願いしておきましょう。

    車に泊まる

    車の駐車場所が安全な場所であれば、少しの間、車の中で過ごすのも一つの方法です。車に泊まる場合は、こまめに運動や換気などを心がけましょう。

    分散避難が難しいときはためらわずに避難所へ!

    避難所に避難するときのお願い

    • 大きな声で話さないようにしよう
    • マスクを着けよう
    • 手洗い・消毒をしよう

    ハザードマップって何?

    “ハザード”とは英語で“危険”という意味で、ハザードマップとは危険な場所を示した地図のことです。大雨が降ったときにどれくらい水に浸かってしまうのかや土砂災害が発生する危険のある場所などを地図上に表示しています。

    災害が起きたときに備えて、自分が住んでいる地域や普段よく遊びに行く公園などもあわせて確認しておきましょう。また、川の近くなどで遊んでいるときに突然大雨が降ってきたらどうすればよいかなど、おうちの人といっしょに考えておきましょう。

    ハザードマップをチェックしよう

    ちょっと豆知識
    みなさんの遊び場も災害時に活用されています

    大雨などで川の水が急に増えたとき、その一部を「遊水地」に貯めて川の水の量を少なくする方法があります。花園中央公園の多目的遊水地は、普段は遊べる場になっていますが、災害時には川の水を流し、洪水が起こらないようにこの「遊水地」として活用されています。

    おうちの人といっしょに
    非常持出品を準備しよう!

    避難所での生活に最低限必要なものをリュックなどに詰めて、いつでも持ち出せるように準備しておきましょう。これまでの持出品に加えて、マスクやアルコール消毒液など新型コロナ対策グッズも入れておいてください。

    非常持出品(一例)
    • 食料品
    • 飲料水
    • マスク
    • アルコール消毒液
    • 体温計
    • 固形石けん
    • 上履き
    • 携帯ラジオ
    • 懐中電灯
    • 乾電池
    • モバイルバッテリー
    • 衣類
    • 現金(小銭は多めに)
    • タオル
    • カイロ
    • 眼鏡
    • 生理用品  など

    ※非常時に必要なものは一人ひとり違います。自分や家族が必要とするものをそろえておきましょう。

    みなさんが小学校で学習している「夢TRY科」でも、防災について学ぶ機会があります。授業で出てきたら、この「すくらむ」のことを思い出しながら学習してくださいね。

    避難情報が変わりました
    避難指示で全員避難!

    5月20日から、災害時に避難を呼びかける避難情報の内容が変更されました。災害の危険度を表す警戒レベル1~5の内容は次のとおりです。

    警戒レベル1
    状況
    今後、気象状況悪化のおそれ
    とるべき行動
    最新の気象情報に注意
    避難情報など
    早期注意情報(気象庁が発表)
    警戒レベル2
    状況
    気象状況の悪化
    とるべき行動
    避難場所や避難経路などの確認
    避難情報など
    大雨・洪水注意報など(気象庁が発表)
    警戒レベル3
    状況
    災害のおそれあり
    とるべき行動
    危険な場所から高齢者などは避難
    避難情報など
    高齢者等避難(市が発令)
    警戒レベル4
    状況
    災害のおそれが高い
    とるべき行動
    危険な場所から全員避難
    避難情報など
    避難指示(市が発令)
    警戒レベル4までに必ず全員避難

    警戒レベル5
    状況
    災害発生または切迫
    とるべき行動
    命の危険!直ちに安全確保
    避難情報など
    緊急安全確保(市が発令)

    警戒レベル5は、すでに安全な避難ができず命が危険な状況です。警戒レベル5「緊急安全確保」の発令を待ってはいけません。これからは、警戒レベル4「避難指示」で危険な場所から全員避難しましょう。

    避難情報を収集しよう

    避難情報は、屋外スピーカーや緊急速報メール、市ウェブサイト、広報車、おおさか防災情報メールなどでお知らせします。避難情報が発令されたときは、慌てず落ち着いて行動しましょう。

    防災対策の情報などを市ウェブサイトに載せているよ

    いざというときに備えて
    市の職員が避難所で訓練を実施

    災害が発生したときに、市民のみなさんが一時的に避難する場所として、小学校などを避難所と決めています。実際に避難が必要になったとき、避難所を開けに行くのが市の職員です。

    市では、いざというときに避難所をスムーズに開けるよう、職員に対して訓練を行いました。

    避難所では、新型コロナウイルスの感染が広まらないよう、避難者の体調の確認をするなど、感染防止のための対策をより徹底しています。

    みなさんも、避難所に避難することになった場合は、市の職員の指示に従いましょう。

    市からのお願い

    災害から身を守るためには、災害が起きたときにどうするかを日頃から考えておくことが大切です。感染症対策のため、避難するときは避難所に行くだけでなく、自宅で避難したり、親戚や友達の家に避難したりする「分散避難」についても話しあってみてくださいね。

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

    お問い合わせフォーム