子ども市政だより第33号 1面
自然災害から命を守ろう!
私たちが住む日本は、地形や国の位置などの条件から、地震や台風、大雨などの自然災害が起こりやすい国の一つです。
みなさんは、「線状降水帯」という言葉を聞いたことがありますか。これは、次々と発生した雨雲(積乱雲)が列になり、数時間にわたってほぼ同じ場所にとどまって、非常に激しい雨を降らせるものです。最近も、この線状降水帯による豪雨で、鳥取県や島根県において被害が発生しました。また、雨が多く降ると土砂災害の危険性が高まってきます。静岡県熱海市で土石流が発生しましたが、過去には東大阪市でも、豪雨や台風によって、土砂災害や道路が水に浸かる被害を受けたことがあります。自然災害は決して他人事ではありません。
自然災害はいつ発生するのかわかりません。しかし、災害が発生したときに備えて、準備をしたり、避難方法を学んだりしておくことで被害を抑えることはできます。
コロナ対策もプラス
コロナ禍での防災
みなさんも知っているとおり、今はまだ新型コロナウイルス感染症が収まっていません。このような状況では、災害が起きて避難するときの行動にも「新しい生活様式」を取り入れる必要があります。今回の「すくらむ」では、コロナ禍での避難方法を紹介します。
正しい知識を身につけ、自然災害から自分や大切な人の命を守りましょう。
おさらいしよう!新しい生活様式
“新しい生活様式”とは、「マスクを着ける」や「手を洗う」、「人との間隔を空ける」、「密集・密接・密閉」の3密を避けるなど、新型コロナウイルス感染防止のための行動を取り入れた日常生活のことです。
この機会に、もう一度自分の生活を見直して、実践できているか確認してみましょう。