新しい生活様式における熱中症予防
新しい生活様式における熱中症予防について
これから気温が高くなり、熱中症に気をつける季節がやってきます。体が暑さに慣れていないことは、熱中症の危険度を高めます。夏季だけでなくその前から体を暑さに慣れさせることが大切です。
そんな中、ソーシャルディスタンス、マスク着用、手洗い、3密(密集・密接・密閉)を避ける等の新しい生活様式になり、熱中症対策もしっかりと考えていかなくてはなりません。

新しい生活様式における熱中症予防のポイントは以下のとおりです。
1.適宜マスクをはずしましょう
・気温・湿度の高い中でのマスクの着用は熱中症のリスクが高くなるため注意しましょう。
・屋外で人と十分な距離(2m以上)が確保できる場合は、適宜マスクをはずしましょう。
・マスク着用時は、負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人との距離を十分にとったうえで、適宜マスクをはずして休憩しましょう。
2.エアコンの使用について
・感染予防のため、室内での換気扇や窓開放によって換気を確保している方々も、エアコンの温度設定をこまめに調節したり、扇風機の活用をしながら暑さから身を守りましょう。
3.涼しい場所へ移動しましょう
・少しでも体調に異変を感じたら、速やかに涼しい場所に移動しましょう。
・人数制限により屋内の店舗等にすぐに入ることができない場合は、屋外でも日陰や風通しの良い場所に移動しましょう。4.日ごろから健康管理をしましょう

熱中症の症状に注意して対応してください!


特に高齢者と子どもは注意が必要です!
※高齢者の場合
・加齢により、汗をかきにくくなるなど体温調節機能が低下します。このため、暑さを感じにくく自覚症状が出にくくなります。
・加齢により、体内の水分量が少なくなることから、のどの渇きを感じにくくなるため水分摂取量が低下します。
・体力が低下している方や持病を持っている方は抵抗力が弱くなります。
注意点
・のどが渇かなくても、こまめに水分補給をしましょう
・部屋の温度、湿度をこまめに測り、扇風機やエアコンを使って温度調節をしましょう

※子どもの場合
・子どもは汗腺をはじめとした体温調節機能がまだ十分に発達していないために、熱中症のリスクが高くなります。
・晴れた日には、地面が近いほど気温が高くなるため、幼児は、大人以上に暑い環境にいます。
注意点
・エアコンがかかっていても熱中症のリスクがあります。体調等、大人が気にして見てあげましょう。
・子どもが十分に水分補給できているか、適度に休憩できているかなど、大人は注意して見守るようにしましょう。

新しい生活様式に変わっても、人情の町東大阪は変わりません!周囲で体調が悪そうな方がいれば、積極的な声掛けをして助け合い、支えあってこの危機を乗り越えていきましょう!
